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「人生は無意味だ。なぜなら意味をつけるのはあなただからだ」──真偽の壁を超えたエイリアンインタビューの哲学性【前篇】

【前篇】


はじめに

──その内容に見る荒唐無稽な意識のベクトルは、そのまま裏返せば、人類の無限で自由なはずの意識が、いかにテニスボールほどにも抑圧されてきたかということに気づかされる。
そして、代わりにそこにぽっかりと空いた空間に、極度に貧相な代替品をあてがわれたかのような・・。

その内容が、フィクションであろうがノンフィクションであろうが、むしろあまり重要なことではない。
なんであれ真実、または真実を含む事象は、人の心に刺さって抜けないからだ。

ここにある内容は僕たちの意識を拡大する意味において稀有のものだ、と僕は思う。
もっとも「稀有」の指す意味が、この僕たち人類においてではなく、地上人間社会を時空軸において俯瞰することのできる存在(ET)による知見であるとすれば、特に驚くには値しないだろう。

当時大きな話題を呼んだ『エイリアンインタビュー』は、事件後60年も経っての2008年の出版(日本では2015年)。比較的最近の出版とはいえ、決して新しいものではないのでご存じの方も多いだろう。

元になった事件は77年も昔のこと。
ユーフォロジー分野では古典の代表格である。
この本は事件の後日談ともいえるもの。
僕自身6、7年前にその概略は知ってはいたものの、ご多分に漏れず、生き残ったETという表向きセンセーショナルなトピックの陰に隠れて、正直そこにある深刻な内容は看過してきた。
「墜落UFO」や「生きたエイリアン」といった、あまりにもキャッチーなというか、動画のネタにできそうな題材だから、「またキワモノか」くらいに踏んでいたわけだ。

当然YouTubeにそうした向きを対象にした作品が多数挙がった。
このnoteを調べてもこのテーマは比較的人気があるようだ。

しかし、そこには意外な深い内容があった。
さまざまなご意見・主張があって当然と思うが、なかに、「信じられない内容だったが、どこかふと頷けてしまう自分がいた」的な感想も少なからずある。僕はそれは正直なものだと思うし、それがこの”作品”の底の深さ故のものだとも思う。


年々UFO目撃情報は増えている。
そればかりか、実はおびただしい数のUFO墜落事故が世界各地で発生、同時に隠蔽されているという情報もある。

これを受けてか、昨年、米国防総省(DoD)はUFO(UAP)に関する目撃情報を一般公開するホームページを立ち上げた。

しかし、それに先立つ2019年のアメリカ宇宙軍の登場は、残念ながら善意の宇宙船(UFO)を太陽系から追撃する目的で創設されたらしい。
それは、(当然核廃絶・平和を前提とするため)アメリカを支える(牛耳る)軍産複合体にとってだけでなく、古い社会のパラダイムを覆すことになる脅威であるから、むしろその意味では自然なことだろう。そうした動きの導火線になった出来事が「ロズウェル事件」であった。

これは単なる古臭いUFO墜落事故ではない。
それを機に世界は大きく変わった。
ロズウェル事件を皮切りに、以来、米国は異星のテクノロジーを懸命に導入してきた。皮肉なことにそれは、とりわけ軍事力の進展に大きく寄与したわけである。
それは、世界がさらにこれまでの予想をはるかに超えた変動を迎えることを予想させる。そして、そのことこそが、この事件が「トップシークレット」扱いになった所以である。

しかし、そこには同時に光明もあった。
ロズウェル事件で生き残ったエイリアンは、おそらく人類がこれまでに耳にしたことのないような地球史と、驚嘆すべき精神哲学・科学(というべきか)を語ってくれていたからだ。


🛸神話の誕生

多くの伝説や神話がある。

ヴェーダにせよ、旧約にせよ、ギリシャ神話にせよ、千夜一夜物語にせよ、マヤ神話にせよ、ナバホにせよ、古事記にせよ、浦島伝説にせよ、世界中に散らばるそれら文献や口承は、どれも今日からすれば「荒唐無稽」である。
現代人にとってみれば「想像力にもほどがある」、と思考停止に陥るようなものも少なくない。

もちろん、編年や地政学や、文化人類学的な変遷、また時の支配者による歪曲・捏造・プロパガンダはあったにせよ、そこには一様に異形な姿の存在、人間離れしたパワー(フォース)を持ったものの存在がほの見える。

どうやらそこには、人間ならざるもの、異星人の介入抜きに語れないナラティブの数々がひしめいているようだ。

オーパーツの解釈同様、それが地球上で刻まれた”不都合な真実”であった場合、研究者や学者らはそれを”都合のいい真実”としてゆがめる。

言ってみれば、それを「神話」や「おとぎ話」と称しているだけのことではないか。

『エイリアンインタビュー』は、ロズウェルの神話といってもよい、と僕は思う。
もちろんその書簡の真偽を巡る論議や、内容的に賛否両論はあるのは承知だが、それはひとまず置いて、ここでは、特にエアルと呼ばれた異星人はいったい何をどのように考えていたのか? という角度に重点を置いてこのインタビュー内容を掘り下げてみたいと思う。

なぜなら、神話は真偽の壁を超えるからである。

◇ロズウェル事件概略◇

米国防総省(ペンタゴン)の全領域異常対策室(AARO)は先日、「1945年以降のUFO目撃情報は全てありふれた物体や現象の誤認である」との64ページにわたる報告書を発表した。
AAROが議会の命令に基づいて、1945年以降の政府調査などの機密と非機密の両方の文書を検証し、関係者から話を聞いたもの。結論として「UAP(UFOを含む未確認異常現象)の目撃が地球外テクノロジーの存在を示す証拠はない」としている。

出典:東スポWEB 2024年3月11日

東スポですが、(記事は)本モノです😄
ただし、声明の中身はデタラメです🤣

ここにきて、こうまで白々しいのは、相当に追い詰められている状況を逆に露呈しているから面白い(まるでバイデンさんが書いたような文面ではないか?)。
文中「1945年以降~」という記載に注意されたい。
まるで、無理くり「ロズウェル事件」(’47年)を絡めた物言いである。
それはまた、これよりさらに二年前にやはり同じニューメキシコ州で起きたという「サンアントニオUFO墜落事故」まで射程範囲に入っている。
この事件はちょうど’45年に同州サンアントニオのトリニティ(核)実験場近くで起きたとされている。

あまりお詳しくない方に、まず物語の発端となったロズウェル事件の概略を記しておこう。
言うまでもなく、UFOマニアでなくてもあまりにも世界的に有名な「UFO墜落(偽装?)事件」だ。
だが、その事件が今日の文明に及ぼした驚嘆すべき異星のテクノロジーと、それを生み出した存在の精神性を知る者は少ない。

ロズウェルの墜落円盤=当時

今から70年前の1947年7月、米国ニューメキシコ州ロズウェル近くの農場にUFOが墜落した。米国政府は「空飛ぶ円盤」を回収したと発表し、メディアの過熱報道を引き起こした。しかしその日の午後、現場を調査した米軍の少佐の発言は一転し、墜落したのは気象観測気球であり、その断片を回収したと述べた。事件の真相はその時以来、米国政府によって隠蔽されてしまった。しかし実は、墜落したUFOには死亡した2人の乗組員の他に、1人だけ無傷の宇宙人がおり、米軍に保護されていたのである。

『エイリアンインタビュー』第6章 私の教育が始まる より

ロズウェル事件(ロズウェルじけん、Roswell Incident)は、1947年7月アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが米軍によって回収されたとして有名になった事件。ロズウェルUFO事件(Roswell UFO Incident)とも呼ばれる。なお、付近といってもロズウェルからは70マイル離れていたが、ロズウェル陸軍飛行場(のちの ウォーカー空軍基地、1967年に閉鎖)が深く関わったため、ロズウェル事件と呼ばれる。世界で最も有名なUFO事件といわれている。

