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新人アニメ制作進行に捧ぐ! お前が生き延びるための覚書──LO素あがりの処理──(P4)
【制作進行の業務フロー編】
──LO素あがりの処理──
①作業して頂いた作画さんに連絡
あがりを回収した旨の連絡
状況の確認(他の仕事の状況など、スケジュール通りに進行できるかを確認)
次の連絡はいつすればいいのか確認(つまり、次のあがりはいつになるのかを確認)
②素材の制作チェック
素材の確認
書かれているカット番号などが間違ってないか
タイムシートに名前・カット番号が書かれていなければ制作が書く
LOの内容が打合せと間違っていないかチェック
素材のミス・ヌケがないか(パーツ抜け、素材入れ忘れ…)
できればコンテと設定をみながらチェックするべき
また、LOの内容をみて、その作画さんの巧拙はどなのか。素材作りや指示入れは丁寧で正確か。コンテの意図に沿っているか。
なにが得意でなにが苦手なのかなどを判断しよう。
日付の記録
LOあがりと演出入れの日付を記録(記録のミスないようダブルチェックするべき)
③演出入れ
演出に素材入れる
状況報告書も併せて入れる(可能であれば、必要な情報は口頭で伝える)
入れた旨を連絡
入れに関して説明が必要な場合(素材にミスやヌケがある・あがりが雑など)は、黙って渡さず、演出に直接渡して説明する。それができない場合は必ずメモを残す。
また、もし優先して演出チェックしてほしいカットがあれば伝える。
以上。