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6/1水:心に響くプレゼントには渡したい相手の具体化を。
自分のことわかってるなぁとつい思ってしまうようなプレゼントをもらったとき、渡してくれた人を好意的に思わない人はいないだろう。
しかし、自分のことわかってるなぁと他人に思わせるようなプレゼントを渡すのは難しいし、私にとっては苦手なことの筆頭に入る所業だ。それは、私がその人のことを具体的に分析したり、具体的な情報を覚えておくのが苦手だからだ。
その人が何が好きか、どういう系統のものが気に入るか、何色が好きか、などなど、本来は具体的に聞いたりして覚えておいた方が、その人との信頼関係が構築しやすいのは間違いないのだが、それが中々できない。相当に意識してやっとできるかどうかである。
その人の生活スタイルや暮らしぶりなども含めて情報を集めなければ、本当に心に響くプレゼントをすることは難しいだろう。
私にとってこれがなぜ難しいかと言えば、ここでも以前指摘した具体化・抽象化問題が原因の1つとして出てくる。
そうして考えてみると、自分の一挙手一投足、何をするにしてもこの問題は付きまとう。それは研究や仕事だけでなく、このような日常生活でも現れるものなのだ。
しかし逆に言えば、自分の弱点をきちんと認識できていて、頻繁にそのようなシチュエーションに陥るというならば、意識的に色々な行動を通して練習しながらそれを克服できる余地を残している可能性がある。
自分の弱点というのは、日々少しずつでも取り組んでいって、長期間をかけて克服していく類のものなのだろう。
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