放課後等デイサービスで働き始めて1年半で感じた、障害児童支援におけるコツについてのメモ
こんにちは。
私は放課後等デイサービスに児童指導員として働き始めて1年半になります。1年半たってあらためて感じた支援のコツのようなもの、を箇条書きで残して公開しておきたいと思います。
勿論これらがすべてではないので、今後加筆していく可能性もあると思います。
箇条書きレベルにはなりますが、働き始めたばかりの人や今後働きたいと思っている人の参考になれば幸いです。
1.退屈をさせない
・退屈すると、他者に過剰にちょっかいをかけて喧嘩になったり、触ってはいけないところを触ったりとトラブルを起こしがちになる
・そのため、できるだけなんらかの活動に集中できる時間をつくる
・休憩、リラックスする時間=退屈な時間ではない
2.子どもの問題行動には理由がある
・いわゆる「氷山モデル」を考える
・問題行動の背景には必ず理由がある
・言葉によって欲求を伝えられないことにより、行動で訴えている場合がある
・行動の裏の欲求を考えることが大切
共感が必要か?1人で使いたいものがリーチしづらい環境に問題があるか?何かがうまくいかなくてイライラしているのか?
3.「自己演技」を意識する
・してはいけないことをしたとき、やむをえず叱ることはある
・言葉で伝わらない、伝えづらい児童の場合は表情や態度で伝えていく
・その際に重要なのが自己演技
自己演技とはなにか?=本心から感情丸出しでおこってもその感情しか伝わらない、萎縮をつくる
そうではなく、必要な感情を演出することによって1歩ひいた状況でつたえる
・裏にはしっかりと愛情がある、その上で感情をのせつつ伝えたいことを伝えていく
4.チームワークの重要性
・支援は一人ではまず無理
・児童との相性によって得意不得意、合う合わないはある
・補い合う、伝え合う、指摘し合う、客観的な情報をもとに思案して解決策を練る
・適切な支援状況を全員で網のようにつくっていく
まとめ
重要なのは、児童の表面的な行動や言葉に逐一過剰に感情的に反応しないことかと思います。