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家なし生活のはじまり
おはよう!とむです。
私はいま、家を持たずに、テントで生活しています。世間からは、ホームレスだと思われるかもしれません。
といっても、布切れ1枚は、十分立派な「家」の機能を果たしてくれているので、私はこの生活が不便だと感じたことはありません。
あまりにも多くの人が、こんな生活の様子に興味を持たれるので、こうして日記を書くことにしました。
さて、初日の今日は、テント生活を始めるにいたった経緯を話したいと思います。
私がテントで生活するようになったのは、2カ月前のことです。東南アジアの旅を終えて帰国した私は、『快適な生活』に危機感をおぼえるようになっていました。
ふんわりとしたソファに沈みながら、ハーブティーとともに、美味しいお菓子を食べる。そのまま心地よい音楽に包まれて横になり、うたた寝をする。
たらふく美味しいご飯を食っては、Youtubeを見たり、スマホでゲームをして夜更かしをする。翌朝10時くらいに起き、なんとなく1日を始める。
無自覚にそんな生活をおくるなかで、旅で養った鋭気が失われていくのを感じていました。
「このままでは私は腐ってしまう。」
そんな恐れを抱いた私は、自分の感性を常に研ぎ澄ますために、外で生活することにしたのです。
テントで生活する意図は3つありました。
1つは、快楽から身を遠ざけたかったこと
2つは、不便の中から豊かさを見出したかったこと
3つは、血なまぐさい野生の力をたぎらせたかったこと
私は、ジモティというサービスを使って、50ccのスーパーカブを購入しました。3万キロ程度走った中古品で、価格は7万円程度。これが家賃の代わりと思えば、安いものでした。
届いたカブの荷台に、3000円のホムセン箱を取り付け、そこにテントと寝袋を積めば、準備完了です。
これが私のテント生活の始まりでした。
まだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、日記を書くのは1時間だけと決めてるのです。
初めての投稿で、言葉を選んでいるうちに、どんどん時間が経ってしまいました。明日はもう少し工夫してみます。
それじゃ、またね!
とむ