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【動画要約】ストレスが軽減する子育て法〜ストリングベースド〜

今回は「子供の強み」に関する子育て動画です。
まだ、息子が小さいので、強みは分かりませんが、我が子の強みは知っておきたい!
というか、強みを生かした子育てがしたい、と考えているので、今回はこちらの動画の要約にしました。



ストリングベースドとは 

・子供の強みを伸ばす方法のこと

・子供の強みを見つけることは、親にとっても重要なこと

・子供の強みを見つけないで、親の価値観を押し付けられることは、害がある

・弱いところもあるが、強みもあるはずなので、強みをを伸ばしていけば良い

・子供の強みを見つける
⇒おすすめはVIA強みテストを実施

・子供の強み(TOPスコアを獲得したもの)を使っていく
⇒自分の子供の強みを「客観的に」見ることが大切


ストリングベースドの子育ての効果


★2019年のウォーター博士の研究
(学力、忍耐力、成績を調査 オーストラリアの公立中学で実施)

・ストリングベースドの子育てをされていた子供たちは、3ヶ月で勉強に対する忍耐力が改善された
⇒学業成績がアップした、子供の未来にも+になる

★2016年のウォーター博士の研究
(137人の親に対して、ストリングベースドの子育てを、3週間親に教え、各家庭で使ってもらう)
・自己効力感が上がった
⇒自分は子育てができているという自信が持てた
・子供のことを考えたときにポジティブな感情が沸き上がった
⇒子育てのストレス軽減、ストレスフリーになる



【おすすめの子育てテクニック①】リスペクトフルアプローチ


リスペクトフルアプローチとは

・子供を有能で、自立した一人の人間として扱う
⇒子ども扱いしない

具体的には

⇒ほどほど距離がとれた放任主義
⇒子供に指示をしない
⇒自由に遊べる場所を与えて口出ししない


リスペクトフルアプローチの研究
・エディスコーアン大学の研究
⇒38組の両親を集め、そのうち15組リスペクトフルアプローチを実施する

上記の研究結果

・6週間後、リスペクトフルプローチに参加した家庭は、親としての有能感がアップ
⇒子供が主体的に動き、問題行動が減る
⇒両親の抑うつ、ストレスが低下した


具体的なリスペクトフル・プローチのやり方
・子供に対して
「あなたも一人の人間である」と考える
「失敗したら助けを求めるのはいいけど、最後は自分の責任だから」と割り切る
⇒仲のいい友達を扱うような感じ
⇒例えば兄弟姉妹、親戚、仲のいい友人に対して、過度な期待や心配はしない
⇒自分に害がなければいいや、という風に割り切ることが出来る。この感覚を、自分の子供にもやってみよう



【おすすめの子育てテクニック②】カテゴリーラベリング

カテゴリーラベリングとは
・子供に対して役職を与えること

★カリフォルニア大学の研究(3-5歳の子供を対象)
研究対象の子供に対して、2つの条件を伝えてみた

①名詞条件
⇒「君はサポーターだよ、お助け係だよ」と伝える(カテゴリーラベリング)
②動詞条件
⇒「君は、周りの人を助けてあげるんだよ」と伝える

カテゴリーラベリングの研究結果
・名詞条件の子の方が「他人を助ける回数」が多くなった
⇒つまり、子供に何かやってほしいときは「名詞」で指示を出すと良いのではないかと思われる
⇒個人に対して肩書を与えることによって「こうしようこうしよう」と頑張る



カテゴリーラベリングの欠点

★ニューヨーク大学の研究(4-5歳の子供 139人を対象)
名詞条件と動詞条件を分ける研究を実施
①普通のトラックを片付けてもらう、
②手に持った瞬間に壊れるトラックを片付けてもらう

上記の研究結果
・名詞条件
⇒失敗を前提とした作業を行う場合、それ以降も失敗する作業を嫌がるようになった

・動詞条件
⇒失敗を前提とした作業を行う場合、それ以降も困難な状況でも作業を手伝った

カテゴリーラベリングの欠点とは
・肩書をつけると、失敗を怖がるようになるのではないかという結果になった
⇒自分は〇〇であるというアイデンティティが壊れる
⇒カテゴリーラベリングは挫折に弱いが、モチベーションは上げてくれる

・カテゴリーラベリングは挫折が起きやすいものに対しては使うことを注意しよう
⇒例えば、「君は学者だよ」と言ってカテゴリラベリングをつけてしまうと、勉強が上手くいかなかった時、失敗を怖がるようになってしまう


