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極端思考の罠

日本は
「他人に迷惑を掛けないようにしなさい」
という考え方が普通で
そのように育てられた人がほとんどだと思います。

それは教育の現場でも感じるし
家庭の場でも、そして社会でも感じます。

だけど実はこの考え方が
親のイライラに繋がり、
子どもをコントロールすることに
繋がるとしたらどうだろう?

それでもあなたは
【他人に迷惑を掛けない】
ことを重要視しますか??

こういうことを書くと必ず
『なら迷惑かけてもいいのか!』
という意見がでるので先にお伝えしておきますが
それは極端な考えの極みですね。

私たち日本人は学校教育の場でも
常に正解を求められることが多いので
【正解】【不正解】以外の曖昧さを
受け入れることが苦手。
まずはここを理解すると、
あなたの見える世界が
少し優しくなってくるかもしれません。

さて、なぜ【他人に迷惑を掛けない】
という考え方が子どもにイライラしたり
コントロールすることに繋がるのか。

これは、大人の作ったルールという型に
子どもをはめようとするからです。

そして迷惑を掛けちゃいけない!
という思考に囚われている大人は

子どもの自由な動きや発言を
許容することができません。
すると、子どもの発言や行動にイライラし、
小言が増えてきます。

イライラするな!
とは言いません。
私だって子どもの突拍子もない行動に
イライラすることはあるからです。

けれども、見方を少し変えるだけで
子どもの自由な行動や発言が
とても愛おしく感じるようになれます。

我が子が全身全霊で親を
求めてくれる時期って本当に短い。

だからこそ親である私たちが
考え方をアップデートして子どもたちと
関わっていきたいですね😁

私たち人間は誰ひとり完璧じゃない。
だから完璧になろうとするのではなく、

完璧じゃない自分たちを
認め、許してあげること。

人に迷惑を掛けちゃいけない!
と肩に力をいれずに

周りの人を頼れるようになっていきたいですね。

余談ですが、
インドでは子どもに
『お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい』

と教えるそうです。
私はこの考え方がとても好きです☺️

迷惑を掛けずに生きる!
と完璧を求めるのではなく

完璧じゃない自分を認めることで
周りに助けを求めることもできるようになるし
他人のことも許せるようになりますよ。

私たち大人が子どもたちに
他人に頼ることを伝えていくことで
20年後、30年後の日本に
優しい人が増えてくれたら嬉しいですね😊

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