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Photo by
cherabby
たまには自分の足を眺めてみるのはどうですか
自分の足をじっくり眺めたことがあるだろうか。
足の甲はなんとなく見たことがあるかな。
もしかしたらネイルをする人なんかはしょっちゅう見ているかもしれない。
足の裏はどうだろうか。
ちょこっと、見てみるのはどうだろう。
私の足の裏は、お風呂上がりに保湿をしたはずなのにまあまあ乾燥している。
ちょっと外反母趾ぎみで、どちらかというと厚めかもしれない。
右足は踵の内側の方が皮膚が硬くて、左足は踵の外側の方が皮膚が硬い。
どちらかというと左重心で立っているのかもしれない。
あとは親指の外側も硬くなっている。
こんなふうに見ていくと、どのあたりをいつも使っていて、どこらへんに重心がかかっているかが分かる。
患者さんの足の裏を見る時も、そんな事を考えている。足の裏を見るとその人がどう歩くのか、想像出来る。血流が悪ければ足の先にでる。
そこまで詳しくは分からなくても、私の知らない体のクセを、足の裏は知っているのだ。
お疲れ様の意味を込めて、足首をぐるぐる回して、つま先をこっちにぐーっと、あっちにぐーっとのばして、保湿をしてから眠ることにする。
私の知らないわたしがそこに見えてくる。
お疲れ様を言いながら、見てみてほしいなと思う。