僕たちが提供している価値はラーメンじゃないと胸を張って言えるその日まで
怒涛の日々を過ごした1年目・自分を見失い挫折した2年目・志は高く地に足をつけ積み重ねていくラストの年
お陰様で2023年9月11日オープンから2周年を迎えることができました。
たくさんのご声援本当にありがとうございます。
この2年間は怒涛の毎日でした。
1年目は自分で始めて1,000万円という大きな額の融資を受けお店を開き営業から事務全てを行い慣れないことだらけで家に帰ったら死んだようにベットに倒れ込み朝になると起きて仕事をする。余裕のない1年でした。
2年目から徐々に余裕が生まれ始めたタイミングでMakers Universityという国内の若手起業家が選ばれるプログラムに採択されたことがきっかけでスタートアップ界隈の同世代の起業家友達がたくさんできました。
いつしかその人たちの成長スピードやきらきら感に無意識のうちに比較をし嫉妬してしまい自分というものを見失った1年でした。
夢を語れという屋号を背負っているにも関わらず夢がなくなり、焦って色々なことに挑戦するも全て上手くいかず、人もお金も無くなっていき最後に心が壊れかけました。
小さな成功体験と大きな挫折を味わったこの1年で自分の中で本当に目指したいものが確立されつつあるのでそれを書いていきます。
Why なぜ提供価値はラーメンじゃないのか
今年で24歳になりました。
大学在学中、当時20歳の頃に千葉から愛媛に移住しラーメンの修行を行い大学3年生のタイミングで独立して開業しました。
大学に所属していると常に周りには就活をきっかけに自分の人生について向き合い悩んでいる人がいる環境に僕はいました。
20歳の僕は出店という夢を追いかけ朝から夜中まで働き、夜中はオンライン授業を受けるといった生活をしていました。
当時の僕は周りを見てどうして皆んなやりたいことが無いのだろう?と思っていました。
しかし、出店という夢を叶え怒涛の1年目を終え2年目に差し掛かったタイミングでやりたいことがなくなったのです。(*出店することを目標としていため)
2年目は自分というものが何かわからなくなり、もがきにもがいて色んなことに挑戦しましたが全て失敗し、自信もお金も全て失いどん底まで落ちた年でした。
そして、やっと気づいたことがあります。
それは、やりたいことってそう簡単に見つかるものでは無いと言うことです。(*たまたま人より早く1つ見つかっただけ。)
けど、どう在りたいかは見つかる。
21歳大学3年生は特に
就活という人生最大のイベントを前に以前よりも自分と向き合う時間が増える時期だと思います。
自分がやりたいこと、就きたい仕事ってなんだろう?と考えるけどわからず時間だけが流れていく。
周りを見渡すと夢を追いかけてる人や就活が終わって一安心している人など様々です。
いつしか他人のことが気になり始め、無意識に比較してしまうタイミングでもあると思います。
何をしたいか(Doing)ばかりに目が行き、それが見つからないことで自己肯定感が下がってしまう。
けど、見つからないのが当たり前だと思う。
やりたいことって「知ってるこ」とと「できること」の掛け算でしかないから。
僕たちはまだ何も知らないし何もできない。
別にそれは悪いことではない。
一つ一つ昨日より今日、今日より明日できることが増え、知っていることが増えていく過程を楽しめばいいだけのことだから!
だからやりたいことが見つからないってそんなに変なことじゃない。
けど、
一つ言えことがある。
今、やりたいこと(Doing)は見つかっていなくてもどんな大人になりたいか(≒在り方:Being)は自分の中にあってもいいと思う。
ちなみに僕は強くて優しい男でいたいと思っている。これは大好きなお爺ちゃんがそういった人だったから。
理想の在り方(スタンス)が決まればあとは何をするかは手段になってくる。
就活の時は何をするか(Doing)が目的になっているが、どんな大人になりたいか(≒在り方:Being)を目的に変えた瞬間、何をするか(Doing)は手段へと切り替わる。
人それぞれいいなと思うものが違うから、どんな大人になりたいかに正解はないし比較しようがない。
在り方を先に考えると何がいいかというと、無意識に他者との比較から得ていた承認欲求や劣等感から解放されるということ。
あいつは良い会社にいった。あいつは今年収がいくら。そういった比較から解放される。
Who 誰にその価値を届けたいのか
就活を目の前にし人生について真剣に向き合い自分のやりたいことって何だろうと本気で悩んでいる21歳男子大学生
これは過去の僕をペルソナにしています。
夢を語れという屋号を背負っているにも関わらす夢がなくなりいつしか周りとの比較で自分の承認欲求を満たしていたがふと不安になったり、結局やりたいことが見つからないと悩みに悩んだ2年間でした。
将来に対して悩んみ、ほんの少し将来に不安を感じ少し自信を無くしている人に届けたい。
僕がそうだったように。
もちろん大人の方にも食べに来て欲しいです。
お父さんがカッコよければ子どもはそれを見て育ちますからね!!
