Misa:キンセンカとサイプレス

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あたたかな土

透明な水

遠くに光を感じて

大きく伸びをしたら

おはよう新しい世界

何が起きても

生命の誕生がある限り

この世界を信じていられる

小さな種が

地球にすべてを委ね

芽を出したから


〇 YES 〇

2020年3月、世界中にコロナウィルスの感染が拡大。日常生活は大きく変化し、様々なことが起こる中、庭に蒔いたキンセンカの種が芽を出しました。この芽をみた時に、大丈夫、と感じ、素直に感じたことを書きました。私の中で、ジョンレノンがオノヨーコの個展で見つけたYESに似ています。僭越ながら、世界に対する全肯定のような感じ。


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この子はボリジ


〇 はじめまして 〇

2020年5月、巣ごもり生活がもはや日常という感じになり、幸い、時間が有り余るほどあるので、精油の本を読んだり、占星術関連のYoutubeを観たり、小さな庭で植物を育てながらぼけーっとしています。欠かさず行っているルーティンは昼寝です。また、家族4人がずーっと家にいるので、飼い猫を庭に出して遊ばせるのが日課となりました。が、隙あらば敷地外に出ようとするので、猫の見張り番、猫番という家事がこのコロナ禍でできました。

noteで私が表現したいキーワードは、昼寝のような雰囲気、星や精油、植物、猫、本などなどです。数年前に占星術の勉強をし、いくつかアロマの資格を取得しました。感情の渦にどっぷりの時は特に、植物や精油、占星術が大きな助けになっています。とりとめのない文章になる気しかしませんが、よろしくお願いします。


〇 太陽意識で生きる 〇

コロナとの共生を余儀なくされる時代、太陽意識、占星術の太陽星座で生きること、自己一致、自分自身を生きることが幸福の鍵のように思います。平塚らいてう先生も『元始、女性は太陽であった』と言ってたっけ。占星術では女性が月と表現されることもあったり、月星座が本来の自分のような解釈もありますが。男も女も自分の太陽を輝かせて生きようよ!(占星術、だいぶ忘れていることも多いからこれを機にまた勉強したい)


〇 キンセンカ 〇 学名:Calendula officinalis

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花が咲いたらチンキにしたり、軟膏にします。傷やうがいに使用しています。自分で種から育てた植物は、より信頼関係ができるみたい。

キンセンカの花言葉は太陽。図らずも太陽意識とリンクしていてうれしい。これからもよろしくね!


〇 土星と冥王星と精油 〇

2020年の天体で気になるのは、土星、冥王星、木星の接近です。天体の解釈として、、、

現在、自粛生活など社会全体に様々な制限があり(土星)、自分の生き方や何か自分の根幹を揺らがずような内側からの問い、事象が生じやすい。もしかしたら失うものがあるかもしれない。でもそれは本当の自分を生きるため、生まれ変わるため(冥王星)真の意味で幸福になるため(木星)に必要なこと・・・。

サイプレスは土星と冥王星のどちらにも親和性のある精油で、この時期を過ごすヒントや知恵があります。また、サイプレスの形や背景、そこから派生するストーリーが好きなので、ちょっと紹介します。


〇 サイプレス 〇 学名:Cupressus sempervirens

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『天を指す巨大な人差し指のように黙してそこに立ち、枝を思いっきり伸ばす他の木のように、不必要な身振りは決してしない、ただ一つの方向しか知らない意志、それは本質的なものに対する集中するという原理に基づいて作用する』

(一方向に集中して向かうサイプレスの形は削ぎ落す、制限、というキーワードが浮かびます。それは土星の構造と類似)

また、

『サイプレスは古くから寺院や墓地に一定間隔で植えられた。荘重で、暖かい慰めのような香りと形で、体が溶けて流れてくるような悲しいとき、しっかり我に返らせてくれる。受け止めて流す、この木は死や嘆きと長い間切り離せない関係にある』


(冥界とつながる墓地や死は冥王星を意味します。)

(サイプレスの持つ背景、泣けます。。。)


どんな状況であれ、受け止めて流す。不必要な物、事、自分と化していた非自分を削ぎ落し身軽になる。サイプレスはこの時期に大いにサポートしてくれるように思います。土星も冥王星も木星も社会を意味する天体なので、社会構造の変革、見直しも意味します。(精油の推定効能として血液循環 うっ滞除去 心身に対しの引き締め 鎮咳作用などある)

植物の形と働き、星々との交流を通して色々と教えてくれました。

※サイプレス(イタリアイトスギ)の画像はイタリア在住Mioさんよりいただきました。写真を見ているだけで、まっすぐな気持ちになります!


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