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シアワセは長くは続かない

学校のクラスが一つ上がり、大好きなアンディ先生の授業が終わってしまいました。

今度の先生は若い金髪ボインギャル先生です。
ルーマニア系のアイルランド人。
早口で授業もぽんぽん進んでしまいます。
進級した最初だからそうなるのはよくよく知ってます(経験済み)。
メンバーといきなり馴染める時とそうでない時があるのもよく知ってます(経験済み)。
理解できないまま授業が進むので、
毎日家で必死に予習・復習をしました。
それでも翌日には全然違うトピックになり、
またフリーズの授業となるのです。
それがしばらく続くのもわかっています。
先生との相性はすごく重要です。
わからないことへのストレス、そのまま進んでしまうことへのストレス、
その場で解決できないストレス、
わかっていないのは自分だけで他のクラスメートが理解しているという現実を見るストレス、
解決するために行動できない自分へのストレスetc。
今までその場で理解ができていたアンディクラスとは全然違います。
元クラスメートは、先生代えちゃえばいいじゃんと言います。
もちろん、それもできるのですが、
私はもう少し頑張ってみようかな、それから考えようかなとも思います。
でもそんなことを考えているのが一番のストレスなのです。
そこから、ああ、私はダメだ、何をやっているだ、いつになったらできるんだという負のスパイラルに陥るのです。

ちょうどその時、バイトをクビになりました。
オーナーから「今、店の経営の状況が悪いから、よくなるまでちょっとごめんね」と連絡が。
これでおしまい。え!マジすか?
でも私は今までそういう人を何人も見てきています。
なぜなら1か月前にワーホリできている日本人女性とマレーシア人男性の同僚が「君との契約は今月で終わりだから」とクビになっていたし、
別のレストランでは「君より優秀な子が入ったからもういいよ」とクビになった人も見ています。

さらにスマホが壊れて、急につながらなくなりました。つながらなくなった理由を探りまくって、結局解決せず。

さぁ負のスパイラルは止まりません。

これはいつまでたっても英語が上達しない自分はレストランで必要とないと判断されたんだと思うと、それが悲しくて、自分の英語力のなさにさらに自信を失い、話せないことが逆にプレッシャーになっているような気がしています。
勉強しても、メモをとっても、テキストをやっても大して頭に入ってきていないのです。
20代、30代の子たちの脳みそとの違うこのポンコツ脳みそが最大のストレスの原因なのです。
そんなことばかりをやっているのが嫌になり、
これではいけないと、環境を変えたいと思い、家探しをしました。

だからと言って、そんな簡単にいい物件がすぐ見つかるわけではないダブリン。
問い合わせも返事が来ないのは当たり前。
でも家探しをしているだけで気分転換にはなるのです。
30件くらい応募して、でもラッキーなことに4件も見に行くことができました。(一件はオンライン)
内覧はそれで半日がつぶれます。
オーナーとのやりとりは英語の勉強にもなります。
それだけで自然な英会話の練習です。
優しいオーナーたちは勉強中の私のためにわかりやすい英語で会話をしてくれました。
そんなことをやり、ようやく無事に新しい家が見つかり、次の環境が決まった自分にワクワクしていました。

でもこれが(今思えば)さらに体に疲れを蓄積させてしまったのかもしれません。
授業についていけないで頭が疲れている状態で、今度は体まで疲れさせてしまったのだから。

家探しも英語が堪能な人ならさほど大変じゃないのかもしれませんが、私にとってはとっても大変な重労働です。
その中、家の契約、電気会社との契約が無事終わり、鍵をもらいました。
セキュリティがしっかりしすぎていて、鍵だけで6個(笑)セキュリティ万全!
あとは引っ越すだけだ!というときに、ついに

熱を出してしまいました。
え、いきなり39.3℃
頭・背中・腰すべてが痛いです。
寒くて寒くて震えが止まりません。
ダブリンが寒いから?

引っ越しの整理をしながら、日本から持ってきた薬を飲んで、寝ました。
翌日、なぜかすっかり熱が下がっていたので、
これはラッキー(もう治った?←バカです)と思って、荷物を一部運び、布団や食器を探しに買い物をしました。
そんなことをしていたら、また体がガタガタと寒くなり、やばいと思い、また薬を飲んで寝ました。

この時すでに地獄生活の序開きだったのです。


無事に契約できた新居
学校の近くで通学もしやすいと大満足(でも体は疲労がたまっていたみたい)


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