What 何を提供するのか
僕たちが提供するのはラーメンではありません。
テンコ盛りのラーメンを食べた時に感じる”達成感”や”高揚感”を提供します。
達成感を言い換えると『小さな成功体験』とも言えます。
今日食べれるかな?そう思いながら麺量を増やす。
そして最後の1口手が止まりそうになるけど食べ切る。
その後に感じる達成感と高揚感が小さな”自信”に繋がると信じてる。
ほんの小さな成功体験だけどこれが積み重なった延長線上に自信が形成される。
自信とは書いて字の如く「自分を信じる力」
何かと比較して秀でているなと思えば人は自ずと自信がついてきます。
しかしここには大きな落とし穴がありました。
人と比較し秀でてるとわかり得た自信はすぐに崩れます。
なぜなら、その時々によって比較対象は変わっていくから。
じゃあどうすれば良いんだと思ったそこのあなた。
唯一変わらない対象があります。
それは昨日の自分です。
昨日の自分にほんの少し今日の自分が勝てば良いのです。
昨日できなかったことができるようになる。
昨日知らなかったことを勉強して知る。
これを積み重ねれば良いのです。
テストでいい点数を取れば先生や親が褒めてくれます。
難しいと言われる企業の内定を取ると教授や同期が賞賛してくれます。
昨日の自分に勝っても誰も賞賛してくれません。
だから気づくのに時間がかかる。
僕が言いたいのは人との比較から得る承認欲求には限界があるのと、そこからは自分のやりたいことは見つからないということです。
自分と向き合い理想とする在り方が定まり、昨日より今日今日より明日成長し良くなって行く過程で徐々に自信が形成され行動数が増え、知っていることできることが少しずつ増えていくと何となくやりたいことが見えてきたかなという感じです。
僕自身もまだ人生を通してこれに命を使いたいといった明確なやりたいことは見つかっていません。ラーメンを通じて日々それを探している途中です。
最後に
先ほど自信についてこのように書きましたが最速で自信をつけるための裏技があります。
信じるという漢字を分解してみましょう。
信じるを分解すると「人」に「言う」と分けることができます。
さあ、何を言うのでしょう?
僕のラーメン屋さんの屋号を知ってる人なら全員がわかるはずですよね。
夢を言うのです。
やりたいことじゃなくていい。どんな人になりたいか。在り方も立派な夢です。
大勢に言わなくてもいい。口にすることに抵抗を感じるなら最初は書くことからでもいい。
なぜ、僕が夢を口にすることにこだわるかを正直に言うとお客さんの夢を聞きたいからではありません。
夢を口にしたり書いたりして一番聞いたり見てるのはその人なのです。
夢は今を楽しむための最高の道具だから。
ラーメンは食べたらなくなるけど、夢はなくならない。
けど、口にしたり書いたりしていないとすぐに忘れてしまう。
ラーメンは食べた時にお腹を満たしてくれ幸せな気持ちにしてくれる。
夢は時には現実を突きつけてくる。それで挫折してしまうこともある。
けど、その夢に向かって走っている時、人は幸せを感じているはずです。
今を楽しむための最高の道具を見つけるきっかけを提供したい。これ以上に僕がやりがいを感じれるないと思う。
今はそれをラーメンを通してやっていこうとしてる。
僕の悩みは夢を全面的に集め始めるとお客さんの数が減るところです笑
アプローチがストレート過ぎたので次は違ったやり方でトライしようと思います。
たった一杯のラーメンで目の前の人の中にある世界にイノベーション起こしてみせる。
僕たちにしかできないことだと思うので毎日頭をフル回転させて仮説を生み出して検証する。これをひたすら繰り返しビジョナリーカンパニーへと成長していきたいと思います。
夢を語れには3年ルールがあります。3年で店を閉じないといけないのです。
屋号を変えるか他の人に夢を語れの屋号のまま引き継ぐか。
どちらにせよ僕が代表を務めるのはラスト1年です。
自分の頭の中にある理想を再現できるように精一杯頑張ります!
よろしくお願いします!!
これが終わったら夢を語れ青森の代表と一緒にラーメンの会社を作って世界で勝負していきます。
いつか僕たちが有名になった時、あそこのラーメン屋通ってたんだぜって自慢してもらえるように!!
どんなに失敗しようが打ち止めされようが何度でも立ち上がって挑戦していく。
僕たちは挑戦者であり続ける。
絶賛メンバー募集中です!
興味のある方はTwitterかInstagramでDMください。
最高のメンバーとラーメンと一緒にお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