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3行ではない日記 キツネが遊んでるな
雪が降ると、気になるのがキツネの足跡である。
近所にキツネは(たぶん、それなりの数が)住んでいるようなのだけれど、夜行性だから、実物を見かけたことは数えるほどしかない。でも、雪の季節になると足跡はとてもよく見かける。
キツネの足跡はキリトリ線みたいに1本の点線になっていて軽やかで、ちょっとした斜面も、雪原も自由自在に歩くから、「道」に囚われた人間からすると、楽しそうだなと感じる。
今朝は公園の人工池の周りに足跡があるのを見かけた。
人間みたいに、遊歩道を歩いてみたり、池にかけられた橋を渡ったりした形跡があり、さらに氷の張った池を歩いた足跡があった。
氷の薄い部分を踏み抜いていたりして、そこを渡らねばならない理由は全く無い場所だから(だってすぐ横の橋を渡ったりしている)、たぶん渡ってみたかっただけなんだろうな、と思う。やっぱり楽しそうだ。