ウィキペディアより抜粋

今年も7月5日から7日まで開催される「ロズウェルUFOフェスティバル」。
なんだか、例のごとくパロディー化することでその地はすっかりコミカルな”ディズニーランド”となった感がある。しかし、事件当夜は米軍あげての物々しい厳戒態勢がひかれ、さまざまな分野から錚々たるお歴々がこの地に集結したのである。

ただ事ではなかったのだ。

◇エイリアン・エアルの来歴◇

墜落UFOの周囲には、2体のエイリアンの死体があったが、それとは別にもう一体は生存していた。
その生命体がこのインタビューに応じた「エアル」という異星人である。

彼女〔1〕と唯一テレパシーを通して交信できたのが、米陸空軍看護師のマチルダ・オードネル・マックエルロイ(写真)だった。
そのマチルダが陸軍航空隊婦人部隊医療隊曹長を退役後、没収されずに持っていたこの情報文書をローレンス・R・スペンサー氏に託した。それは事件から60年も経った晩年のことである。死を目前にしたマチルダが、当然口外を禁じられていた当時のインタビュー内容の手稿を作家のローレンス・R・スペンサーに郵送したところがこの”物語”の発端である。

スペンサー氏は手稿を受け取った翌年の2008年にその内容を『エイリアンインタビュー』として出版し、初めて世に知らしめたわけだが、彼は同著の冒頭で「この本の内容はフィクションです」と謳い、また手稿のすべてを焼却したと記している。
このことから、同著を「フィクション」として鵜呑みにされる方もいるが、もし僕がスペンサー氏の立場であれば同じことをするだろう。
少し考えればお判りのように、この場合、自らを「SF・ファンタジー作家」とし、草稿を燃やして灰にすることが、個人の生命を保障し、また世間とのスタンスを維持するぎりぎりのラインだからである(表向きは)。
と同時に、実際はマチルダの手稿はおそらくどこかに温存されていることだろう。なぜなら、僕もそうするだろうからである。

エアルは自らを「ドールボディ人形の体」と称している。
身長は120㎝くらいで小学5年生程度。灰色がかった茶色の皮膚、大きな黒い目。そして手足には3本の指。
非常に華奢な体形でアタマだけが異様に大きい。
そう、典型的ないわゆるグレイタイプのエイリアンだ。

エアルは自らの母星を明らかにしていないが、このグレイタイプのエイリアンは、後の有名なヒル夫妻のエイリアン誘拐事件でおなじみになった。
このことから、エアルの種族はヒル夫妻事件の際に検証したようにレチクル座ゼータ星(星座)がそれだという説もある。
その後もホイットリー・ストリーバーの『コミュニオン』などの作品や、映画などでも多く登場したことから、エイリアンといえばこのグレイを指すほどまでになったことはご存じの通りだ。

また、わが国で著名なUFO研究家・並木伸一郎さんは、このタイプの宇宙人と日本との関連性に触れる面白い見解を述べている。

僕の知る範囲では、グレイエイリアンは、善良でもなく邪悪でもなく、むしろ無機質的で人間を単なる動物のように見ている。同じグレイでもいくつかの種族があり、一概に見分けがつかない。エリア51で科学者に交じって働くなど割合「使われる側」(あるいはエアルのような人形?)としてのイメージが強い。闇側の手先になったこともあるが、今では光側についている。

という程度で、それがエアルたちを指すのか否かは不明だが、「無機質的」というのは、当然人間のような有機的生命体でないわけだから、なるほど合点がいく。つまり、本体ではなく、文字通り「魂の器」であり、アバターであるわけだ。

いくつかのET種族が宇宙空間での移動の際に自らを危険にさらさないための分身がこの形態(人形=グレイタイプ)になるのかもしれない。飛行機やヘリの形状が一定であるように、それは宇宙工学的(?)に集約された人体のプロトタイプなのかも。

ただし人形とはいえ、これ

とは、また別のものらしい。

彼女らは「ドメイン」と言われる膨大な銀河系をまたいだ文明を組織しており、エアルはその一員の遠征軍の士官であり、パイロットであり、エンジニアでもあった。
ドメインは、物理宇宙全体の約 4 分の 1 に相当する宇宙領域全体にわたって、膨大な数の銀河、星、惑星、月、小惑星を管理しているという。

片や闇側の連合体として「旧帝国オールドエンパイア」という存在が挙げられている。
スターウォーズでいうところの「帝国軍」と「反乱同盟軍」のスペースオペラと酷似しているが、銀河系内での光と闇の抗争はむしろ僕たちの潜在意識下に刻み込まれた記憶であり、それは今日比較的知られている「銀河連合(光の勢力)」vs.「闇の勢力(地上での呼称はカバール、DS=ディープステート、ハザール、ハザリアンマフィアなど)」でも同様だ。
また、後者はヨーロッパの一部皇族、ローマカトリック、イタリアの「黒い貴族」、イルミナティ、イエズス会などの権力構造の傘下にある。

(付言すれば、こうした「光対闇」という命題は、そのまま(西欧的な)二元論的=観念的=世界観だと捉えがちだが、僕は単にそれ(分裂)以前から今日まで続く実際の抗争=銀河戦争=であると思う)

〔1〕彼女=エアルには生物学的な性別がなかったが、マチルダは交信時に受けた感覚からそう呼ぶことにしたという。

「旧帝国」は、おおぐま座(北斗七星)の尾の星(アルコル、アリオス、アルカイド・・)の一つの近くに本拠地を置いたという

🛸「個人の不滅」神話

──エアルの思想・宗教観

「東洋哲学だな」

この『エイリアンインタビュー』をあらためて”ちゃんと”読み返してみて驚いたのはそのことだった。
宇宙人がどうのこうのという前提はすっ飛んでしまった。

なぜ、宇宙において「東洋哲学」か?
という問題。

僕が「これは捨て置けない」と思ったのは実はそれが引き金になったからである。

東洋哲学──ちょうど半世紀前に「老子」と出会い(当然本人ではなく書籍『道徳経』)、爾来僕の考え方の根幹になっているわけで、エアルが語るには、その老子こそ、釈迦と並びこの地球を抜け出しアセンションした稀有の人物と来たからには、まあ「捨て置けない」ではないか?

老子=孔子がこの人物と相まみえたのち弟子に「我、竜を見たり」と語った(史記)=Wikipedia

スペンサー氏自身も、この著の根幹について「すべての不滅の霊的存在に捧ぐ」と「 献辞」で記している。
そこが、本著が単なるエキゾチックな好奇心を煽るだけのものや、「参考資料」として脇に置いておくような多くのUFO関連の書物と、袂を分かつ点である。

◇生命体の本質「IS‐BE」という概念◇

エアルは多くの星の言語を理解できたが、地球惑星においてはサンスクリット語しか理解しなかった。英語という言語は初見だったらしく、マチルダの質問に対しても、「ウ~、ハ~」程度の答えしかなかった。そこでマチルダは古典的な英語の教本を声に出して読み聞かせたり、この惑星の様々な古典文学を彼女に与えた。エアルは(寝ることをしないので)それらを夜通し読み通して、瞬く間に理解へつなげたという。
興味深いのは、エアルが好んだのは『不思議の国のアリス』『ドン・キホーテ』『千夜一夜物語』『ハックルベリーフィンの冒険』『ピーター・パンの物語』『ガリバー旅行記』などだった。エアルに言わせれば、それらは「優れた技術や力よりも優れた精神と想像力を持つことが大事であることを示している」からだという。

こうして、今度はエアルが師でマチルダが生徒というように立場が変わった。
これから述べることはマチルダという一士官個人の意見ではなく、ドメイン文明を代表してのそれである。

私は個人的に、すべての感覚を持つ存在たちは不死の霊的存在であるという信念を持っている。これには人間も含まれている。また私は正確性と単純さのために、話の中に自分の造語を用いる。それが「IS-BE」(is be)だ。なぜなら不死の存在の第一の性質とは、彼らが時間の無い「is(存在する)」という状態の中で生き、彼らの存在の唯一の理由は彼らが「be(そうなる)」ということを決めるからである。 社会の中で、彼らの立場がいかに低いものであろうと、すべてのIS-BEは、私自身が他人から受けたいと思う敬意と待遇に値する。地球にいる1人1人の人間は、彼らがこの事実に気づいていようといまいと、IS-BEであり続ける。

第6章 私の教育が始まる より

これは革新的な、そしておそらく人類がもうすぐたどり着くだろう真理だと思う。
「宇宙」というとき、僕たちは自分(ここ)という座標軸を決め、そこから眺めていたようなもの。しかし、宇宙は客体ではなく、自分=宇宙である。

空間の広がりや、時間の流れをどうして僕たちは知ることができるのか?
「自己」というものがそれらと同じく動いていては絶対に分からないのではないか?
自己がその外(絶対界)にいて、初めてそれを分かる(認識できる)のではないですか?

