見出し画像

辛い時は辛いと言える強さ: メンタルカミングアウトをしてみた

先日、色々なことを思い、自分のストーリーで
自分のメンタルについてカミングアウトした話。

画像1

ストーリーに書いた様に、自分のメンタル状態を話す必要性は全くないし、むしろ投稿しない方がいい内容だと思います。ですが、このメンタルカミングアウトをして本当によかったと思うので、その振り返りとして言葉で残しておきたいと思います。

メンタルカミングアウトした理由

理由は、2つ。

1つは、自分の考えをオープンにすることで気持ちに区切りをつけたいと思ったから。

もう1つは、わたしの様な、いつも明るい印象がある人がメンタルについてオープンに話すことで、他の悩んでいる友達たちのエールになってほしいと思ったから。

そして実際にメンタルカミングアウトを経て、よかったことが2つあります。

よかった点①:
本当の自分知ってもらうきっかけになる

わたしは理由の部分でも少し触れた様に、会社でも、友達の間でも明るく、良く周りからは「悩みとかあるの?」って聞かれるタイプです。会社の同期からは八方美人と言われたこともあるくらいです。ただ、自分としては元気な姿を見せないと…というセルフブランディングの意識が強く、性格も強がりでなかなか親しい友人にも苦しんでいることを打ち明けられない性格です。小学校から高校まであまり周りに馴染めなかったり、いじめられた時期もあったので、良い面しか見せたくない気持ちが強いのだと思います。

その結果、最近は勝手に孤独に感じることも多く、きっとそれが自分の中で咀嚼できない気持ちになってしまいました。

しかし、今付き合いのある友達や会社の人はキラキラしている私しか知らないので、「元気が取り柄の人」というイメージでわたしに接したり、性格の決めつけが少なからくありました。

だからこそ、今回、「元気だけが取り柄じゃないし、そういう弱い面があるのを知れて良かった」と沢山の人からメッセージを頂いたことで、笑顔じゃないと存在価値がないと思っていた自分が少し解放され、元気を繕わなくても受け入れてくれるだけでなく、それをポジティブに捉えて貰えると心が軽くなりました。

セルフブランディングでも自分の言動の積み重ねで相手に自らの印象を作り上げていきますが、弱い部分も同じで、自分の何を人に理解して欲しいかをしっかりと言語化することが重要だと感じました。

よかった点②:
色々な人との悩み共有のきっかけになる

一番大きかったのは、「わたしも同じ体験をして‥」というメッセージを多くの友人からもらったことです。

転職先で悩みを持っている子や、休職をした子、カウンセリングを受けた子など、わたしの悩みは自分だけの問題じゃないんだと改めて感じられたことが、今回の大きなlessons learnedだったと感じます。

過去悩んだことがある子からは、気分転換のアドバイスや、新しい方向へ目を向ける考え方など、どの本を読むよりも学ぶことが多かったです。

また、「勇気を出してメンタルのことを話してくれて、わたしも勇気をもらった」というポジティブなコメントもいただき、わたしのメンタルカミングアウトが少しでも誰かのためになったのがとても嬉しかったです。

結論:
メンタルカミングアウトは自分を肯定する行動であり、またそれは誰かの勇気にもなる

まとめ

最後に…

誤解をしてみただきたくないのが、「じゃあ、あなたもメンタルカミングアウトしてください」というのがメッセージではないことです。なぜなら、気持ちへの対処の方法は人それぞれだからです。

そして、まだ自分の気持ちが整っていない人は、まだ自分の気持ちを公表するタイミングではないかもしれません。逆に、少人数の人やカウンセラーなどに相談することをおすすめします。冷静でないと、公表が気持ちの区切りではなく、吐口の方法になってしまうと思うからです。わたしもある程度メンタルが落ち着き、冷静に自分を見ることができる状況で公表したからこそ、ポジティブなメッセージを加えて自己開示ができたのだと思います。

だから、今焦って全員に言わなくても大丈夫。もし、今、もがいている人は、本当に理解して欲しい人に自分の状態を伝えることで少しは前向きになれると思います。

そして、最後に願うのは、日本でももっとオープンにメンタルの話ができればいいなと思います。メンタルも体調の様にその時で変わるものです。だからこそ、メンタルが辛い時は辛いと言え、その状態を受け入れられる様な世の中になったらいいなと思います。

さあ、2023年まであと343日。
なんかいい風が吹いてきた気がする。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?