祝・100周年!教会をリノベーションした、新神戸を代表するカフェ
こんにちは!とみです。
今日は、地元神戸で素敵な雰囲気を楽しめる、おすすめのカフェをご紹介します。
私自身も昔から大好きなお店「フロインドリーブ」さんは、1924年に神戸で創業し、今年でなんと100周年。
第一次世界大戦で日本軍の捕虜となったことがっきっかけで、その後日本に留まったドイツ人元海軍のハインリッヒ・フロインドリーブ氏(代表取締役社長の曽祖父)が神戸でパン屋を開店したことが始まりです。
1995年の阪神淡路大震災を機に、建築家のW.M.ヴォーリズ氏の設計によるゴシックスタイルの教会・「旧神戸ユニオン教会」を買い取り、改装したのが現在の姿。
今回は夏休みということもあり店内は満席でしたが、少し遅めのランチだったこともあってスムーズに入店できました。
1Fにお土産も買えるパン屋さんがあり、カフェは2Fです。階段を上ると創業者の写真が。
予約は平日のみ可(前日まで)とのこと。混雑時は発券機で整理券を受け取ります。
10メートルを超える高い天井と、真っ白の壁。元教会ならではの美しい内装が、非日常感を演出します。
大きな窓から光が差し込み、明るく開放的な空間です。いつ来ても、本当に素敵!
こちらの名物は、ドイツパンを使ったサンドイッチ。モーニングやスイーツも人気です。
ランチセットは日替わり。この日は、スモークサーモンとクリームチーズ、野菜の両方を頂けるサンドイッチを注文しました。
やっぱり、美味しい。サンドイッチは少し大きめですが、グラハムトーストの香ばしさとフレッシュな具材が相まって、いくらでも食べられそう。
付け合わせのマカロニサラダが、もはや付け合わせのレベルではありません。ツナが入っていてさっぱりしているので、サンドイッチとの相性も抜群です。毎回、マカロニサラダをおかわりしたくなる衝動に駆られる……。
隣接する工場で一つひとつ手作業で焼き上げるパンと焼き菓子は、何年経っても変わらない素朴で優しい味です。
お食事の前後にお買い物を楽しむ人たちもたくさん。ドイツ風パンや人気菓子が豊富にそろっています。
お店を出て左手には、こじんまりとしたガーデンが。
お花やベンチもあり、荘厳な内装とは少し雰囲気が変わってなんだか可愛らしい。
今回は、新神戸で用事を済ませた際の来店。「久しぶりに、フロインドリーブさんのサンドイッチが食べたい!」と思い立ってやって来ましたが、この記事を書くうえでお店の長い歴史を調べていくうちに、より愛着が湧きました。
神戸大空襲や阪神淡路大震災など幾多の困難を乗り越え、今年で100年。
地元民をはじめ、観光客にも愛されているフロインドリーブさん。これからも末永く続いていかれることを、一神戸市民としても願っています!
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