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箱根駅伝のコース走ってみた4区
大磯〜小田原
前回から4ヶ月がたった。さすがに真夏は避け、涼しくなってきたので、箱根を目指して再スタートだ。
前回は、大磯駅近くの交差点で終了したので、大磯駅をスタートし、交差点に゙向かい、コースへと合流。
この箱根駅伝をたどるランも4区に入ったが、こんなに晴れたのは初めてかも。初回の1区も大手町では晴れていたが、途中から曇って鶴見に着くまで曇りだったし、2区も終始曇り空だったし、前回は途中から雨に降られるところもあったし。
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コースに入り、少し進むと、湘南発祥の地という碑が立っていた。大磯が湘南発祥なのね。さすがにコースを走る選手は気づかなそうだ。
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しばらく進むと、定点ポイントの大磯の松並木にやってきた。
思ったより短い距離で、テレビはうまく見せるな、と感心する。
城山公園の下り坂はあったが、思ったよりアップダウンはなく、進んでいく。所々に海抜を示した表示が出ていて、数メートル上がったり下がったりしているがさほど気になるほどではない。
最初の大きなアップダウンは、二宮の定点ポイントの下り坂だ。
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坂を下ると、小田原市の表示。もう小田原か、と思ったら今度は上り坂で、そこを上ると二宮町の文字。市町境が入り組んでいるようだ。
それから今度は国府津へ向けて下っていく。左手に海が見えるが、選手には余裕はないだろう。
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このあたりは復路の7区の観戦に何度か来ているので、久しぶりに来たなという印象だ。国府津駅に向けて上っていく。
国府津駅前の交差点を過ぎると今度は下り基調。どちらかというと、国府津駅から小田原寄りが賑わっている感じ。こちらは来たことがなかったので、新しい発見である。
その後は比較的平坦な道のりを進んていく。
途中で再び杉並木が現れた。
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正面に箱根の山々がそびえ立つ。4区も終盤に差し掛かろうとしている。
ここは、あまりテレビ映りをする場所ではないが、こんなところもあるのか、と現場に来て知ることができる。
走りを進めると、酒匂川の橋に出た。
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このあたりもさほどアップダウンはなく、進んでいく。
左側に相模湾が見えるが、車道を走るランナーには、応援する人がいるので見えないのかもしれない。
酒匂橋を渡ると、徐々に小田原市街に近づいているようだ。
しばらくすると、車線が片側2車線になった。
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小田原宿を示す塔を過ぎると、歩道も広くなり走りやすい。
小田原市民会館前の交差点を左に曲がり、すぐに右に曲がる。城下町らしいクランク状の道を進むと、じわじわと上り始める感覚がはっきりと分かる。
東海道線をくぐり、新幹線をくぐると、上りは本格的に。
ここまで余力を残しておかないといけない重要な区間であることが分かる。
右側に箱根登山鉄道、左側に早川が見えると、小田原中継所は近い。
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左側に早川とともに、箱根ターンパイクも見える。ここを走る大会に出たことがあるが、スタートしてすぐの急坂に気持ちが萎えたことを思い出す。
左カーブが見えてくると、小田原中継所にあるかまぼこの鈴廣の建物が見えてくる。ここがスパートのポイントか?
カーブを曲がりすぐに鈴廣かと思いきや、意外と距離がある。
登山鉄道の車両を過ぎ、駐車場へ入ると、そこが小田原中継所。いよいよ往路のクライマックスに入る。
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20.9kmと短い区間だが、小田原市街地を抜けてからの最後の上りで差が付きそうな区間だと思った。
いよいよ次回は箱根の山登り。さてどうなることやら。