このIS‐BEという概念は、なぜか「I AM=私はその人である(I AM運動)」の精神を連想させる。このことは、僕たち人間存在こそが、宇宙の造化を司り、その意志によって何になるのかを決めている、という(現代人から見れば)破天荒な宇宙論につながる。
「引き寄せの法則」どころか、それは「創造の法則」である。

しかし、このくらいで驚くにはまだ早い。

◇自己が宇宙(幻想)を創造し続けている◇

『私が利便性のために、IS-BE(is-be)と表現している「不死の霊的生命」である意識的存在たちは、すべての幻想の源でもあり、創造者たちである。つまり、その原初の完全なる自由の中にあって、何の拘束もされていない状態においては、1人1人が個人的にも集合的にも「全知全能の存在」なのである。 IS-BE(is-be)たちは、ある場所をイメージすることによって空間を創造する。つまり彼ら自身とイメージされた場所との間に介在する距離が、我々が空間と呼ぶものである。
またIS-BE(is-be)たちは、他のIS-BEたちによって創造された空間と物体を知覚・認識することができる。 また全てのIS-BE(is-be)たちは、物質的な宇宙世界の存在ではない。 なぜなら彼らは、エネルギーと幻想の源だからである。IS-BEたちは空間、あるいは時間の中に位置してはいないが、空間を創造し、空間の中に粒子を置き、エネルギーを創造し、粒子をさまざまな形状に形成し、形状の運動を引き起こし、形状に命を吹き込むことができる。そしてIS-BE(is-be)によって命を吹き込まれた全ての形状は、「生命」と呼ばれている。 そして、あるIS-BE(不死の霊的生命である意識体)は、自分が空間あるいは時間の中に位置し、自分や他のIS-BEたちが創造した他のあらゆる様式は、幻想であると同意し、決めることができる。幻想を創造するにおいて不便な点は、幻想とは絶えず創造し続けなければならないことであり、もしそのように絶えず創造されないならばそれは消えてしまう。それを維持するためには、その幻想の細部に至るまですべてに、絶え間なく注意を向けていることが必要とされている。

第12章 不死についてのレッスン より

ここで注意しなくてはならないのは、前の項で書いたようにIS-BE(僕たちの本体=魂)は、時空を離れたところにいるということ。それは空間を創造し、その中のモノが動くときに時間が生まれる。
また、ここでいう「幻想」とは、むしろ「現実」と僕らが言っているものに近い。あるいは「ビジョン(イメージ)」と呼んでいるものに近い。なぜなら、ビジョンが「現実」(という幻想)を創造するからだ。それを絶えず僕らは行っているのだ。

「不死の霊的生命である意識体」IS-BEが、物質的宇宙を創造した

当初において、(エネルギーである)IS-BEたちの空想や想像あるいは発明の相互作用が、物質的な宇宙の構造そのものを創造した。それは小宇宙であり大宇宙もそうなのである。宇宙の中の一つ一つの粒子はIS-BEによって創造され、存在させられたのである。それも全てのIS-BEの、重さや大きさ質量のない「思考」によってである。

宇宙の中のあらゆるほんの一片の埃(ほこり)、最も小さな素粒子から、太陽あるいは複数の銀河ほどもあるマゼラン星雲に至るほどの大きなものまで、そうしたすべてが「思考」という質量も大きさも存在すらないものから創造されたのだ。最も小さな個々の細胞においてさえ、微生物の存在が極めて極小の空間の中でそれぞれ感覚を持ち、その中を通過できるように考案され、調整された。これらもまた、IS-BEによって考案されたアイディアから来ているのである。
あなたや、そして地球にいるあらゆるIS-BE(不死の霊的生命である意識)が、この宇宙の創造に参加したのである。あなたが今や肉によって構成された、脆(もろ)い身体に制限されているとしてもそうだったのだ。あなたは自分のいる惑星地球が、ある星の周りを80回ほど短い回転運動をする期間しかそこに生きない。

第11章 科学のレッスン より

これを「なるほど般若心経の世界観だ」と、ただ納得するのではなく、傍観するのではなく、また研究するのではなく、それに入っていかなければならない。

創造と存在の本質は、不死で霊的な存在である自らの内に見出せる。

単に存在そのものは、空間の中を通り抜けるエネルギーと、物体だけで構成されるパラダイム(枠組み)に基づいているだけに過ぎず、彼らが扱っている「科学」は科学ですらない。
彼らは1人1人のIS-BE(生命存在)が起源となった創造的なスパークと、物質的な宇宙とあらゆる宇宙を今も創造し続けているIS-BEたちの、集合的取り組みを(記憶喪失のゆえに全く知らないとはいえ)完全に無視している。 源泉である生命存在への無知が、地球の科学者を破壊的にし無能にしている。
全ての創造と生命を点火させる霊的なスパークの相対的重要性を排除し、あるいは霊性というものへの評価を下げた度合に応じて、地球の全ての科学は相対的に無力であるか、破壊的であり続けるだろう。 残念ながらこうした無知は、この惑星上のIS-BEたちが空間やエネルギー、時間と物質あるいは他のあらゆる宇宙の構成要素を創造するという、本来備わっている能力を回復できないことを確実にするために、「旧帝国」によって非常に入念に、また強制的に人間に植え付けられてきたものである。
自らの存在が本来不死でパワフルであり、そうした霊的な「自己」に対する知覚を無視し続ける限り、人類は自らの手による忘却と自滅の日まで、地球に展開される牢獄に入ったままであるだろう。

地球の物理的な科学の定説が、創造の根本的な力を使いこなせるようになると期待してはいけない。それは香を焚き、呪文を唱えるシャーマンをあなたが信頼しないのと同じである。これらの二つの最終的な結果は、罠にかかることであり、忘却することである。
あなた方の科学者たちは、観察するフリはするが、実際には自分が見ていると推定するだけであり、それを(観察した)事実と呼んでいる。 科学者たちは盲人と同じように、自分が何も知らない盲目なのだと気づくまでは、真に見ることを学ぶことはできない。
地球の科学の「事実」は、創造の源を含んでいない。それら(は創造)の「結果」、あるいは創造の「副産物」しか含んでいない。地球の科学の「事実」は、存在そのものの、ほとんど無限に近い過去の体験の記憶を「全く」含んでいない。
創造と存在の本質は、不死で霊的な存在である自らの内に見出せる 。
創造と存在の本質は、顕微鏡あるいは望遠鏡のレンズを通して、または物理的な宇宙の他のあらゆる計測によっても見つけることはできない。計測器と測径機では花の香りや、あるいは捨てられた恋人が感じる痛みをよく理解することはできない。
ある神の創造的な力と能力について、あなたが知ることのできるものの全ては、あなたという不死の霊的な存在の内側に見つけることができる。 どうすれば盲人が他人に、光のスペクトルを構成するほとんど無限の階調度(濃淡)を見られるよう教えることができるのか? 
IS-BE(不死の霊的生命である意識体)の性質を理解することなしに、宇宙を理解することができるという発想は、芸術家とは自分のキャンパス上の1点の絵の具でしかない、と考えるのと同じだけ馬鹿げている。あるいはバレエ用のシューズに付いているレースが振付師のビジョンであるとか、あるいはダンサーの優雅さであるとか。または初演の夜の電気的な興奮であるとか。

