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7/5(水)21:00~ おにょTV「真空蒸留とは何か?!」

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真空蒸留器を作るにあたり、一番難しかったのは、温度管理をどうするか?でした。
減圧して沸点を下げるため、35℃から40℃の低温で温度を管理しなければなりません。
IHヒーターなどの保温機能を使って、真空蒸留してみますと、IHヒーターが出す電磁波の影響で、水のエントロピーが減少するどころか増大してしまいました。
今はやりの低温調理のための器具も同様でした。
水は、すべての情報を吸収・記憶してしまいますので、こういった電磁気を出す機器をなるべく使わないようにしなければなりません。
そこで、採用したのが投げ込みヒーターとサーモスタットの組み合わせで、湯バスによって温度管理をする方法です。


ロータリーエバボレーターのような真空蒸留装置も試料の温めには湯バスを用いています。


ロータリーエバボレーター、液体の蒸留のための装置。
欲しくてほしくて仕方がなかったのですが、篠原さんに相談したところ
買っても1年間は飾っておくだけになってしまうだろうといわれて諦めました。
でも、飾るつもりでいたんです、、、。というくらいど素人。
これが何に使えるかも知らないで、これさえあれば何でもできると思う48歳児。
いつかゲットします!!


また、金属部品を一切使わないことにも気を遣いました。
海水を真空蒸留できるように装置を設計したかったので、金属は一切使わないようにしました。
また、なるべく蒸留過程で自然光を水に吸収させるために、すべて透明の素材で設計することも考えました。
そして、高額な機器で一番大変になるのが機材の洗浄の問題です。
私が今回無償公開した真空蒸留器は、この洗浄分解の問題も解決しております。
パーツはホームセンターやネット通販で注文できるものだけであり、部品交換も修理も自分で出来ます。
装置の分解、組み立て洗浄もとても簡単です。
真空ポンプは、アルバックの2万円程度(低価格)のダイヤフラム式を使っています。
ダイヤフラム式の真空ポンプの特徴は、水の侵入に強く、メンテも簡単であるというところです。


みんな大好き、アルバックのダイアフラム式真空ポンプ!


ポンプに水の侵入を防ぐ工夫として、トラップというものを用意する必要があります。
簡単に言ってしまうと、ポンプの前に、ガラス瓶を一つ噛まして空間を作るだけです。
これは篠原さんに教えていただいたのですが、こういったことを知っているかいないかで、大変な遠回りをすることになると思います。(感謝)

ホースやジョイント部品、パッキンなどはどうしても匂いが付いてしまいますが、私は、毎回取り換えています。
それでも、回収できる細胞水のことを考えますと、費用対効果はとてつもなく高く、家庭用や、研究者の試料採取としては十分な蒸留器が提供できると思っています。

今後、世界的に、植物細胞水を研究する方が増えてくると思います。(篠原さん談)
そういった方にもこの蒸留器をお使いいただけたらと思います。
まずは私の周りの方々方から研究していただき、市民参加型の新しい研究携帯のひな型を作ってしまいたいです!


真空蒸留とは何か?というテーマは、真空蒸留水とは何か?というテーマと同義です。
真空蒸留水とは、植物細胞水をはじめ、エントロピーの減少した水のことです。
この水のエントロピーを減少させ、植物の情報を水に移す装置が真空蒸留装置です。
したがって、真空蒸留装置のことを知れば、真空蒸留水のこともわかってきます。


植物細胞水のフォノグラム、とてつもなく高い音響対称性を持ち
エントロピーが減少している水、表面張力が低いのも特徴。

真空減圧で沸点を下げることは、細胞内の状況を装置で実現しているのかもしれません。
細胞内は、減圧されているため引き締まっています。
身体が浮腫むのは、細胞の中の水が少なくなっている状況、もしくは細胞内と細胞外の圧力差が無くなってしまっている状況とも考えられます。
実際、植物細胞水を飲みますと、浮腫みが減ります。
表面張力が低い水というのは、内側に引き込む力の強い水とも言えます。
真空状態は内側に引っ張り込む力ですから。

何が言いたいかと言いますと、われわれの身体自体が減圧蒸留装置だと考えられるのです。
ヨガの呼吸法、ムルバンドゥのような、呼吸を吐ききってから、横隔膜で内臓を上に引っ張り込む体術は、まさに身体内を真空状態にしています。


呼吸によって、身体内部を真空状態にすることができる。

身体はの平熱は36~37℃くらいですが、もし身体内で真空減圧が起こっているとしたら、血液は低温で沸点に達する勢いかもしれません。

こう考えたほうが身体の免疫力などを説明するのに自然な気がするのは私だけでしょうか?

この人間の身体が真空蒸留器であるという考察は、別の会で深掘りしていきます。

植物と違い動物には細胞壁がありません。
細胞壁が無いお陰で呼吸が出来ます。
この呼吸にすごい秘密があります。

*細胞壁を持つ植物が行っているのは呼吸ではなく光合成。
太陽光のエネルギーを用いて、二酸化炭素と水からデンプンなどの炭水化物を合成し、酸素を放出すること。

  
今週末となりました。石坂流・松田先生の京都施術会
残席(2)です。



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