もしも、大企業のマーケティングを実践できれば売上は伸びるのか?
イントロダクション
今日は、僕が行ったアンケートの「もし中小企業が大企業のマーケティングを実践できれば売上は伸びると思いますか?」という質問の意図や伝えたかったことを解説します。
アンケート結果とその反響
52名の方に「もし中小企業が大企業のマーケティングを実践できれば売上は伸びると思いますか?」という質問に対し
19名が回答。
11名が「伸びない」と答え、
8名が「伸びる」と答えました。
ちなみに僕は「伸びる派」です。
では、なぜ「伸びない派」が多いのか考えてみました。
「伸びない派」が多くなった理由
「伸びない」と答えた方が多くなった理由としてまずは、僕が抽象的な聞き方をしたためであると思っています。
大企業のマーケティング=それぞれが想像した大企業の戦術
だから、「自社には関係ない」「大手のやり方と中小のやり方は違う」と考えたのだと予想しました。
人は、足りない部分を自分の経験や知識で補おうとします。
よくある例として、新人に仕事を頼んだら「わたしは〇〇と思って〇〇しました」ってやつです。
まぁ、これ昔の僕なんですけどね。笑
つまり、詳細を伝えなかったが故に、「伸びない派」が多くなったと予想しています。
⚠️「伸びる」「伸びない」どちらも間違いではありません。
伝えたかった大企業のマーケティングとは?
それじゃあどんなマーケティングを伝えたかったの?というところですが
それは、顧客起点マーケティングです。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
「なにそれ?」って感じですね笑
これはP&G出身のマーケターの方が行なっているマーケティングです。
P&G出身のマーケターって誰やねんって方もいると思うので、僕が好きなおふたりをご紹介しますね。
①森岡毅
森岡毅さんは、1972年10月12日生まれの兵庫県伊丹市出身の日本のマーケター、実業家です。
特に経営難に陥っていたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、丸亀製麺、ネスタリゾート神戸を立て直したことで知られ、「日本を代表するマーケター」とも称されています。
USJの年間集客数は2010年の730万人から、2016年には約倍の1460万人にまで増加。
この期間中、森岡氏は入園料金の大幅な値上げを実施しながらも集客数を増やすという難題を解決しました。
「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」や「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」など、多くのビジネス書を執筆し、その中でUSJでの経験や成功の秘訣を詳述しています。
②西口一希
西口一希さんは、1967年生まれの日本の実業家であり、経営コンサルタント、投資家としても知られています。
キャリアは、P&Gジャパンやロート製薬を経て、スマートニュースの執行役員として大きな成功を収めました。
スマートニュースでは、顧客起点のマーケティングによりアプリの累計ダウンロード数が5,000万を超え、月間使用者数も2,000万人に。
2019年には評価額10億ドルを超えるユニコーン企業に成長する一因となりました。
西口さんはまた、著者でもあり、「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」や「マンガでわかる新しいマーケティング 一人の顧客分析からアイデアをつくる方法」など、マーケティングを題材にした多くの書籍を出版しています。
顧客起点マーケティングとは?
さて、本題の「顧客起点マーケティング」とは
その名の通り、お客さんを起点にしたマーケティング手法です。
「そんなんやってる〜」って思う方もいると思います。
ただ、僕がいろんな方と話した結果「やり切れていない」方が多いです。
というか、やれていないです。
あなたの企業のサービスに多くの貢献をしているお客さんが
・なぜ、あなたのサービスを利用し始めたのか
・なぜ、あなたのサービスを利用し続けているのか
・あなたのサービス以外にも利用していることはあるのか
など知っていますか?
これらのお客さんを起点に集客の「アイデア」に繋げる
(ほんの一部の内容から抜擢)
そういったことをしていると僕が動画や書籍を見た上でそう認識しました。
あなたは貢献度の高いお客さんのことを本当に把握していますか?
でも、全ては真似できない
僕が書籍を読んだ限りでは、全てを真似することは難しい・・・
いや「不可能」です。
ここまではできないな。できるフェーズではないな。という内容もあると感じました。
ただ、ここまでなら中小企業もLINEで導入できると確信を持つ部分もあったのも事実です。
P&Gのマーケターたちが行なっているマーケ手法を分解し、自分の事業に落とし込める。
そう考え、これから僕はこのマーケティング手法を軸にしていきます。
結論:中小企業経営者に伝えたいこと
「大手企業がやっていることだとしても、分解すれば中小企業でも導入できることはある」
これが伝えたかったことです。
全てを間に受けるのではなく、分解して自社に落とし込む。
単純に思考法なだけです。
思考法はあらゆることにおいて重要だと考えています。
AIの導入でも否定から入らず触ってみる。
これも拒否から入らないず触ってみるという思考です。
こういった思考法は時代の流れが加速している今、重要になってきています。
柔軟にどうやったらコスパ良く成長できるか日々考えて動いていきましょう!
僕はこの思考法が間違っていないとこれから証明するために進みます!
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