もし、親しい友人が亡くなったら?
銀行時代の時、会社の野球部の先輩が亡くなった。
癌であった。
先輩は高校時代、甲子園にもピッチャーとして出場している。
俺が入社した時にはもちろんエースとして活躍していた。
俺はキャッチャーだったので、先輩の球をいつもうけていた。
人格もあり皆からの信頼も厚い人でした。
試合とか練習にも奥さんとまだ小さい子供を連れて来て、野球部のみんなもよく子供と遊んでいたりした。
先輩の葬儀に参列するとまだ幼い子供はよく理解していないのだろう。
無邪気に先輩の顔をのぞきこんでいる。
こう言う時に奥さんにかける言葉は…
「何かあったらいつでも言ってください。」
「力になりますから…」
だろう。
もちろん奥さんはこんな事言うはずないが…
「ならcocoさん、これからお金がかかるの」
「毎月、私に20万を生活費として欲しいの」
「お願い…力になって…」
力にはなりたいがお金を毎月20万円なんて到底無理なお願いである。
でも、わかりましたと自信を持って言える人は一人だけいる。
それは、生命保険の営業マンだけなのだ。
この話しはお客様に保険の相談に入る前に話しをする事が多い。
生命保険の本質である。
個人でも法人でも、基本的な生命保険の根幹はここにある。
商品が良いとか悪いとか…
保険料が一円でも安い方が良いとか…
ネットでポチっとか…
まあ、それが合理的と考えて保険に契約するのも正解かも知れないが俺のお客様にはならないマ-ケットであるので開拓する事はない。
俺の保険ビジネスは長くお付き合いし身近な存在と言う立ち位置を目指している。
これから出逢う人達はどれくらいいるのだろうか。
綺麗事ではなく、ともにお客様と人生を伴走していくつもりである。