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「論語と算盤」と私②
こんにちはトニーです。今回は前回の続きをやっていきたいと思います。
論語と算盤の第4章から内容を要約していきたいと思います。下のリンクから前回の内容にとんでください。
①第4章 仁義と富貴
・道理はどこにでも
人は今の世界に生きている以上お金が0で生活できる人はおらずそしてお金が欲しくないと言う人はおらないはずだ。だから個人が富を得たいと思うのはごく当たり前のことである。
しかしお金を稼ぐうえでも道理が存在することを忘れてはいけない。この道理を忘れていると今の北朝鮮のようになってしまうだろう。あれは金正恩氏の道理のないお金稼ぎ及び浪費になる。国が道理のないことをすると個人までに及んでしまうのである。なので正しい道理を踏んでお金を稼がないといけない。そして正しいことにお金を使わないといけないのだ。
②第5章 理想と迷信
・趣味
趣味というのは今の現代のイメージでは時々行う楽しいものである。しかし渋沢栄一さんはわくわくして楽しいものに加えて理想と思いを乗せないといけないと語っている。なので自分が行っている物に対してはやはり熱い気持ちを持ち、趣味を持たないといけないのだ。
・仁・義
例えば親孝行という言葉はある。これは親が子供のため若しくわその逆を含む関係でお互いが思いやって行う行為のことである。その内容とは果たしてずっと同じなのか。これは100%同じとは言えないが違って当然だと思う。人が喜ぶ基準とは時代によって変わるものだ。
仁と義はどうだろうか。社会主義の重要な考え方のことを意味するものである。それはかわってないのである。結局のところ昔の偉い人が書いた重要な考え方は変わらず今もこうして読まれているのだ。
だから私が今、論語と算盤を読んでいるが何を得ようとしないかというと社会主義重要な考え方である仁と義の部分であるということが言える。
これは今、書きながら思った。いやぁ~おもしろいですね。本当に何回も読まないといけない本というのは身に染みて理解できました。ww
③第6章 人格と修養
・人格形成
これは若い頃にすべきことだと語っている。自分を磨くことで何を判断材料にしているかが分かるようになる。なぜこれをしないといけないのかというと仁という物事を健やかに育む力をつけることだ。そのためにもキリスト教の力を借りるのもありだし様々な宗教を題材にするのもありだと語っている。
・完全な成功
これは人格をもとに素晴らしい正義を行い、正しい人生を歩んだ結果の豊かさや地位のことを意味していた。なので結局はこの本で言っている人格や道徳、仁などを勉強しなければならないと成功はしないということである。非常に大切だなと思った。
④第7章 算盤と権利
・常に道徳は存在している
自分たちは朝に起きて夜に寝るという人が大半である。この24時間サイクルで生きている人間には道徳を伴いながら生活しなければならない。なので会社のお金を個人の事業に持ち込もうとはしてはいけない。社会のために多くの人のためにという正しい道徳をもってお金を稼がないといけない。このように道徳は常にいるので師匠が間違った道理で生きているのであればそれに対して反対してよいのである。
⑤第8章 実業と士道
・正義:皆が認めた正しさ
・廉直:心がきれいでまっすぐなこと
・義俠:弱気を助ける心意気
・敢為:困難に負けない意志
・礼譲:礼儀と譲り合い
この5つが必要なのです。商業者はこれを軽く見ていると語っています。武士は真っ当な生き方をしています。そして真っ当な生き方によって得るものでないといけないと考えています。この考え方が必要だと語っています。人が生きている以上貧しく生きるのは嫌です。なので商業にもこの考え方は取り入れるべきだと書いています。
⑥教育と情詛
・女性の教育
これをこの時代の大きく書いている点で本当にすごいと思いました。今の時代なら女性を大切にしなさいなんて当たり前のように感じてしまいますが。そのせいか女性が優先されすぎじゃね?みたいな声が上がったり上がらんかったりしていますね。まだ女性のことを下に見ている人はいるかもしれませんがその考えはもう本当に古いですね。
これで私が何を言いたいのかというと、女性は男性よりも育児という場面ではるかにすごいのです。これは人間は動物的にいたしかたないですがね。なぜなら子供を産むってなったら男性は15分で活動が終わってしまうかもしれないですが女性では15分+10か月かかるのです。それだけ負担があるので男性はたくさん子孫を残そうとしますが女性はやろうとも思っても体に負担があまりにも大きいです。また女性は自分の子っていうのは自分の体から生まれてきますよね。しかし男性はその点で本当に自分の子供って確定できはしますがもしかしたら違うことなんてあります。
これらのことも原因として女性の方が子供へ愛情が強いなんて当たり前なのです。なので必然と育児というのは男性よりも育児が向いています。
そして女性が善良であればあるほど生まれた子供は善良になるという統計があります。なので女性を優良に育てることつまり未来を創る子供が優良になりやすいのです。非常によいことですね。
正直私は形式的に男女差別はしてはいけないという考えになっていましたがこんな考え方に至るのは本当に感心しました。
・人の上に立つということ
皆さん、人の上に立って仕事をしたいかと言われればそりゃ人の下で仕事をしたいという人より多いと思います。こう思うのは本当に必然だと思います。しかし需要と供給のバランスを考えた際に圧倒的に需要が少なく、供給が多いのです。
そのためには人格を極めることが必要だと語っています。先輩がパワハラ気味な人では嫌ですね。これは本当にそうだと共感する部分だと思います。まずは智、情、意からなんだと思います。
⑦成敗と運命
成功というのは努力した者の体の中に残るカスみたいなものと書いている。努力過程には誠実に知性を育むことが大事なのである。あとは運命と書いている。
この本で運命という単語が多く出てくる。意外と天に任せるということも書いていた。
結局この運命というのは自分が蟹穴主義を用いりその範囲で努力して後は天に任せなさいということなのかもしれない。
そして成功、失敗という観点から離れないといけない。結局成功する時までだいぶきつい時間を過ごさないといけないのだから。ずっと成功とはなんだかなんて本当にしんどいと思うし結局こたえなんて分からないし少し無駄な時間なんだと感じた。
このnoteもそうだと思う。自分のやるべきこと今は集中したい。熱い心で知性を育てていきたい。そのためにもたくさん自分で勉強し同時にアウトプットしないといけない。
⑧まとめと思い
個人的に趣味という考えが面白かった。これは楽しいものをやるのと同時にそこに熱い気持ちを載せないといけないということ。これは本当に大切なんだなと感じた。
自分も成功したい。それはnoteの上だと影響力をつけたい。やはり自分の力で世界を変えたい。これは何で変わるのかは正直分からないが大きな志はそこにあり小さな志は何かを伝えるということである。だから努力し上に行くためにもたくさんのことを知らないといけない。
読んでいただきありがとうございました。下のリンクから前回の続きと論語と算盤の購入ページの飛べます。ぜひ見てください。