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「論語と算盤」と渋沢栄一と私

①今回のテーマ


 こんにちはトニーです。
 今回紹介する本は渋沢栄一さんの論語と算盤です。前半と後半の2回に分けてこの本を読んだ内容から自分の考えで大切にしないといけない考えをまとめてnoteにしたいと思います。なので他の本を要約している人と内容は少し異なるとは思いますので比較してみるにも面白いと思います。

②渋沢栄一と「論語と算盤」


 この前の大河ドラマの主人公だったのが渋沢栄一さんです。渋沢栄一さんは次の1万円札の顔になる人なので早く新札を手にしてみたいですね。

 こんな話は置いときまして、渋沢栄一さんは日本の実業界の父と呼ばれるほどこの日本という国の大きな発展に携わった人です。例えば、帝国ホテル、みずほ銀行、日経新聞などの企業の設立にかかわった人です。他にも有名な企業に関わりの深い人物なんですが多いので省略したいと思います。

 この本のすごさは道徳と商売の相反する2つをくっつけて書いているということです。つまりヤンキーと真面目な東大生という真反対なものを同時に書いている本がベストセラーになっているということです。私みたいな素人が書くとものすごく意味が不明なのかもしてませんが渋沢栄一さんは出版してそれを今でも読み継がれる本にしているというところに凄さが垣間見れます。
 つかみの部分はここまでにしてこれから内容に入りたいと思います。

③1章 処世と信条

 

・士魂商才


 これは武士のような精神と商才がなければ経済的に自滅してしまうよということである。だから両方大切なんだよということである。

 ここで武士のような精神ってなんやねんっていう疑問が出てくるのは当然だと思う。これは論語で学ぶことができる。商才も同じように論語で学ぶことができる。
 
 つまり渋沢栄一さん曰く論語しか勝たんっていうことです。多分これは事実なのかなと思います。

・蟹穴主義


 これは自分の身の丈に合ったところで努力しようという話である。蟹というのは自分の殻に合わした大きさの穴を掘るのである。

 自分の身の丈に満足しそこで努力するということが大切である。若いときには注意しないといけないのだが感情に敏感になって行動するのは良くないということ。そのためにも自分の身の丈というものは知らないといけない。

・得意なこと

 得意なことが原因で災いというのは起きてしまうことが多いのである。理由としては調子に乗ってしまうからである。

 なので常に同じ心構えで道理を守り続けることが大切である。そして大きなこと些細なことの心がけは忘れないということ。

④2章 立志と学問

・大きい小さいを気にしてはいけない


 これは小さなことも大きなことにつながっているということである。なので小さなことでやる気をなくすのではなく小さなことも全力で取り組まなければならない。例えばだが木下藤吉郎は織田信長の草履を温めたことから全国クラスの武将になり天下をとったのだ。あの天下をとった秀吉ですら小さなことからスタートしているのだ。なので自分たちも小さなことからスタートしても全然問題ないしむしろ当たり前なのかもしれない。いきなり複雑なコードを書けと言われれば書ける人なんていないし。

 ここで大事なのは大雑把になってはいけない。大雑把な人は成功しないと書いている。大きなものは小さな微々たるものを集めたものである。なので些細なことでも勤勉に充実に誠意を込めて取り組むことが1番。

・志

 
 志でも同じことが言える。大きな志というのが自分に人生の軸となる。そして自分の大きな志をかなえるために小さな志があるのだ。大きな志と小さな志はセットである。

⑤3章 常識と習慣

・智、情、意

 この3つの感じの考えから説明していきたいと思う。
 まず「智」。物事を見分けるために必要なものと解釈される。つまり知恵が必要であるということである。この能力がなければ物事の良し悪しを判断できない。そして本当によいものを選べない使えない状態になってしまうのである。これは非常に残念なことである。

 しかしそこに、感情がない状態を存在してほしい。たしかに非常に合理的に見えるかもしれない。だがこれは相手の状況を何も知らずに判断することになってしまう。これは非常に残念である。

