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9/14火:なりたい自分にはサブリーダーを。

自分が本来なりたい・こうありたい自分と、人に求められる自分は、往々にして異なるのが常である。

私は、自分の中ではサブリーダー的役割が好きだ。集団の中でトップを務めるほどの資質は無いが、そうやってトップを張ってくれている人が動きやすいように、すぐそばでそれを助けるような役回りをすることが好きだし、得意であると思ってきた。

しかし、人生を振り返れば、(ありがたいことなのだが)そうはならないことが多かった。
例えば、中学時代の部活では、自分は全くなるつもりはなかったのに、顧問の先生から部長に任命され、部員から何の反対も無かった。むしろそれがいいと言われた。
大学のサークルでは、自分は向いていないと思っていたのに、同期たちから会長に推薦された。そのときは同数投票だったので、結果的に私は好きな役回りである副会長に収まったが、求められていたのは会長という役職だったのである。

この自分の性質は、良くも悪くも捉えられる。
良く捉えれば、出すぎずに謙虚に一歩引いて全体を見て、誰に言われるでもなく必要な役回りを行うことができる。
一方、悪く捉えれば、最終責任を取るのがイヤなだけであるのだと思う。
そういうズルいやり方をしてきたのである。

しかし、人に求められる自分になることも必要だ。
そもそも、何かを求められる存在であれること自体がなんと幸運なことなのだろう、と思う。

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ともやの思考整理note
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