上司はウィル、同期はシアン、先輩はクミン、私は...
こんばんは。広報部のアレンです。
「アレン」というのは私のビジネスネームです。
ビジネスネームとは、職場や仕事上で使用する自分の本名とは別の名前のことです。つまり仕事の時だけ使用するニックネームのようなものです。
友安製作所ではビジネスネーム制度を採用しています。タイトルにもあるように、上司はウィル、同期はシアン、先輩はクミンと、それぞれのビジネスネームを呼ばなければいけません。
今回は、当社が採用しているビジネスネームについて皆さんにお話したいと思います。
友安製作所の特徴の1つとして必ず挙げられる”ビジネスネーム制度”。
入社して2ヶ月目の新入社員が実際に使っている中で思うことを書いていきたいと思います!
ビジネスネーム導入の意図
友安製作所ではどのような意図を持ってビジネスネーム制度を導入したのでしょうか。今回はBOSS(社長)に聞いてみました。
ボス曰く、ビジネスネームを導入した理由は、フラットな組織づくりをしたかったから。
実際に、新入社員が入社したとき、名前の呼び方で壁ができてしまうことがあります。
例えば、ニックネームで呼ばれる社員がいると、初めは呼びにくいものです。いつから、ニックネームで呼んでいいかわからないこともあり、それだけで壁ができてしまう場合があります。これは、フラットな組織作りにおいて難点になります。
だからこそ、初めからニックネームで呼び合うことにすることで、名前の呼び方で悩む心配がなくなります。
ビジネスネーム制度を取り入れてからは、本名で呼んでいる社員がいたら徹底的に注意するなどしながら社内に浸透させていきました。
今では、ビジネスネームがあることが普通になっている友安製作所。本名を知らない人がほとんどというほどになっています。
ビジネスネームのメリット3つ
ここからは社内でビジネスネームを使っていてよかったと感じたことについてまとめました。
1:誰とでも意見が言い合える!
社内で、年上の方や役職が上の方と話す時、ハードルや壁を感じることがあるかと思います。
しかし、友安製作所ではビジネスネームがあるおかげで役職や年齢関係なく、全員を呼び捨てで呼ばなければいけません。たとえば私の上司はウィルさんでもウィル部長でもなく、ウィルと呼びます。
このおかげで、誰とでもフランクに話すことができ、年齢や役職の壁がなく距離を縮めやすいです。
2:個性の主張になる!
自分のビジネスネームは自分が考えて名付けることができます。そのため、そのビジネスネームにした理由はその人にそれぞれあります。
そのため、そのビジネスネームになった背景などを通して、その人自身の好きな人や好きな事、好きなモノを理解することができます。
その人の個性を理解することは、社員それぞれの個性を認めることで、”Show Your Colors”という行動指針の1つにに繋がっています。
3:初対面の人との話のきっかけに!
私は、就職活動を通してたくさんの企業を見てきました。その中で、”ビジネスネーム”という制度を導入していたのは、この友安製作所だけでした。
それだけ、ビジネスネーム制度を導入している企業は少ないんです!つまり、それだけ珍しいということ。これは、圧倒的に話のネタになります。そのネタがあることで、初めてお会いした方との距離も縮まりコミュニケーションも円滑に進みます!
実際にお客様や取引先の方とご挨拶する際、「初めまして、ALLEN(アレン)です」と自己紹介すると興味を持たれることが多いです。
そこから、「なぜALLENと名付けたのか?」「ビジネスネームは使いやすいか」など、たくさんの話題に繋がることがあります。
ビジネスネームのデメリット2つ
さて、ここまではビジネスネームの良いところについて語りました。しかし、そんなビジネスネーム制度には少し困ったところもあるんです。
1:社外からの電話の対応が困る
会社には1日に何度も外線の電話があります。
「佐藤さんいますか?」と電話がかかってきても、本名を知らない場合、その人のビジネスネームを調べる必要があります。
こんな時はとても不便です!
そのため、電話にたくさん出る機会が多い方は、ビジネスネームと本名を覚えておく必要があります。
2:外では少し恥ずかしい?
私たちは、日頃からビジネスネームで呼び合うことに慣れています。そして、本名は知らない場合の方が多いです。
つまり、その人のことはビジネスネームでしか呼び合うことしかできないんです。
これは、電車の中や居酒屋の中で、名前を呼び合うのは少し抵抗があります。話の中で、「アレン」と大きな声で呼ばれると、周りの方に少なからず不思議な目で見られる場合が多いです。
これは少し恥ずかしい。。。
まとめ
今回は、ビジネスネームのメリットとデメリットについてみてきました。
皆さんはどのように感じたでしょうか?ビジネスネームを作ってみたいと思いますか?それともそう思いませんか?
私は、誰とでもフラットに話すことができるという点ではとても良い制度だと感じています。意見が言いやすくなれば、仕事も効率的に進みます!