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8/16(水)21:00~“蒸留とは錬金術である”      

今回の配信は「蒸留とは錬金術である」という話です。
*ここでは、すべて真空蒸留の意味です。

錬金術とは何か?というところから話していかなくてはなりません。
錬金術とはずばり、「情報の初期化」という事になります。
では情報の初期化とは何か?それはエントロピーを減少させることであり
フォノグラムの音響対称性が最大になることであり、12KENになることです。って余計わからなくなってしまいましたね(笑)。

12KENの講義動画です。第1章から第5章まであります。

石坂流鍼術の松田先生も、「鍼治療は身体の蒸留である」とおっしゃっておりました。

蒸留に話を戻して、この「情報の初期化」を説明していこうと思います。
蒸留とは、濁った水、いろいろな物が混ざったものを純化して本質だけを取り出していくことに相当します。
蒸留した水側には、元の混ざっていた物質の芳香成分だけが移り、他の有機物は水側には来ずに残留物として下に落ちます。

あらゆる有機物で芳香成分だけが、水側に移るという事実は、純粋なエネルギー(振動)により近いという事です。

これが純化して本質だけを取り出していくという意味です。
水は、蒸留によって振動化された物質の情報を記憶します。
水は情報の記憶装置であるのは間違いのないことです。
普通のデジタルストレージとは違い、もっと音響対称性の高い情報まで記憶できます。
これは、大脳の記憶と身体の記憶、意識的記憶と無意識の記憶の違いに相当します。この本質だけを取り出して純化していくほうが、情報量は多くなるのです。
なぜなら、そこから引き出せる情報が多いからです。
言い方を変えますと、変化の可能性がたくさんあることを対称性が高いといい、情報量が多いといえるのです。
種や赤ちゃんは可能性の塊です。それはエントロピーが低いからです。
音響対称性が高いのです。この状態にすることを情報の初期化と言っています。(シュレディンガーはネゲントロピーと言いました。)
つまり、簡単に言うと、錬金術とは、生命を養う事であり、ネゲントロピーを増大させる(エントロピーを減少させる)ことなのです。

鍼治療は身体の蒸留であるという松田先生の言葉も、鍼治療とは錬金術であり、エントロピーを減少させることであるという意味なのです。

今まであまり自覚は無かったのですが、フォノグラムの研究とは、どうも錬金術の研究だったようです。
私は、楽器と身体の共鳴原理を、音の図形、フォノグラムを通して研究してきたのですが、その共鳴原理こそ錬金術の中身だったようです。


この共鳴原理は、我々の住む4次元時空の物理次元を超えたところにあります。簡単に言いますと、身体の中と身体の外、細胞の中と細胞の外、真空度の違う空間では、物理法則が異なります。
水だけがこの異なる次元間をつなぐ媒体なのです。
現行の物質科学や医学は、大脳が認知している電磁デバイスに引っかかる現象のみを実在であるとしています。
水の研究が進んで行けば、こういった次元別の物理の可能性のことも明らかになっていくと思います。
フォノグラムの図形パターンの違いは、異なる次元における共鳴状態を表しています。おそらく、水の研究が進んでいき、近赤外線分光でスペクトルを調べて解析が進めば、フォノグラムの図形パターンと一対一に対応が付くと思われます。

真空蒸留とは錬金術であり、錬金術とは、ピタゴラスカンマを限りなくゼロになる様に音響対称性を高めていく術です。
それは、楽器(個体)においては、等音面というものになり、液体においては植物細胞水(真空蒸留水)という事になり、気体においては、*絶対真空という事になるのでしょう。

*これは、12KENの状態のことを意味し、普通の空間の構造化とは異なります。なぜなら、空間が完全構造化した場合、時間も空間ない状態の空間のようなものになるからです。





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