詩* 踊る人々
踊るはずが
踊らされている
自分の意志ではなく
誰かの企みの中で
キラキラする街
ソワソワする音楽
行き交う人は
みんな笑顔で
素直に楽しめばいいと
誰もが言うけれど
天にも神にも先祖にも
畏怖のない祭のよう
信じるものの正体を
知らないままで踊る人々
キラキラと溶け出して
ヒラヒラと風に吹かれて
楽しさの向こうに見える
ハーメルンの笛吹き男
誰かが気づきますように
早く気づきますように
私の声は届かない
私はひとり祈るだけ
踊るはずが
踊らされている
自分の意志ではなく
誰かの企みの中で
キラキラする街
ソワソワする音楽
行き交う人は
みんな笑顔で
素直に楽しめばいいと
誰もが言うけれど
天にも神にも先祖にも
畏怖のない祭のよう
信じるものの正体を
知らないままで踊る人々
キラキラと溶け出して
ヒラヒラと風に吹かれて
楽しさの向こうに見える
ハーメルンの笛吹き男
誰かが気づきますように
早く気づきますように
私の声は届かない
私はひとり祈るだけ