宗教が果たしてきた「鉄格子の」役割

地球において霊・魂・精神・意識に関する研究は、あなた方の脳に植え付けられた宗教的な迷信を通して行われてきた思考統制オペレーションによって、爆弾が仕掛けられている。そして魂や霊に関する研究は、物理的宇宙の中で計測できないものはすべて排除するという科学によって禁じられている。地球の科学は物質という宗教になっている。なぜならそれは物質を崇拝しているからだ。
地球の科学のパラダイム(枠組み)は、創造されたものがすべてであり、創造者は無であるというものだ。そして宗教は創造者こそが全てであり、創造されたものは無であると言っている。これらの両極端は独房の鉄格子である。そうした視点はすべての現象を、相互作用する一つの完全なものとして観察する妨げとなっている。創造と存在の本質は、顕微鏡あるいは望遠鏡のレンズを通して、または物理的な宇宙の他のあらゆる計測によっても見つけることができない。
人類は自らの手による忘却と自滅の日まで、地球に展開される牢獄に入ったままであるだろう。

第11章 科学のレッスン より

少数の真に洞察力と自己批判精神を持ち得た科学者は、このことをよく自覚ている。だから、暗中模索し葛藤している。
物事の結果(物質)を追いかける科学は、「陰極まって陽」のごとく、極微の世界の果てについに精神世界に首を突っ込み、その深淵を覗いて恐怖すら感じている。

「物事の結果=物質」であることの理解の参考までに。エアルは3次元相対界(この世・物質界)を「幻想」と呼んでいるが、うまい表現だと思う=拙稿「二元性を超える」より


「シュレーディンガーの猫」のように古典の量子物理学などで、すでに観察者(主体)とモノ(客体)が一体であるというパラドックスに遭遇し、そこには物理そのものの概念を再検討せざるを得ないようなとんでもない事態が発生しているようにも見える(←知らんけど、直感で書いてます🤔)。

◇彼らが「ヴェーダ」をもたらした◇

ドメインの勢力が、8200年前にヴェーダの讃美歌をヒマラヤ地域にもたらした時、いくつかの人間の社会はもう既に存在していた。その後アーリア人たちがインドを侵略して征服し、ヴェーダの讃美歌集をその地域に持ち込んだ。ヴェーダは彼らによって学ばれ、記憶され、7000年間にわたり口頭で継承され、その後、文書化された。その時期、ドメイン遠征軍の士官の1人が地上に「ヴィシュヌ」として転生した。 彼はリグ・ヴェーダの中に何度も記載されている。 ヒンズー教徒たちは彼を未だに神と見なしている。彼は「旧帝国」の勢力に対する宗教戦争の中で戦った。彼は非常に優秀で、攻撃的なIS-BE(魂)であり、とても有能な士官でもあったが、その後、ドメインの中で別の任務に転任された。

最終的にヴェーダの讃美歌集は、ほとんどすべての東洋の宗教の源となり、仏陀や老子、ゾロアスターと、他の哲学者たちに共通する思想の哲学的な源であった。これらの哲学の啓蒙的な影響が、やがて「旧帝国」の宗教の残忍な偶像崇拝に取って代わるまで、優しさと思いやりの真の起源となった。

第8章 近代史のレッスン より

ヴェーダは、そもそもチベット高原~ヒマラヤ山脈あたりに伝わった叡智と聞く。この説明はそれをなぞっているかのようにも見える。伝えた側はアルデバランと記憶しているが、そもそもドメインがどのような編成チームで、果たして3次元物理次元の形態を持つとはいえ、実際は高次元の連合なのか否かすら謎である。
有名な「銀河連合」以外にも善意の異星人の連合や同盟などがあるそうだが、その一つと解釈しておくほかなさそうだ(もっともチャネリングの多くがそうであるようにエーテル次元のアルコンの干渉という見方もあるが、アルコンが自らの手の内を明かしたりはしまい)。

画像=ARTNE「ヒンドゥーの神々の物語③」より
=「ヴィシュヌの10の化身」の下の方に「ブッダ」の文字がある

◇人間の精神を支配する目的で創作された多くの神々◇

私が伝えるこのエピソードのすべては、「旧帝国」の行政官たちが作り上げた「エジプトの神々」に対し、攻撃と反乱として画策されたものである。この戦争には、偽りの神々と偽りの文明の要素から人類が解放されるのを援助する意図があった。それは人類に埋め込まれたたくさんの神々に注意を向けさせ、それを管理していた神官たちは人間たちに迷信的な儀式や崇拝を要求した。それらのすべては、「旧帝国」が地球のIS-BE(人間)たちに行なっている、自分たちの犯罪行為を隠すための精神操作の一部だった。 神官・祭司という地位、あるいは看守たちの存在は人々に、個人とは単なる生物的な肉体でしかなく、不死の霊的な存在ではないという観念を強めるために役に立った。個人にはアイデンティなどはなく、個人は1回きりの人生であって過去世はない。個人には力はない。ただ神々だけが力を持っているという観念を人々に刷り込んだ。そうした神々とは祭司たちの企みであり、彼らが人と神々の間を取り持ち、仲裁するとし、それに従わない者を永遠に続く霊的な罰で脅す神官の命令の前に、人々は奴隷でしかなかった。 すべての囚人たちが記憶喪失者であり、さらに祭司たち自身すら囚人であるこの牢獄惑星において、他に何を期待することができるのか? ドメイン勢力による地球への介入は、未だに機能し続けている「旧帝国」のマインドコントロール・オペレーションのために、完全には成功していない。

第8章 近代史のレッスン より

エジプトの神々が、悪の勢力が作り出したニセモノだという言い切りには驚かされる。
本稿の後篇をご覧になればお分かりのように、ピラミッドもスフィンクスも、そこに何らかの秘密があるかのように見せかけ、人類攪乱を目的にしたハリボテにすぎない。
それにしても、壮大で重層な、しかも手の込んだ舞台セットではないか。

この一言で、多くの研究家たちはこの本の頁を閉じるだろう。
仮にこれが真実であったとすれば、多くのエジプト学、ピラミッド学が無意味なものになるし、吉村作治先生などは引退を余儀なくされるどころか、「私の人生は何だったのだろう」ということになるからだ(笑)。笑い事ではなく、多くの学者は絶望の淵に立つ。

エジプトの女神アセト(イシス)やホルス、オシリス、ハトホル・・全部デタラメということ以上に、もしこの著がスペンサー氏の手の入った偽物であったとすれば、彼スペンサー氏はわざわざここまで思い切った逸脱をあえてするだろうか?

