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銀行員が勧める保険

60代の女性のお客様からの相談で面談した。
○○銀行より提案されているのは、メ○ト○○フ生命保険の外貨建て一時払終身であった。
パンフレットと設計書を確認し内容を説明してあげる。
どうも銀行員の説明がかなり抜けている状態であった。
メリットは強調されていたようだがデメリットについては………?の状態だ。
まぁ契約を取るのが銀行員の仕事と言うよりノルマだから。
契約してもその銀行員がずっと担当する事は当然ない。
人生は長いのだからその間のリスク、つまり介護になったら?認知症になったら?この保険はどうなるのか?
認知症になったら請求するのは出来るのか?
指定代理請求人はこの保険には付加されているのか?
銀行員がそこまで考えて提案する事はない。と言うより保険の大事な機能については深く勉強している事はない。
とにかくノルマを達成するのが目的なのだから。
もちろん、この商品を客観的にお客様に説明しているだけなのだが…
お客様からは…cocoさん…何か私にとって長生きしても役に立って、もし認知症とかになっても自分の為に自由にお金が使えるようなプランを作って欲しいと言われる。

銀行が保険を勧誘するのは本当に勘弁してもらいたいものた。
いい加減な契約が増えるとそれに伴い苦情も増える。苦情が増えると金融庁が更に何かと規制をつけるのが流れである。
真っ当に正直に販売している保険営業マンとしては迷惑でしかないのである。




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