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「肩こりって一生続きますか?もう手遅れですか?」


30代OLの生徒さんが初めてクラスに来てくれたとき
苦笑しながら言われた一言が強烈でした。


一生を遂げるという言葉が思わずでるほど
毎日毎日、肩こりと共に過ごしているんだろうな…と
彼女に共感して私も苦笑してしまいました。


画面に向かう時間が睡眠時間の次に長い彼女の生活。
レッスン中も思わずゾクっとするほど集中力に長けていて、
私が伝えた内容を全身で理解しようと
ヨガに取り組んでくれていました。


その集中力が全て画面に向いていたら、
頭を腕を支えるための筋肉は相当酷使されているだろうな…と
華奢な彼女の背中に触れて(ヨガではアジャストと言います)
背面を緩める休息のポーズをサポートしました。


日頃ともに過ごしている自分の体。
リフレッシュする機会も減っていたここ数年、
体をケアする時間や空間が確保できなかった方も
多くいらっしゃると思います。

仕事に育児に専念して
ふと気づくと、動けないほど、苦痛を感じるほど
どっと疲れている。
知らず知らずのうちに体の声には
鈍感になっていることも多いですよね。


肩は自由に動ける分⁡、ケガや故障、疲れも
分かりやすくおきやすいパーツだったりします。

自由な動きをつくるためには
関節を安定させる力づくりも大切です。


体も心も柔軟に動けること
そして、自分の意志で安定させること

どちらもきっと必要ですね。

今回は、肩周りを安定させつつ動かす
ストレッチをお届けします!

安定と自由のバランスをつくるストレッチ方法


【やり方】

①正座になって、腰〜背骨をおこして座ります
⁡(私の画像は左の脛、足首が内またになっています❎
皆さんは脛・足首を床にまっすぐ並べておこなってくださいね)


②両手を真横にひらいて、手先を鎖骨の延長線にのばす



③右を向きながら
右の二の腕を外へねじって
左腕は内回しにねじります



④吸って正面を向いて
吐きながら反対側へ
呼吸にあわせてねじってみましょう



左右交互に5回ずつ繰り返してみてください

ポイント&注意点


※腕を横に広げたとき、痛みがあるときはお休みしてください

※肩、腕の動きにつられて頭が前(足の方)に傾かないように
注意してみてください

⁡※肩甲上腕関節を肩としています

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