見出し画像

ひと/小野寺史宣 ... を読んでみた。

学生時分に家族を亡くしたとしたら、どんな人生を送ることになったのだろうか。

若くして父親を亡くし、母親の工面でなんとか大学に進学できた矢先、母親が急逝。大学を辞め、ひとりで生活をはじめることになった青年の話。

お惣菜が食べたくなります。
バンドあるあるで変に納得してしまうシーンが多数。
身近でよく耳にする店舗や商品名にドキっとすることも。
男子学生であれば、そういった思考してますよねー的な…すっかりおじさんの私も気持ちが若返ったような錯覚に…。

孤独のようで孤独ではない。
優しいだけではない優しい物語でした。

主人公は、きっと幸せになるんじゃないかな。

おわり。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集