偽書は、(現状の時代考証や風潮に照らし合わせて)さもそうかもしれない、と思わすような「作為」がどこかに在るものだ。

エジプトの神々についてはもちろん僕は神学者でも考古学者でもないのであずかり知らない分野だが、ここでいわれる「個人には力はない。ただ神々だけが力を持っているという観念を人々に刷り込んだ」という件については、これまで何度も述べてきた通り全面的に賛同する。

エジプトは後期アトランティスの最後の植民地だったという説がある。
時代考証的に不明だが、アトランティス文明本体もそうであるように、闇に覆われた時期もあったかと思う。
その点は、次に取り上げる「『監獄惑星』という踏み絵」でもいえることだが、エアルを含むこの「ドメイン」という銀河の勢力が、あるいはある一方向の角度から地球惑星を見ており、実際とはややずれているという見方もあるし、逆にそれ以外の見方の方がずれているとも言えるかもしれない。

そして紀元前1500年と約紀元前1200年の間にドメイン勢力は、「個人とは不死で霊的な存在である」という概念を、地球の複数の影響力のある存在たちに教えることを試みた。しかしその内の一つの事例は、その概念が非常に悲劇的な誤解、誤訳と誤用という結果をもたらした。 その観念は歪められ、あらゆるIS-BEが霊的存在であるという真実の代わりに、IS-BE(真の人間)は1人しかいないということを意味するように適用されたのである! 明らかにこれは酷い理解力のなさであり、自分自身に対して責任を負うことを完全に拒否したということである。 こうして「旧帝国」の神官、祭司たちは、個人の不死という概念を、全能なIS-BE(神)は1人しかいず、他の誰もIS-BEではなく、それになることも許されないという観念にうまく変質させることができた。これは明らかに「旧帝国」の記憶喪失オペレーションの企みである。こうした改竄(かいざん)された考えを、自分の人生に対して責任を負いたくない者たちに教え込むことは簡単なことである。つまり、奴隷とはそのような存在のことを言う。創造すること、また自分の存在と自分の思考や行動に関する責任を他の誰かに負わせようという選択をする限り、その者は奴隷だからだ。 その結果、一つの一神教的な「神」の概念がもたらされた。

第8章 近代史のレッスン より

一神教の、つまりユダヤ・キリスト教の誕生である。
これは、いわゆるセンシティブな問題をはらむので、あえて言及しないことにするが、僕個人的には、上の内容には全面的に同意する。

「総天然色スぺクタル巨編」という死語が似合うモーセの出エジプト(エクソダス)

◇シナイ山で「モーゼ」に顕現した「ヤハウェ」の真相◇

こうして「唯一神」という観念は、ヘブライ人の指導者モーゼにより、彼がエジプトにいた間に不朽のものにされた。彼は、自分の民として選んだユダヤ人の奴隷たちとともにエジプトを去った。そして彼らが砂漠を横断している時、モーゼはシナイ山の近くで「旧帝国」の工作員に引き止められた。そこでモーゼは、催眠暗示と「旧帝国」がIS-BEを捕らえるために頻繁に用いてきたテクニックである感覚的幻覚(ホログラフィー)の使用を通して、この工作員が「その」唯一神であると信じるように騙されてしまった。その時から、モーゼの言葉を暗黙のうちに信頼していたユダヤの奴隷たちは、彼らが「ヤハウェ」と呼ぶ一つの神を崇拝するようになった。

「ヤハウェ」という名前は「匿名」という意味である。

なぜならモーゼと「協力した」「旧帝国」のIS-BE(生命存在たち)は、実際の名前や自分の身元を特定したり、あるいは記憶喪失・牢獄オペレーションの隠蔽を暴かれてしまうようなものは使えなかったからである。この極秘の記憶喪失・催眠術・牢獄システムを所有する彼らが絶対に避けたいことは、地球のIS-BE(人間)たちに自分たちの存在を公然と明らかにすることである。彼らはそれが、地球の囚人たちの記憶を回復させてしまうと感じているからである!

これが、宇宙文明の工作員と人間の間に存在する物理的な遭遇のあらゆる痕跡が、非常に入念に隠され、偽装され、隠蔽され、否定するか、誤った方向へ向かわせられてきた理由である。

第8章 近代史のレッスン より

ホログラフィー技術は、これからやってくる闇から光りへの転換時に、イエスが大空に顕現し、あらぬ方向に民衆を誘導するなどの闇の画策もあったらしいが、既に光の勢力によって無効化されていると聞く。

◇モーセの「十戒」に秘められた催眠暗示◇

この「旧帝国」の工作員は、砂漠のシナイ山の頂上でモーゼと接触し、「10の催眠暗示」(十戒)を彼に言い渡した。これらの命令はとても強硬な言葉で表現されており、IS-BE(人間)たちをコントロールする者の意思に対して完全に従属的にさせる。しかもこれらの催眠暗示は、未だに効果があり、実に何千年来、何百、何億というIS-BEたちの思考パターンに影響を与えている。 ついでだが、我々は後に、このいわゆる「ヤハウェ」は旧約聖書の文書を書き、プログラムし、暗号化したということを突き止めた。それは文字通り、解読された状態で読めば、それを読んだ者たちにさらに大量の偽情報を与えるようになっている。

第8章 近代史のレッスン より

東洋哲学的に見れば「戒」というものは早晩破れる。
逆説的に言えば、破るためにそれはあるようなもの。
もっと穿った見方をすれば、「してはならない」ということほど、人は「したい」と思うもので、逆に誘導の意味すら持っている。
そのことは、昨今の世情を見ればあまりにも歴然としているだろう。

国をまたいで『竹内文献』などにも”裏十戒”としても顔をのぞかせるこの「モーセの十戒」が、僕たち日本人には特に馴染めないものであったことが、よくわかる。
「汝、姦淫するなかれ」って唐突に言われたって、「は、はあ」てなあんばいですね。

お隣にあるアンドロメダ銀河は肉眼で見える最も遠い天体=https://starwalk.space/ja/newsより
レチクル座ゼータ星Wikipedia)=エリア51の存在を初めて暴露したボブ・ラザー氏(写真)によれば、彼が研究した重力波発生装置は、このレチクル座ゼータ星から飛来した宇宙人が操縦し、それは1947年にロズウェルに墜落したUFOに由来すると主張している=画像;Yahoo!きっずより
「オリオン座」の赤いペテルギウスを中心とした「冬の大六角」:一際明るい「おおいぬ座」のシリウス、「おうし座」のアルデバラン~昴~など重要な星が含まれる。なお右下にあるオリオン座のリゲルはアンドロメダ起源の闇側の異星人らの一大拠点だったが、光側に追われて地球に根城を構えた。エアルに言わせればこれが牢獄惑星の端緒となったとみられる=画像;Yahoo!きっずより
りゅう座=ドラコともいう。多くの星座や星々にも言えることだが、ここも光と闇が分岐している場所だ。悪玉のドラコはレプティリアンを従えて地球をいいように支配してきた。いまだに残党がいる。一方、おそらく日本人にも縁が深いのもこの星。竜の尾の右から3番目の星はトゥバン(α星)と呼ばれ、BC2000頃までは北極星だった。東洋文明の発展に大きく関与しているといわれる
日本で、とりわけスピ系界隈で人気のあるプレアデス(昴)星団。

🛸「監獄惑星」という踏み絵

──エアルは地球をどう見ているか?

◇記憶消去と洗脳と◇

地球人たちはすべてを忘却するようコントロールされている。

最終的にドメインは、地球も含む銀河系のこの宇宙の端の方にいるすべてのIS-BEたちは「電磁波バリア」によってコントロールされ、宇宙の広範囲が監視されていることを発見した。

この電磁波バリアは地球周辺のIS-BE(魂)を感知し、彼らがこの領域から去るのを防ぐように設計されている。
もしIS-BEが、このバリアを通り抜けようとすると、一種の「電磁波網」の中にそのIS-BEを「捕らえる」。

その結果捕らえられたIS-BE(魂)は彼の記憶を消去する非常に強力な激しい「洗脳」治療を施される。
それは非常に強い途方もない電気ショックが使われる。地球の精神科医が、かつて「電気ショック療法」を使い,、患者の人格と記憶を消去し、彼らをより「協調性のある人」に変えようとするようなものだ。


地球ではこの「治療」には数百ボルトの電気しか使用しない。 しかし「旧帝国」がIS-BE(魂)に対して使うオペレーションの電流は、数十億ボルトの規模である! 

このとてつもないショックはIS-BEの記憶のすべてを完全に消去する。
その記憶消去は、ほんの一つの転生や一つの肉体に関するものだけではない。それはほとんど無限に近い過去から蓄積された記憶のすべてと、IS-BE(魂という霊的存在)のアイデンティティのすべてを消去する!

