【5分で読める起業準備】第2回数値と感性で紐解く!あなたの宝物の見つけかたはコレだ!スキル棚卸しガイド
前回は顧客視点での自分資産の棚卸しの重要性についてお伝えしました。今回は、より具体的な実践方法と、実際の事例を交えながら解説していきたいと思います。
📊自分の提供価値を数値化してみよう
価値を具体的に把握するために、できるだけ数値化することをお勧めします。例えば:
売上向上に貢献した具体的な数字(〇〇円の売上増加)
業務効率化で削減できた時間(月間〇〇時間の削減)
顧客満足度の変化(評価が〇〇%アップ)
💡実践ワーク:3ステップで行う価値の可視化
それでは、実際に価値の可視化を行っていきましょう。以下の3ステップで進めていきます:
過去の実績を時系列で書き出す(最近3年程度)
各実績について、具体的な数値を追記する
その数値がもたらした顧客への影響を記述する
✨実践事例:価値の可視化例
ある営業職の方の例を見てみましょう:
このように具体的な数値で表現することで、自分の提供価値がより明確になります。数値を入れることでリアリティがグッと増します!
【5分で読める起業準備】第3回予告:あなた自身が持つ価値の再発見
これまでは、顧客視点での価値の定量化について詳しく解説しました。しかし、起業準備において重要なもう一つの視点があります。それは「あなた自身が持つ固有の価値」の棚卸し。自己分析は要らないっていったじゃん!っていう声もありそうですが(笑)
戦略的な視点でこうしたことに取り組むのは大切です。個人的にはSWOT分析よりもこれのほうがオススメです。
🎯なぜ自分視点の棚卸しも必要なのか?
ビジネスの成功には、顧客への価値提供だけでなく、あなた自身の独自性や強みも重要な要素になります。これらは必ずしも数値化できるものばかりではありませんが、ビジネスにおける重要な差別化要因となり得ます。
企業で言えばのれん!あなたにものれんがあります。あなたが生きてきた生活してきた固有の経験がのれんです。この、のれんという考え方が実は起業をするうえでとても大事。個人的な資産=のれんはあなたの起業を幸せに導く突破口になります♪
✨自分視点での価値の例(あなたの”のれん”!)
専門的な知識や資格(業界認定資格、専門分野の深い知見)
教育背景(学歴、研究経験、専攻分野)
人的ネットワーク(業界内の人脈、異業種とのつながり)
ライフスキル(育児経験、介護経験、海外生活経験など)
個人の特性(コミュニケーション能力、運動神経、語学力)
次回は、これらの「目に見えない価値」をビジネスにどう活かすのか、そして顧客視点の価値とどのように組み合わせていくのかについて、具体的な方法をご紹介していきます。
「私にはこれといった特徴がない」と思われる方もいるかもしれません。しかし、誰にでも固有の経験や特性があります。それらを丁寧に見つめ直すことで、必ず独自の価値を発見できるはずです。
起業にはお金も必要です。経営にはヒト・モノ・カネが大事と言われます。しか~し、一番大事なのは自分自身が提供できてる価値について顧客視点、自分視点で棚卸をする資産の見える化も同じように大事であると思っています。あなたののれんがお客さんの価値につながり、ありがとうございますの対価としてお金が発生します!このシンプルなロジックもぜひ覚えておいてね。
次回の記事では、これらの要素を具体的にビジネスプランに落とし込む方法について詳しく解説していきます。お楽しみに!
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マネジメントオフィス檜代表
吉野智人