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石牟礼道子著『苦海浄土』

石牟礼道子著『苦海浄土』読了。

映画『MINAMATA』からの余韻。

石牟礼道子さんや『苦海浄土』の名前は聞いたことがあったのですが、なかなか今まで読む機会がありませんでした。

本を読む前は“ジャーナリストによるルポルタージュ”のような作品だと勝手に想像していたのですが、水俣に住む主婦だった石牟礼さんが見た水俣病患者たちの物語、というような、解説にもあったのですが、「私小説」のような体裁でした。

一人ひとりの患者たちの物語が哀しかった。

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