そのショックはIS-BE(魂)が自分が誰であり、どこから来たのか、自分の知識や技術、過去の記憶と霊的な存在として機能する能力を、思い出すのが不可能になるよう意図されている。ゆえに彼らは打ちのめされ、頭を使わないロボットのような自主性のない存在となる。

そうしたショックが与えられた後、一連の催眠暗示が使われ、1人1人のIS-BEに偽りの記憶と時間が組み込まれる。 これは肉体が死んだ後、同じようなショックと催眠術が、繰り返し何度も永遠に続けられるように基地(地球)に「帰還」する命令も含まれている。
その催眠暗示はまた、その「患者(IS-BE)」に思い出すことを忘れるように命じる。


この士官としての体験からドメインが学んだのは、「旧帝国」が非常に長い期間、どれだけ長いかは知られていないが、もしかしたら数百万年の間、地球を牢獄惑星として使用して来たということである。
つまりIS-BE(人間)の肉体が死ぬ時、彼らは肉体を去って(幽界へ行くよう誘われるが)、同時に「電磁波バリア」によって感知され、捕らえられ、(幽界における)催眠暗示で「光(地球)に戻る」ように「命令」される。

「天国」とか「あの世」という概念は、催眠暗示の一部であるこのメカニズムのすべてを、機能させている欺瞞の一部である。 たった今、生きた人生の記憶を消すためにIS-BE(人間の魂)にショックが与えられ、催眠術をかけられた後、催眠状態の中で彼らは再び新しい肉体に入る秘密の使命を持ち、地球に「帰って報告する」ように「命令」される。

1人1人のIS-BE(魂)は、彼らが地球にいるのは特別な目的があるからだと教えられる。しかし当然、牢獄の中にいることに目的などないし、少なくとも囚人にはない。

第7章 古代史のレッスン より

溶けた鉛を口中に流し込まれるかのようなこの一文を、あなたはどう受け取られるだろうか?

通常(常識的に)は笑い飛ばすような記述であるが、その笑いに一瞬でも素面になるような瞬間はないだろうか?
マチルダは、あまりの常識との乖離に既にそう予測していた。
「信じがたいに決まっているが、残念なことに人間の信念体系はもろいものだ」と・・。
彼女は、現に目前にエイリアン・エアルがいなければ自身、絶対に信じるこは出来なかったと、また、彼女自身、敬虔なクリスチャンの家に生まれ育っていることから、三位一体の信念が、魂の不死やらを前にして震撼し、しかしそこに閃光が走ったと述懐している。

思えばおかしな話だ。
多くの人が生まれ変わりは認めているのに、なぜ過去世の記憶がないのか?
そんな疑問も万人が万人そうである事実から、「そんなものだ」と打ち消され、結局強引に納得するほかないように仕向けられている。
この世一度きりの人生であるとお考えの方であればなおさらである。
その一度のためにどこからどういう風に何のために自分はやってきたのか?

あまりにも大きな陰謀が誰にも気づかないように、人類という種そのものの記憶喪失は、だれもそうだとは言わない。

僕は10人が10人そのような感覚を自覚することを期待しないが、少なくとも今これをお読みのあなたには期待したい。なぜなら、自己や社会を見つめれば見つめるほどその度合いは高まるからだ。とはいえ、ことが記憶消去後の「洗脳」「インプラント」によるものであれば、もちろん届かない人には届かない。

実は、コブラはこのくだりとほぼ同様のことを述べている。しかもさらに詳細にそれを支配しているものの正体は、神話にも登場する「アルコン」(カルマの主)であると。
彼はプレアデスの記憶と情報をもとにそれを述べていると思われるが、星系こそ違えど、同様の認識になることは特記すべき点だろう。

ジョージ・オーウェルも真っ青な”人間牧場”的ディストピア社会は、すでにとうの昔に完成されていた。カバールの工作による「全体主義の足音がそこまでやって来ている」と警鐘を鳴らすも、しかし、それは今に始まったことではない。もはや「死に体」の世界にいながらの繰り言とも取れる。映画『マトリックス』をさえ凌ぐやばい現実はいっそ幻想で覆われていた方がまだましか?

(仮にこのストーリーが真実だとしても?)真相は地上の人間には知りえないことである点に注意したい。
言うまでもなく、記憶を消去された当事者に、それの虚実を推し量るすべもないからだ。地上を何万年もかけて俯瞰し、その構造をとらえる(すなわち異星人の、しかも霊的な)「目」がなくては、それは困難だろう。

しかも、これに続いてエアルは1150年(日本の平安時代です🥺)に旧帝国の最後の母船を破壊(事実上この年で旧帝国は壊滅)したのにも関わらず、その影響は当時(1947年時点)まで残ったままだと言っている。

さながら、消し去った火種が燻り、大量の水蒸気を挙げているかのような。
すでに悪の火種はないのにだ。

残念ながら、それはもちろん今日まで維持されている。
そして、それは一見さらに拡大するかのように見えて、もうじき完全に消え去ることでしょう。

あなたはそれを持続させている正体は何だとお考えでしょうか?
僕は、それは人類の(旧い)信念体系、信仰だと思うのです。

なぜなら、それらはすべて刷り込まされてきたものだから。

そしてさらに、僕はその電磁バリア(コブラはそれをべールと呼んでいる)はまもなく取り払われると思っています。

最後の方に記しますが、薄々その正体が氷解してきた気がするからです。
それを顕在化させているのは僕たちの思考回路そのものにあるのではないか?

◇地球に着陸? あなたは我々が発狂しているとでも・・◇

あなたは以前私に、「なぜドメインや他の宇宙文明は地球に着陸したり、自分たちの存在を地球人に知らせたりしないのか?」と聞いた。 地球に着陸? あなたは我々が発狂しているとでも?、あるいは発狂したいと思っているとでも思うのか?とても勇敢で向こう見ずのIS-BEででもない限り、この大気の中を降下して地球に着陸したりはしない。なぜならこの地球は牢獄惑星であり、ここには完全に野放しの精神を病んだ住民たちがいるからである。そしてどのような我々IS-BEであっても、あえて罠にかかるという危険性に対して完全な耐性は持っていない。それは8200年前のヒマラヤ地方で囚われた、ドメイン遠征軍のメンバーたちと同じようにだ。

第8章 近代史のレッスン より

「宇宙人が地球に来ない理由=すでに悪い宇宙人たちにそこは牢獄惑星にされ、精神を病んだソシオパスたちが跋扈しているから」
明快過ぎる。

ちなみに、最後の「ヒマラヤ地方で囚われた・・」のは、同所に基地を構えていたドメインの3000人の士官たちで、人間と同じく記憶喪失にさせられ、地上に残されたままという。実はマチルダはその一人だった(だから唯一テレパシー交信が可能になった)ということが後ほど明らかにされる。

