みずほ銀行の手数料から見えてくる金融業界の未来
500円貯金箱がいっぱいになったので、両替を含めてみずほ銀行に向かった。
最寄りの銀行がみずほ銀行であるからだ。それ以外に特には理由は無い。他の銀行の口座もあるが、どちらにせよ貯金ではなく、ぱーっと使うための500円貯金の両替である。
さて、1年ぶりくらいのみずほ銀行。
これまでであれば店内で計算し預け入れを行ってATMで引き出すという流れだったのであるが、店内で預け入れすると550円の手数料がかかるという。そんなところに手数料を取るのかよと思ってしまう。これまで色々と無料であったものを有償にすることによって効率化や収益ということも理解は出来るがなんかせこい感じがしてならない。
それでも500円貯金で助かったのは、銀行ATMでは100枚までの小銭が入るので数回に分ければ預け入れ出来たことだ。もしも出来なければ550円の手数料を払ってということになっていたのだろう。
そうでなくても今後、みずほ銀行で口座を開設する人によっては、通帳無しがデフォルトになってくるという。確かにネット銀行が普通になり通帳は特には必要ないということは理解している。その上、コンビニ等でお金をおろせるようになったことで銀行に行く頻度は完全に減ってきている。
今後の銀行がどう変わっていくのかは分からないが、まだまだ店内での仕事のプロセスが洗練されていないように見えてしまう。もっと人を減らすことは出来そうであるし大手の銀行でも店舗に訪れなくても口座の開設が出来るようになるのではないだろうか。
新型コロナウイルスでのデジタルトランスフォーメーション(DX)がもっと加速する業態のひとつだろう。
一緒にこれまであった支店も少なくなっていくのではないだろう。そうなるとまた街の風景が変わっていくことになる。
あと個人的にはもっと非接触決済が普及していって欲しいところである。セブンイレブンでは、type A/Bの非接触決済(クレジットカード)が出来るようになっている。Apple PayやGoogle Payも使える。
まだ現金で支払っている人はまだまだいる。まだ現金で管理することから変われないのか他に理由があるのかは分からない。私の友人は待ち時間が嫌いなので基本的にGoogle Payで支払いが多いという。そういえば、みずほ銀行の窓口でJCOINに関するお誘いがあったが断った。基本的にクレジットカード払い(Apple pay含む)でいいと思っているからだ。