焼チンパ

いま僕に起こっている事のすべて

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最近の記事

6.新築で買った家が2年でボロボロ

マンションから一軒家に引っ越した時、僕だけがワケあって3ヶ月後に入居することになっていた。鬼子には数十万円を渡して、新居に必要なものを買うようにお願いしてあった。 3ヶ月後、僕がやっと新居に入居できるようになって一番最初に目に飛び込んできたのは、大量の段ボールの山だった。買った物かと思ったら違くて、引っ越しの段ボールがそのままなのである。なぜ?引っ越してから3ヶ月経ってるんだよ?今まで何してたんだ?謎はそれだけではなかった。家の中がびっくりする位に汚れていたのだ。そして早速

    • 5.カバンの中を物色された朝

      そう言えば離婚の調停期間中に、僕は鬼子にカバンの中を漁られたことがある。いつもの時間より少し早く目覚めた僕は、何となく悪い予感がしてすぐに書斎に行った。勘が働くってこうゆう事か…。鬼子が慌てて逃げて行った。何をしていたんだ?と書斎を見回してみると、カバンの中の手帳の位置が大幅にズレていたのだ。『おいおい、いくら家族と言えども手帳の盗み見は犯罪だろ?』と思った。 直接会話をするとお互いが感情的になって言い争いになってしまうから、そしたら子供が可哀想だから、僕は鬼子にメールした

      • 4.寝る直前にギャンギャンうるせー女

        マサオは小学生としては寝る時間が遅くて、それは僕にも責任があるんだけど、あの日の晩、ちょうど23時位にその声は聞こえだした。声の主は鬼子である。 「マサ、音読しなさい!」 え!?こんな時間に!?僕は仰天した。だって鬼子は今の今までテレビ観ながらフラフープをグルグルと回した後、今度は風呂に1時間も入って誰も洗面所を使えない状態にしていたくせに、てかさ、正確には1時間シャワーなんだけどさ。湯船につかるわけではなく、ずっとシャワーを流しっぱなしにしながら入ってる。1時間も一体何

        • 3.子供に無関心な母親

          僕と鬼子は子供の親権を争うための離婚調停をしていた。しかし3回の調停では決着が付かず、次からは裁判で争うことになった。そもそも子供の親権は、母親が勝ち取れる率が9割だと知らされていたから、僕に勝ち目がない事は覚悟していたが、調停員たちの判断では『調停では何とも言えないから裁判で決着つけてよ』ということだった。それだけ鬼子の主張や行動がはちゃめちゃだったからに他ならない。 僕が主張していたのは主に、鬼子の子供への無関心さと家事の放棄。マサオの寝癖が凄まじくても知らん顔、ツンツ

          2.白いご飯オンリーの日

          こんな事言うと世の女性たちの反感を買うらしいんだけど、それでも言わせて。僕は僕で、めちゃくちゃ仕事を頑張ってきたってゆー自負があるんです。ご飯を食べずに仕事をし続けたこともあるし、まだみんながスヤスヤと夢の世界を楽しんでいる夜明け前から仕事を片付けていた時もある。言ったらなんですけど、めちゃめちゃ『食わせてきた』わけですよ。 そんなある日のこと、ひと息つこうとリビングに行ったら小学生の息子が食事中だったんだけど、見てビックリ!なんと白いご飯のみです。炊きたての白いご飯は確か

          2.白いご飯オンリーの日

          1.鬼って本当にいるんだ

          2020年もあと少し、という、本来ならクリスマスだの、イルミネーションだの、お正月の支度だのとウキウキワクワクする時期なのに、はたまたスケボーに行こうか温泉にしようかと幸せな悩みに浸っているはずなのに、今の気分は最高に最悪。気持ちがちっとも落ち着かず、うっかりするとすぐに目頭が熱くなって、人生最大の失意のどん底に何度も落とされまくるという日々を送っているのです。 なんでそんなに落ち込んでいるのかって、聞いてくれますか? とても一言では語れないので日記風に書こうか小説風に書

          1.鬼って本当にいるんだ