さて、囚われの星・地球の真相は、これだけでは済まない。
いい加減記述するのもおぞましい事実がそこにあった。

◇地球は周辺銀河や惑星の「ゴミ捨て場」◇

地球送りを宣告された、他の惑星にとって望ましくないIS-BEたちは「旧帝国」によって「アンタッチャプル(カースト制の最下層民)」に分類された。それは「旧帝国」が改心させたり、抑制したりするにはあまりにも凶暴な犯罪者や、性的な変質者や、生産性のある仕事をやる気のない存在たちのような、他の犯罪者と判断したあらゆる者が含まれていた。 .その分類にはまた、多種多様な「政治犯」も含まれていた。これは非従順な「自由な発想」を持った者たちや、「旧帝国」の中でも問題を起こす革命児と見なされたIS-BEたちも含まれている。もちろん「旧帝国」に対して、過去に軍事行動を起こした記録のある者もまた、全員地球へ送られる。 「アンタッチャプル」(危険人物)のリストには芸術家画家歌手音楽家作家役者などのあらゆる種類の上演者たちも含まれている。それが、地球の1人当たりの芸術家の割合が、「旧帝国」の中でも他のどの惑星よりも地球に多い理由である。「アンタッチャプル」にはまた、インテリや発明家のほとんどの分野の天才たちが含まれている。それは「旧帝国」が過去数兆年の間にすでに発明したり、創造しているために、もう彼らには使い道がなく必要ないからだ。 「旧帝国」の階級制度の中では、税金を払う労働者として頭を使わず、経済的、政治的、また宗教的な奴隷状態に服従する気がなく、あるいはそうすることができない者は誰であれ「アンタッチャプル」、危険人物であり、記憶消去と地球での永遠に続く禁固刑の判決が下される。 そして最終的に、IS-BEは自分が誰であるか、どこから来たのか、自分がどこにいるのかを思い出すことができないために、脱出することができない。彼らは自分が本当の自分ではない誰かあるいは何かであり、ある時代にどこかにいたと考えるように催眠術をかけられる。

第7章 古代史のレッスン より
地球は宇宙のごみ捨て場・・

これを読まれて、「なるほど、だから俺はここにいるんだ」と、良きにせよ悪しきにせよそう思われる方もいるかと思います。
「変質者の流刑地だと?」
ふざけるな、という思いは置いておいて、多少は「なるほどな」と思い当たる節もあるかと思います。

しかし、一番愕然とさせられることは次のことではないでしょうか?
いわゆる「天才」、インテリや発明家や科学者が確かに存在することは見てのとおりですね。
しかしながら、問題はそれら逸材が「旧帝国」によって「不要なもの」としてこの地球に送られてきた理由です。

その「すでに過去にあったものの焼きなましであり、目新しいものではない」という子憎たらしい”判決”、言い分に啞然とさせられるではないか?
「どんだけ?」ですね。
陳腐過ぎて君らは要らないというわけです。
当事者にとってこれほどに愕然とさせられることは他にないでしょう。

◇火星のシドニア地域の地下の秘密基地◇

西暦1914年の春、偶然に「旧帝国」の基地が発見された。 それはオーストリアの大公の肉体が、ドメイン遠征軍の士官によって「乗っ取られた」時に発見された。この士官は小惑星帯に駐留しており、定期的な任務偵察のために地球に送られていた。この乗っ取りの目的は、それを通して人間社会に潜入し、地球で現在起きている出来事についての情報収集のためであった。
そのドメインの士官は大公の存在よりも大きなエネルギーを持っていたので、単純に彼を「押し出して」その肉体に入ったのだった。

しかしこの士官は、ハプスブルグ家が国内の抗争中の各派閥からいかに憎まれていたかに気づいていなかったため、彼はボスニアの学生により大公の肉体が暗殺された時、油断していた。つまり暗殺者によって銃撃された時、その肉体から「叩き出された」ことで、不意に、張り巡らされた「記憶喪失電磁波バリア」の一つを突き抜けてしまい、「旧帝国」軍に発見され捕らえられてしまった。

このドメインの士官は他のどのIS-BE(魂)たちの中でも高いパワーを持っていたため、彼は火星の地底にある秘密の「旧帝国」基地に連れ去られ、特別な電磁波独房に監禁された。だが27年の監禁の後、幸いにもこのドメインの士官はその「旧帝国」の地下基地から脱出することができた。彼はすぐに小惑星帯にある基地へ戻ると司令官に指示し、彼が提供した基地の座標へ宇宙巡洋戦艦を派遣し、その基地を完全に破壊するよう命令した。この「旧帝国」基地は、火星の赤道から数百マイル北にあるシドニア地域に位置していた。

「旧帝国」の軍事基地は破壊されたが、残念ながらIS-BEに使う電磁波バリア、つまり電気ショック、記憶喪失、催眠術装置を構築している膨大な機械のほとんどは、今現在でも未だ発見されないままどこかで機能し続けている。この「マインドコントロール刑務所」オペレーションの主要基地、あるいは司令部はこれまで見つかっていない。そのためこうした複数の基地の影響力はまだ効力がある。

「旧帝国」の宇宙軍が破壊されてから、他の惑星系や銀河系から自分たちのところの「アンタッチャプル」(厄介者)のIS-BEを、この銀河系のあらゆる場所や地球へ連れて来るのを阻止するものが誰もいないということを、ドメインは観察してきた。そのために地球はこの領域のすべてにとって、格好の宇宙的なゴミ捨て場となった。

こうしたIS-BEたちはこの銀河系の至るところから、隣の銀河シリウスアルデバランプレアデスオリオンドラコニスなどの無数の「旧帝国」中の惑星系からこの地球に捨てられてきた。 それには名もなき種族や文明、文化的背景と惑星環境からやってきたIS-BE(魂)たちがおり、それが地球にいる。彼らさまざまなIS-BEたちは自分の言語や道徳的価値観、宗教的信仰、教育と、知られず話されたことのない独自の歴史を持っている。 これが部分的に、この地球の住民たちの種族や文化、言語、宗教、政治的影響力の異常なほどの混沌状態を説明する理由となる。こうした地球の異種の文化やその数と種類は、普通の惑星においては極めて異常な状態といえる。

地球は「太陽クラス12、クラス7」の惑星に分類されるが、ほかの惑星にヒューマノイドの肉体タイプあるいは種族が住んでいたとしても、1種類が居住するのみである。 さらに、地球の古代文明のほとんどが、あるいは地球での出来事の多くが、「旧帝国」基地の秘密の催眠術オペレーションにより非常に強く影響されてきた。だがこれまで、そのオペレーション装置がどこにあり、どのように、誰によって維持されているかを正確に解明した者はいない。なぜならそれは、バリアやトラップ(罠)により非常に、非常に堅く守られているからである。

宇宙の銀河系のこの端っこで、IS-BS(魂)を捕らえる広大なバリアの、古代からある電子機器のネットワークを発見し、破壊する作戦行動は行われていない。これが行われるまで我々は、「旧帝国」の牢獄惑星地球における電気ショック・オペレーション、催眠術と遠隔から行なう思考操作を防いだり止めたりすることはできない。もちろんドメイン遠征軍のクルーたちは皆、「旧帝国」が仕掛けたトラップ(罠)に感知されて捕まることを避け、この太陽系の中で行動している間は常に、この現象を意識し続けている。

第7章 古代史のレッスン より

この文脈から言えることはただ一つ。

救いようのない牢獄の放置プレー。

ではないでしょうか?
要はドメインにしても、他の種族にしても、みすみす罠が張り巡らされた牢獄惑星になんて近づきたくもないということでしょう。

第一次世界大戦の引き金になったサラエボ事件。
渦中のオーストリア=フランツ・フェルディナント大公にウォークインしたドメイン側の勇敢なIS-BEにしても一時はとらえられてしまったわけだ。実際、光側の代表たるプレアデスの戦士の中にもこのバリアにかかり、人質として囚われ、拷問されるなどとずいぶんな仕打ちにあったものがいたと聞く。

僕は、読者にいたずらに出口のない恐怖心をあおるためにこれを書いているのではありません。
歴史にせよ世界情勢にせよ「現実」をまず直視することが大事だと思うからです。
これを読まれているあなたであればお気づきのように、僕たちの周辺にあるものは、現実ではなく、それはマトリクスです。巷間で流布されている情報は、この『エイリアンインタビュー』の内容を笑う以上にはるかにとてつもなく、嘘とトラップとナンセンスまみれです。

ただし、先にも触れた「エジプトの神々」同様に、ここにある記載が正しいというわけではない。
それは捏造という意味ではなく、ドメイン遠征軍のフィルタを通しての地球という姿だから、むしろ「偏向」がない方が不自然かと思う(おそらく、いくつかの惑星の住民間では「あそこ(地球)ってやばいらしいじゃん?」「怖いわよねぇ」なんて会話がなされていることは想像に難くないですがね)。

