0歳から保育園に通うことをどうして「かわいそう」と言われるのか
以前保活について書きましたが、我が子は0歳6ヶ月から保育園に通い始めます。
そのことを知ったわたしの親に「かわいそう」といわれて悲しかったから勢いで長文を書きます。
(保活についてはこちら)
近所のいろんな園をみて、残念ながらコロナ禍で見学NGではあったものの、代替としてつくられた丁寧な園紹介動画と、電話口の園長先生の話ぶり、プログラミングやら英語やらの過度な早期教育をしてないところ、そしてこの地域にしては珍しい広めの園庭がある環境に惹かれ、第一志望にした園に内定しました!
例年4月に定員いっぱいになってるみたいだからどうだろうなあ、と心配していたものの、今年は希望者が少なかったようで定員割れてました。
他の園も0歳児はほぼ定員割れ。コロナの影響で例年とは違った状況のようです。自宅育児派が多いのかなあ。
内定してから何度か園に足を運んでいるのだけど、みたかんじ子どもたちがのびのび楽しそうなのがよかったです。
準備物についての不安も、きいてみたらわりと柔軟に対応してくれそうでよかった。
実際に通い始めないとわからないことがたくさんだろうけど、印象としては良さそうなので楽しみです。
で、冒頭の話。
子が小さいうちから保育園に入れることを、なぜかわいそうといわれるのか。
外から言われる話もよく聞くし、母親自身も「こんなに小さいうちから保育園に預けてまで仕事をしていいのだろうか・・」みたいな自己疑念や罪悪感を抱えている話をよく聞きます。
(ここまで入園前に書いてました。で、入園して2週間経った今、実際どうなの?という話を書きます。)
保育園、最高では???
毎日「今日はこんな様子でした〜」というコメントを連絡ノートに書いてもらうのだけど、家と同じように床でうつ伏せになってごろごろしたり、園庭をお散歩したり、園庭にゴザ引いてごろごろしたり、おもちゃをしゃぶりながらごろごろしたり。とにかくいまの子にできる遊びはごろごろすることだけなのだけど、バリエーションがある!素敵!
毎日素材にこだわった美味しい離乳食を食べている!最高!
お腹を痒そうにしているとか、おむつかぶれとか、ほんの些細なことでも、すぐ看護師さんが診て、場合によっては受診を勧めてくれる!安心感がすごい!
あんなに拒否してたミルクも、初日こそ泣いて飲まなかったけど、2日目から飲み始めて、ついに200mlという最高記録を叩き出した!すごい!!
保育士さんたちは毎日優しい顔をして子を迎えてくれて、わたしたちを送り出してくれるし、迎えに行くと「おかえりなさい〜」て声をかけてくれる。日々夫が先に出勤してわたしより遅く帰宅するので、行ってらっしゃいもおかえりもほぼ言われない生活なので、地味に嬉しい。
そしてなにより、子を可愛がってくれる存在が親族以外にいるのってものすごく嬉しい。しかもそのひとたちみんなが子を育てるプロなの、とっても心強い!
もちろん、自宅保育しないでみんな保育園行きなよ!という話ではない。
家で長く育てたい人はそうすればいいし、保育園が必要な人は活用すればいい、それだけの話。
何も知らない状態で「かわいそう」っていうのは無責任すぎるので外野は黙っててくれ、という、それだけの話。
入園式に配られた園便りに、こんな言葉が記載されていました。
「発達のプロが、毎日我が子の様子を楽しそうに教えてくれたり、様々な悩みにも、科学的な視点と愛情たっぷりな助言で安心させてくれる、そんな社会的資源である保育園を、子育て初心者の親子が利用できるなんてなんで幸せなことでしょう。
親と同じくらい、その子の成長をともに喜んでくれる保育者という大人が、その子の周りにたくさんいることがどんなに幸せなことか、ご自身が思う存分に感じてほしいと思います。
子どもの最善の幸せはお父さんやお母さんが笑顔でいてくれることなのですから。」
わたしと同じように、自分の親から「保育園に預けるなんてかわいそう」と言われた方への言葉だそう。
こんな言葉を入園のタイミングでかけてくれる保育園、とっても素敵じゃないですか??
ここに縁があってよかったなあと、改めて思いました。
これからも、保育園に預けるなんて可哀想オバケを強い気持ちで退治していこうと思ってます!