【動画要約】子供の未来を左右する父親と母親の行動
今回も、子育てについての動画要約です。
自分が母親になって感じたのは、毎日が「子供最優先」になるので、自分の時間を確保することが難しいということ。でも、自分の時間を全て子供に捧げるって、正直かなり大変じゃないですか。1日中、言葉が通じない子供と一緒にいるって、ストレスもたまると思うんですよ。
けれど、きっと子供は、母親のストレスにすごく敏感だと思うんです。子供に母親として「身勝手なストレス」をぶつけないためにも、「どうしたらメンタルに負荷をかけることなく子育てができるのか」―ということを、常に考えています。
少しずつではありますが、日常の子育てに取り入れていければいいなと思っております。
子供は父親の働き方に左右される
(フローリンゲン大学の研究/3841人の男女を対象)
・10代の頃の両親の関係の良し悪しと、現在の仕事に対する姿勢には相関があった
⇒男女共に、母親ではなく父親との10代の時との関係性が関係していた
・子供が10代になったら、父親は子供にとって「尊敬される父親」である方がよい
・子供の仕事に対する価値観の発達は「父親との関係」が中心とされる
母親の共感力は、子供に影響を与える
(カリフォルニア大学の研究)
・母親の思いやり度が高いほど、子供も思いやりがある子に育つ
・寛大な行動をした子供たちは、血圧調整機能が優れていた
⇒リラックスするのが得意になる、かっとなりにくい、ストレスに強い
・母親の共感能力が子供に伝わるため、共感能力を高める必要がある
・母親が子供に「人に優しくしなさい」と言っても、子供が他人に優しくなれない場合、母親の共感能力に問題がある可能性がある
母親の「育児感」に子供が左右される
(ブルックサイドファミリーコンサルティングクリニックによる研究)
・母親が「子供は、意図的に悪い行動をする」と、考えているときほど、子供は癇癪を起しやすい傾向があった
・子供が癇癪を起こし続けると、母親の思考にさらに悪影響を与えてしまう
⇒もっと厳しくしなければ、と思ってしまう可能性がある
高学歴な親を持つ子供は、ストレスレベルが高い
(ベルン大学による研究)
・大卒の学歴を持つ両親を持つ子供は、コルチゾールレベルが高かった
⇒知らない間にストレスがたまる
・両親どちらかの学歴が高いならば、子供のストレスケアをする必要がある
・学業に失敗すると、自分や家族の地位・名誉を失うと考えてしまう
両親が、一緒にいる時間が長い方が良い
(南洋大学の研究)
・一緒に子育ての世話をしている時間がないと、子育てに対する価値観が、ズレてきてしまう
・一緒に作業をするということが大切
⇒夫婦で、子育てに関する考えを一致させるため
両親の仲の良さは、子育て影響する
(ミシガン大学の研究/ネパールで実施)
・両親が仲の良い家庭で育った子供は、学校に長く在籍する
・両親の仲が良いと、子供に「投資」する
・両親が仲良く過ごせる時間を作る
・ちゃんと勉強して学歴を持った方が、長期的に見て有利である
子供の自尊心は、家庭の質が左右する
(ベルン大学の研究/9000人のデータ分析、親の温かさ、家庭の安全性などを調べた結果)
・両親の仲の良さで、家庭の質が変わる
・自尊心とは、自分に自信を持てるかどうか
・0-6歳までの間に、家庭環境が良いと、自己評価が適度に高い子供に育つ
⇒自己評価が高すぎると、ナルシストになる
・母親がメンタル弱い、両親が不仲であっても、子供の頃は、良くない影響があるが、成長とともに、ほぼ0になる。
ポジティブな子育ては恋愛能力も高める
(アラババ大学の研究/家族が仲良いか、両親のしつけの質、自己主張が強いかなどを調べた)
・思春期に家庭環境が良好な人は、成人後に恋愛関係の問題解決能力が高いことが判明
・いい恋愛とは、問題を起こさないことではなく、問題に立ち向かっていく能力のことである
親と子供はセックスについて話すべし
(チャイルドトレンドの研究/15-19歳の若者を対象)
・子供とセックスについて話すことは、メリット有り
・親と、セックスについて話している子供ほど、「予定外の性行為」が低下した
・「どうしたら子供ができるのか」「子供を作る際、注意することは何か」「自分たちが子供をつくるときは、どうゆうストーリがあったか」などを話すと良いかもしれない
まとめ
やはり、両親の行動って、子供に与える影響は大きいのですね。今回の動画のポイントとしては3つかなと思いました。
・両親が仲が良い
・母親のメンタルを安定させる(感情的にならない)
・共感能力を高める
いやー、メンタルの安定って大切ですよね。分かってはいるけど、ついイライラしてしまいます。。子供に八つ当たりしてしまわないよう、日頃から、自分のメンタルケアをしっかり実践しようと思いました。