翻って、先ほどの僕の「グレイ観」などを当人たちが耳にしたら噴飯ものか、怒るかもしれないほどにズレているだろう確信がある💦(それは、マスメディアが彼らをいいようにオモチャにしてきたから当然ですね。なにせ、エササニ星人などを耳にすると「何ササニシキ?」なんて心の中で思ってしまうレベルですから)

さて、地球監獄惑星はそうだと思う。
闇の勢力がその地表に電磁バリアを仕掛け、善意の異星人も、地球人も、そのIS-BE(魂)でさえも出入りできなくされたのも事実だと思う。
さらに、この地球に多くの種族(スターシード、スターチャイルド)が訪れているのも事実だと思う。

ただ、気になるのは、
隣の銀河やシリウス、アルデバラン、プレアデス、オリオン、ドラコニスなどの無数の「旧帝国」中の惑星系からこの地球に捨てられてきた。」
という件である。
これらは「銀河連合」の主力を担う星々ではないか?
地球に送り込まれることはあっても住民を捨てやしませんねぇ。
僕が知る限り、シリウスを除く他星は確かに闇の配下になった経緯はあるものの、間もなくこれを排除した。
ただし、シリウスは不可侵の星であるはず。
この一文から伺われるのは、少なくとも「ドメイン文明」は「銀河連合」とは異種のものであるということだ。

しかも、変質者や犯罪者、さらには天才たちをごちゃまぜに放り込んだというのは、外部からはそう見える(見えても当然?)だけで、違いますね。
第一、凶悪犯(悪の親方)が凶悪犯を閉じ込めてどーする? それは手下や味方につける利用価値があるんとちゃう? と突っ込みを入れたくなる。それとも、「悪人」としてさえ役立たずの半端者なのか?

どうやら、地球を取り巻く天の川銀河の情報は、それに集約している銀河連合の方が正確で詳しいようですね。


ここが「踏み絵」です。

閉じ込められているのは僕たちなんですよ。
この地球で、何も考えず、お上(支配者=闇の勢力)の御意のまま、反抗は悪いことだからと決してせず(陰で愚痴をこぼし)、与えられたわけの分からぬタスクをきちんとこなし、時間から時間までそうして働き、わずかな給料から高額な税金や光熱費やらを払わされ、仕方のないことだからと(クニには何兆円という金を、ダメな国に貢ぐほどの有り余るカネがあるのに)節約という美徳を励行し、休日は疲れ切った体を家族サービスという慰安に費やし、世間にも会社にも家族にも立派な善男善女といわれるシープルに仕上がる・・という人生です。
誰かにとって都合のいい、誰かにとって愛される、誰かにとってかわいらしい、誰かにとって褒められる、誰かにとって尊敬される・・そういうものに私はなりたい、という人生です。
つまり、与えられた人生です。

それに抵抗(ライトウォーリア、ライトワーカー)するために僕たちはいまここにいることを思い出そう。
(ちなみに、僕自身は自分をライト〇〇など、滅相もない、思ったこともないが、ライト=光のというから誤解されやすいわけで、それよりも「普通の」「当たり前の」でいいかと思う。なぜなら、僕らが相手にしているのは「異常」だからだ。そしてその異常性に支配された星とその住民だからだ)

地球上にはまだわずかだが、大丈夫、同志はこの宇宙にとんでもない数がいるのだから。

◇罠◇

さあ、エアルの話は続く。
まだまだ、地球に張り巡らされた罠は底知れなく深い。そして広範囲だ。
ドメインですら手に負えない、また手にしたくもないと言っているのだからあきれたものである。

旧帝国の仕掛けた罠は、美しいモノに向かう人間の心を襲う、
その波長を拾って自動的に作動する。

IS-BE(霊的存在)に対するさまざまな種類のトラップ(罠)は、64兆年前に「旧帝国」を築き始めた文明のような、他にも存在する侵略的な文明によって作成され、この宇宙の領域に設置されてきた。こうしたトラップ(罠)は、頻繁に攻撃されるIS-BEたちの「領域」の中で作動する。ほとんどの場合、トラップ(罠)にはIS-BEの興味と注意を引くために「美しさ」(を感じる)電波がセットされる。IS-BEがこうした「美しさ」の波、たとえば美しい建物、あるいは美しい音楽の源に向かって動くと、そのトラップ(罠)はそれに対してIS-BEから放射されるエネルギーによって作動する。

第8章 近代史のレッスン より

美しい女性に向かって動くとき、それはハニトラとして作動する。
ああ、もう滅茶苦茶ですね💦

ちなみに、連中(闇)の嫌うものは、美しさであり、純粋な愛であり、やさしさですからね。
そして、
最も一般的なトラップ(罠)の仕組みは、

IS-BEがトラップ(罠)を攻撃したり、それに反撃したりしようとする時に、IS-BE自身の思考エネルギーの出力を使うものである。つまりトラップ(罠)は、IS-BE自身の思考のエネルギーによって作動し、エネルギーを与えられるのだ。だからIS-BEがトラップ(罠)に対して強く戦えば戦うほど、それはさらにIS-BEをトラップ(罠)の中に引き寄せ、トラップ(罠)の中で「動きが取れない」状態にし続ける。

第8章 近代史のレッスン より

だそうだ。どことなく蜘蛛の巣にかかった獲物のようで、もがけばもがくほど身動き取れなくなる。
やり口がキメラ(アンドロメダ起源の悪の親玉=蜘蛛の属性)っぽいではないか?

この物理的な宇宙のすべての歴史の中で、今述べたような形で宇宙の新しい領域を侵略し、他の宇宙文明の広大な領域が占領されて植民地化されてきた。そして過去においてこれらの侵略は、常に共通した要素を共有してきた。それが、
① 圧倒的な武力の使用。大抵は核、あるいは電磁波兵器による。
② 電気ショック、ドラッグ、催眠術、記憶の消去。その地域のIS-BE(住民)を従属させ奴隷にする意図で、偽りの記憶、あるいは偽りの情報を通してマインドコントロールを施すこと。
③ 侵略する(宇宙の)IS-BEたちによって、その惑星の自然の資源が搾取される。
④  現地の住民を政治的、経済的、社会的に奴隷にすること。

こうした活動は、(1947年の)現時点においても継続されている。

第8章 近代史のレッスン より

そしてさらに2024年現時点においても継続されている、と言いたい。
とりわけ太字はまんまである。
ここでいう「電磁波兵器」とは、いわゆる指向性エネルギー兵器を指すのだろうか? ピンポイントでライトワーカーを狙い撃ちし、精神的ダメージを与えたり、死に至らしめたりしている。

さて、このように惑星地球を眺めてゆくと、次のようなアイロニーも許されるのではないだろうか?

この世は、正直者と嘘つきで成り立っている。

すなわち、喘ぎ、苦悶し、呻吟し、怒り、泣き叫び、抵抗し、反逆し、うろたえ、自暴自棄になっている「正直者」と、常に笑い、高みの見物をし、分かったようなそぶりをし、悦に入っている「嘘つき」とである。

もしドメインが「地獄」を探すために宇宙の隅々まで宇宙船を派遣するとし
たら、その探検は「地球」で終点を迎えるかもしれない。
なぜなら自分自身の本来の本質的な霊的知覚、自己認識、本来の能力とすべての記憶を消去することよりも、残酷、残虐な行為がほかにあるだろうか?

第8章 近代史のレッスン より


後篇につづく


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Monikodo
東洋哲学に触れて40余年。すべては同じという価値観で、関心の対象が多岐にわたるため「なんだかよくわからない」人。だから「どこにものアナグラムMonikodo」です。現在、いかなる団体にも所属しない「独立個人」の爺さんです。ユーモアとアイロニーは現実とあの世の虹の架け橋。よろしく。