清水裕貴著「ここは夜の水のほとり」
清水裕貴著「ここは夜の水のほとり」読了。
前回読んだ「海は地下室に眠る」が面白かったので、著者で選びました。
オムニバス形式。
「海は…」も絵画の話でしたが、今回は美術予備校が舞台で、絵描きについて描かれていました。
著者は武蔵野美術大学の映像学科卒業で、創作に詳しそう。
写真家、グラフィックデザイナーで作家。多才ですね…。
ちょっと不思議な話が多かったですが、面白く読みました。
私はこの人の文体が好きらしい。
「或る観賞魚」という短編が、なんと「金魚」目線のお話でした。
新鮮。
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