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【むらさきのスカートの女】今村夏子著
こんばんは、となカエです。
星の子を読んで、その文体に惹かれて次に選んだのがこれ。
kindle unlimitedで読みました。
表紙からして、なんかこう…
なんとも言えない。
不気味な雰囲気か感じられ、
なかなか読むことができませんでした。
最初も、「一体この女はなにがしたいんだろうか」と、
《むらさきのスカートの女》と友達になりたい女の
数々の行動(奇行)に疑問を抱きつつ、
読むのをやめることができなかった。
大体の本って、最後らへんになってくると
わーってネタバレがあるから一気に読み切るけど、
これはそうではなく、
淡々と、話は進んでいき、
いつの間にか終わってた。
熱心に人に勧めるかと言われたら、
候補としてはあまり上がってこないけど、
でも、少しでも興味を持ってくれる人がいたら
こっそりオススメしたい。
闇取引みたいに。
「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。
ベストセラーとなった芥川賞受賞作。
文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録
一緒に収録されてるエッセイも面白かった。
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