大阪マラソン2025 振り返り
雪が降る極寒の中行われた大阪マラソン。
記録は2時間30分59秒で13年ぶりに自己ベストを更新することができた。
備忘録を兼ねて振り返りをしたいと思う。
１．前日受付
今回は3連休の最終日開催だったため、土日に受付が行われた。場所はインテックス大阪。駅からは10分ほど歩くため、前日の身体を動かすにはちょうど良い距離だった。日曜日の10時前に受付に行ったが、比較的すいており、かなりスムーズに受付を終えることができた。
受付ではリストバンドの装着があるため、引っ掛かりが気になるのできつめにつけてもらった。
ブースもいろいろとあったが、この辺りは各都市型マラソンと変わらない印象だった。
２．当日
朝から寒波の影響で家の周りは薄っすら積雪。予報を見ててもレース中は曇り時々雪。かなり過酷なコンディションが予想された。
6時間前に起床し、5時間前に食事。3時間前の電車で会場へと向かった。
2時間前に到着し、男子の更衣・手荷物預けのある大阪城ホールへ。
ここでゆっくり着替えてから並ぼうと思っていたのに、着いてみたら大混雑。着替える場所もなく、手荷物預けも長蛇の列。しかも男子トイレは外の仮設しかないため、トイレをしてから着替えるか、着替えてからトイレに並ばなければならなかった。
時間的に間に合いそうだったので、外のトイレに並んでから改めてホール内へ移動し、狭いスペースで何とか着替えてすぐに荷物を預けた。
ここからAブロックまではウォーミングアップを兼ねてジョグで移動。10分くらいでブロックに到着できた。この時点ではまだまだ人は少なくて、3列目くらいにいた知り合いと一緒にスタートまで時間を過ごした。
今回は寒さ対策のため、ロンTの上にカイロを2枚貼り、上から半袖、さらにポンチョとカッパ。ネックウォーマーに帽子、手袋は2枚着用。カッパの下も履いた。それでも曇ると寒かったが、なんとか75分の待機時間を乗り越えることができた。まずはここが第一関門だと思う。
３.レースについて
1.スタート～10km
スタート地点までは大混雑。なかなか前に進めなかったけど、すぐに下るため楽に加速し、3'30/kmの集団に合流することができた。ただ、最初の集団はすぐに崩れかかっており、その前方の集団がいい感じだったので頑張って合流することにした。結果的にこれがいい判断になった。
2.10km～ハーフ
集団がとても良いペースで進み給水も少し取りながら気持ちよく走り続けた。18kmにスポーツようかんがあることを事前に確認していたので、ここでようかんをゲット。寒くてなかなか開けられなかったけど、少しずつ食べてエネルギー補給した。
3.ハーフ～30km
普段なら25kmくらいから痙攣が始まるのだが、今回はその兆候もなくかなり快調に走れていた。風を受けることもあったが、集団のおかげであまり影響なく走ることができた。
4.30km～40km
ここまで快調だったが、33kmで痙攣し始めた。無理してペースを維持して大崩れするくらいならペースを落として走り切ろうと思い、ここで集団を離れた。30～35kmまでは18'05と落ちてしまったが、まだなんとか粘れていた。
しかし、38～40kmの間で2回ほど本格的に攣りそうになったので、立ち止まって脚を伸ばした。
5.40km～フィニッシュ
40kmからはなんとか止まらないようにピッチを増やして脚を回すことを意識してなんとか走り続けた。30分切りは無理になったが、31分切りの可能性は残っていたため、痙攣しないように動かし続けた。
最後の橋を渡ってタイマーを見ると、ギリギリライン。ラストは攣りながらもがいてなんとか2時間30分59秒でゴールすることができた。
4.これまでの練習
今回は福岡国際マラソン以降、距離走をしっかりとこなしてきた。参考にしたのはレナートカノーバのメソッド。これが良かったのか、今回はかなり脚がもったと思う。
12/8 奈良マラソンサブ3ペースメーカー 42km
12/15 180分ロングジョグ 33km
12/28 34km ロング走 4'00/km
12/31 35kmロング走 4'03/km
1/5 35km ロング走 4'00/km
1/11 30km ロング走 3'51/km
2/1 36km ロング走 3'51/km
2/3 150分ロングジョグ 30km
2/8 180分ロングジョグ 36km
ただ、最後に脚が攣ってしまったのはやはり強度不足かもしれない。95%MP（3'40/km)あたりでのロング走を入れる必要があるのだろう。この辺りは来年の課題にしたい。
今回13年ぶりにフルマラソンで自己ベストを出すことができ、かなり感激だった。今年38歳という年齢だが、まだまだ挑戦することができそう。
今回、心拍数の平均が161とかなり低く、心肺の余裕は十分にあった。
心肺機能としては30分切りできるところにあると思うので、脚の耐性をつけて、来シーズンこそは2時間30分切りを達成したい。