「Ap-Vp」ってどないやねん
読む時間がないよ!という方はこちらへ↓↓
1分で記事をまとめています。
心臓ペースメーカーの波形は4種類。
今回はその中の1つ目!
「Ap-Vp」の状態と波形についてお伝えします。
前回の記事はこちら👈
1つ目「Ap-Vp」
・どんな状態?
心房と心室両方ペーシングされてる状態です。
心房も心室も、どちらも自己波形が登場しない場合、
両者に対してペーシング刺激を送り、
心房と心室はその刺激によって仕事を始めます。
・どんな波形になるのか?
こんな波形になります🏋️
この場合の心電図波形の特徴は、
P波とQRS波の直前に「ペーシング・スパイク」
という尖った波形が記録されます。
このとき、心房ペーシングと心室ペーシングの間合いの間隔を「AVディレイ(AVD)」といい、
この時間の設定によって心房の収縮後、心室収縮が開始されることになります。
↓↓AVディレイ↓↓
※間合いを取ってから心室ペーシングされる。
・どんな時にペーシングを打つのか?
①設定レートよりも自己心房レートが遅い時
(例)設定レート60 自己心拍50
②心房ペース後AVD内に心室の自己伝導がない時
この2つの時にペーシングの動作をします。
「Ap-Vp」は
心房、心室両方ペーシングされている状態!
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