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「マエストロ」どこかで聞いたことあるけど、なんだったかなぁ…

こんばんは、となカエです。

オーディオブック(オトバンク)で《聴き放題》対象だったので、
ひゃっほう!と思い、
いそいそ聴いた。

新作なのに、《聴き放題》対象ありがとうございます🙏

本屋大賞受賞「成瀬は天下を取りにいく」の受賞後第一作品。
成瀬は高校生〜大学生だったけど、
今回の主たる人物は40歳。


ーーーーーざっくりあらすじーーーーー
40歳独身、猪名川健人。
webライターでなんとか生計を立てている。
ある日、大学生時代から住んでるマンションのオーナーから
「婚活の記事書いてくれない?知人が探してるんだ」
と、とある婚活会社からの依頼を受けることに。

婚活記事を書くため、
婚活パーティーに参加したりスタッフになったり
婚活の世界を徐々に知っていく猪名川。

そんな中、婚活参加者から
そこの婚活会社で働いてる唯一の社員《鏡原奈緒子》が「婚活マエストロ」と言われていることを知る。

婚活マエストロとは?
なぜそのように言われはじめたのか。
《鏡原奈緒子》が気になりはじめる。
ーーーーーーーーーー


本編にもちゃんと説明出てくるけど、
マエストロとは、

「maestro」の意味・「maestro」とは

「maestro」はイタリア語で「教師」または「達人」を意味する言葉である。しかし、英語圏では主に音楽の世界で使われ、特にオーケストラの指揮者を指すことが多い。また、一般的には、ある分野で非常に優れた技術や知識を持つ人物を指すこともある。

weblio辞書より

つまり、「婚活の達人」ってことのようだった。
あれか、昔で言う
「この仲人さん、めっちゃイイ」ってことか。
この人が関わると、《成婚率が高い》ってことね。
OK納得。

婚活にもゆるい感じがあるのはいいなぁ。
みんなガツガツしてるのかと思ってた。

前作の成瀬もそうだけど、
今回もなんだか本当にありそうな話で
ノンフィクションと創作の中間な感じなのがすごい好き。

今作にも滋賀県が出てきたのは、
近畿圏の住人からしたら嬉しかった。
遠足で琵琶湖+博物館行って以来訪れてないけども、
嬉しいものは嬉しい。

婚活したことなくても、
猪名川健人も初心者なので、
一緒に「へー」と思いながら婚活業界の知識も身につく。

婚活アプリ、私も信用してなかったんだけど、
姉がそれで再婚したから、
「本気の人はちゃんといる」ことがわかった。
身近に実例がないと、胡散臭いと思ってしまうよね。

バインミーが作中に出てくるんだけど、
私も食べてみたいんだよね〜
パクチーが苦手な人はダメだと思うので注意。

成瀬も面白かったけど、
今作も聴きやすくて楽しかった!
次回作も楽しみ!!


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となカエ
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