 なので「情」は非常に大切なのである。情が加わることで極端になりすぎないのである。そして「情」の力で円満に解決できるのである。
 
 しかし欠点がある。それは「情」に極端に反応してしまうことである。喜怒哀楽そして愛の力は非常に強い。これを極端に使いすぎるととんでもないのである。 もはやコントロールできない。

 そこで「意」が必要なのである。感情をコントロールする力があるのである。そして強い「意」があれば人生においてものすごい強みが出るのである。

 そしてこの3つが初めてそろって大きく成長させ始めて常識になるのである。日常で常識という言葉はよく使うがこんなにも奥深いなんて思わなかったです。正直どれも欠かせないですね。

 でもその中でやはり意つまり強い意志というのは特に大切なのかなって思います。大きな意思と小さな意思の関係性を理解しそして小さな意思を強くすることの大切さに感じました。
 

・振る舞いがすべて

 結構個人的に驚きが多い内容でした。これは1番最初に読んだときに気を付けないと考えさせられた内容なのであえて本などを見ずに思うがままに書きます。

 少し説明しにくいので具体例を使います。Aという人が困っていました。それをBさんは人を助けるべきという考えを持っている人物です。そしてAさんを助けたんです。

 Cさんは人を助けると飴玉がもらえるのを知っているからAさんを助けたのです。

 この二人は同じ行動をとりましたが意思のところ比べればCさんの方が少し曲がっているように見えます。しかしこれは明らかに正しい判断に間違いないです。

 このように別に動機は何だっていいのだが正しい行動をすれば信用されやすいということです。

 この内容を詳しく説明する人はとても少ないと思います。しかしどうしても説明したかったのです。何が正しいかなんて正直yes or noで分からないことは多いと思います。しかし智、情、意がそろえばどうでしょうかで正しい行動がとれる確率が上がるのです。

 そして結局外見に見えるのは行動だけです。もう1度言います。行動だけです。もしかしたら雰囲気で意思が見えるかもしれませんが確率は低いです。

 これを読んだときに行動は外に見られる唯一のものと理解しました。そのおかげで行動はより一層気を付けるようにしています。そして自分と世界が良い行動を行えるために智、情、意を使います。すべて行動につなげます。これを気を付けるようになってからはトラブルが減り交友関係も非常によくなったと思っています。

 行動だけが外に見えるなんて当たり前ですが本当にハッとさせられました。

 しかし、本当によい人は智、情、意や道徳的にも素晴らしい人間だと思います。僕が言いたかったのは人が評価されるのは行動っていうところが見られやすいが結局はすべて身に着けないと完全な人間にはなれないということです。

⑥これを読んで思ったこと


・大雑把は敵

 これは論語と算盤を読んで素直に思ったしこれは広めるべき考えなのかなと思っています。よく長所の反対は短所なんて言いますがこれだけは違うと考えることができます。
 
 僕の経験からも皆さんの経験からももしかしたら思あたる節があるかもしれませんが、僕はたくさん経験してきました。

 細かい点を目にしなくなるからである。本当に残念です。そして細かいところって本当に注視しないといけなく基礎となる所で大雑把になったら本当に最悪です。基礎って大きな基本なのにそこをさぼると何も応用がつみあがらないって当たり前なのに本当にバカな私はこれを読んでもう一度理解しました。

 大雑把なことで得意になったら本当に最悪です。それで調子に乗るなんてなんて浅はかな人間なんだなと思いました。そんな人は些細なものかもしれないがそれに誠実に努力しないので何も得れないような気がします。

 なのでこれからは私は大雑把な性格を直して人間としてよい人間になります。

⑦次回予告

 4章以降からやっていきます。今回は長いと感じたので途中で切りました。しかしそれだけ本当に大切なことばかりなんです。最後まで読んでくだっさた方に感謝します。ありがとうございました。この本気になったら下のリンクから買うことができますのでぜひお取りください。

続ぎは下のリンクから飛んでくださいね。






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