「SIB」は街を擬人化した施策です!令和時代、街の在り方そのものの変革を迎えています!
住む人の「熱」は大事ですし、もちろん街とは個人であり、個人に「熱」を持たせるかが大事になります。
世界でもあまり例のない(と思います)「ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)」を地域活性化の手法として取り入れている事例です。
よりビジネスライクでかつ住民の誰一人取りこぼさないことが使命となります。
・株:「お金」を投資して「お金」の報酬を得る
・クラファン:「お金」で支援して「モノ」「コト」の報酬を得る
・SIB:「街づくり」を支援して「お金」の報酬を得る
SIBは「1人の100歩より100人の1歩」を軸とした改革であり、1人の熱でなく全員の熱をどう上げていくか、どう繋いでいくか、が重要なことです。
関わる人が多く複雑な印象がありますが、そもそも個人が人生をより良く生きていく上で、たくさんの人と関わり合いながら生きていく必要があるののと一緒ですよね。
街を擬人化して考える、「生きる」を考えるため、取り組み内容に非常に興味が湧きます。
景気が良くGDPが成長しているときは「建設物」で街を埋めて人口を増やすことで税収を上げていくフローでどうにでもなりましたが、昭和スタイルが令和には完全に合わなくなっているため、前橋市モデルが突破口になることを願います。
私も地方創生の仕事をしていると、どこの行政も「第二の夕張」になることを恐れ疲弊しています。
人口増に頼る役所の仕組み自体が破城しているので仕方ないですよね。
▼夕張市の破城について
今回の事例は物凄く勉強になりました。
▼まとめ
・群馬県前橋市は「スーパーシティ型国家戦略特区」を進めている
・「スーパーシティ×スローシティ」が目指す
・SIBの投資スキームを導入
地方創生ってプロセスエコノミーの考え方も加えていけるともっと面白くなりそうですね。
▼けんすうさん:プロセスエコノミー