DaiGoの見解
自分は〇〇な人間だという肩書があると、それにそぐわないものを否定したくなる
⇒みんなと同じ人はいないと考えよう
⇒自分の特殊な性格を出すと不都合が起きるから隠している可能性がある
⇒自分が失敗したときに困るものをラベリングしない方が良い



6つの子育ての型について


★子供時代の親との関係を調査(神戸大学の研究 5000人の男女対象) 

①支持的タイプ
・子供との過ごす時間も長い
・関心度も高い
・あくまで「サポート」する
・色々やらせてあげる
・助けを求められたら助ける(子供が学ぶ機会を奪わない)

②厳格タイプ
・子供の自由度が低い
・関心度は高い
・自立心は低い
・しつけは厳しい、生活のルールが多い(失敗を許さない)


③甘やかしタイプ
・厳格さなし、ルールもない
・子供と過ごす時間は平均的
・子供の失敗する機会を与えない


④気楽タイプ
・放任主義
・自由度は高い
・子供と過ごす時間が少ない
・関心度は低い
・しつけも厳しくない

⑤過酷タイプ
・自立、時間、関心すべて低い
・しつけは厳しい

⑥平均的タイプ
①ー⑤以外


上記の研究結果
・①が最も良い
⇒給料もよい、幸福度も高い

・②も①も同じ未来を辿ることは出来る
⇒周りから見ると、幸せそうに見える
⇒しかし実際に子供の内側は、幸福度が低い

 


アフリカの子育ては「自制心」を整える

★マシュマロテストを実施
(オクナブリュス大学の研究 カメルーンの部族とドイツの中流階級の子供たちを対象)


上記の研究結果
・ドイツの子供たちは30%しか我慢できなかった
・カメルーンは70%が我慢できた

研究結果について、チームの見解
・カメルーンは兄弟が多い環境で育つ
⇒感情を抑えることに慣れている
⇒年上の兄弟に従うことが多い
⇒集団でどうやったら動くのか分かっている

・自立性と自由を重視された子供は、我慢に弱い
⇒つまり、子育てに「コレ」がベストというのはない
⇒自分の子供が「どのように育ってほしいか」によって教育方針は変わる
⇒自立性と自由度を重視して育った子供は、我慢がしづらい子になりやすい
⇒協調性、連帯感を重視して育った子供は「自制心」が鍛えられやすい

 


親は子育ての幸せを偽っている


★ウォータール大学の研究
(80人の両親を対象 子育てを理想化しているかチェックした)


・子育てがきついと思えばもう程、子育てにやりがいを見出そうとする
⇒しんどくなればなるほど、やりがいを見出す
⇒なので親は無理をしやすい
⇒子育てに対する辛さを心理的に防衛している
⇒親もストレスケアが必要。無理は良くないので上手にガス抜きしよう

 

子供の育てやすさは遺伝子で決まる

★ユトレストリ大学 メタ分析(子育てに影響を受ける子と、受けない子を調査)

・子供の遺伝子で子育ての影響が変わる
⇒子育ての質に反応しやすい子供がいる
遺伝子による

・親の子育てに影響を受けやすい子供もいる。
一方で、うまく子供を育てれば子育てがうまくいく可能性があることが明らかになった
⇒親の遺伝子が悪いのではない

・メンタルが弱い、繊細な子供ほど子育てに影響しやすい
⇒いい子育て、悪い子育てにも反応しやすい
⇒だからこそ、子育てに関することを色々勉強し、科学的に「いい子育て」を行うことで、子供が反応しやすい可能性がある



親子で、ストレス解消するには?

★東邦大学の研究(4M以降の子供たちを対象)
親がハグした場合と見知らぬ女性にハグされた場合の乳児の心拍数をチェックした

上記の研究結果
・親にハグされると、乳児の心拍間隔がアップした
・また、親も子供をハグすると、リラックス状態が確認された

⇒子供だけではなく、パートナーともハグする習慣をつけておく
⇒子供とのハグは、親にとってもリラックス効果がある


まとめ

子育て関係の論文や研究って、面白いですね。
ここ数週間、ずっと子育ての動画要約が続いておりますが、面白くてつい見ちゃうんですよね。
わが子には、「健康で、自分らしく生きてくれたらいいな」って思っています。
でも、それにプラスで「こうなってくらたらいいな」っていうのが親だからあるじゃないですか。親のわがままになってしまうけど、オプションつけたいな、みたいな感覚ですよね。笑
そのオプションを用意してあげられるのは、親なんですよね、というか親しかいないんですよね。
だから、せめて、自分が出来る限りのことは、子供にしてあげよう。我が子が「生まれてきてよかった」と思ってくれるような人生を送ってくれるといいなと思いました。



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