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フジテレビ騒動に思うこと

連日中居正広のニュースが取り上げられている
(あまりテレビでは取り上げられていないけれど)

テレビというものは「公平に報道するものだ」という潜在的な意識が私たちの中にはあると思う。

しかし、テレビというものは「視聴率」が取れればそれでよしとするところがあり、 視聴者の事は二の次というところがある。

どちらかというとテレビ局の意識は私たち視聴者ではなく、
スポンサーに向けられているのである。

タバコ(JT)や飲料会社のスポンサーがついているものに関しては、タバコは体に悪いとかお酒は体に悪いとかそういった内容の事は触れないようにされている。したがって、体に悪いものを取り上げる際は、スポンサーに気を遣ってスポンサーが入っていないものを選んでいる。

そうやって、私たちに届く情報はテレビ局によって事実とは異なって捻じ曲げられているものも多いのである。

しかしながら、私たちはそれを知らずにテレビとは公正なものであると言うような思い込みをするようになっている

今回の騒動も「このことが広まれば中居正広を今後起用できなくなる」といった心配もあり、公表が遅れたのであろうテレテレビで報道されるっているものがすべて事実とは限らないけれど、私たちはついついそれを事実だと思うようになっている。

街の人の声とかいうものもあるけれど、あれがどこまで本当に街の人の声なのか私たちは知る由もない、

果たしてそれがその人の思っていることなのか、それとも裏でこの通りしゃべってくださいと指示しているのかそれについては誰も知らない。

私はあの街の人の声の意見を参考にしていない。

街の人がしゃべればそれが民意や総意といったようなものになるようになっているけれども、

果たしてそうなのであろうか?

それは1個人の意見であって、テレビ側からするとそれが民意なんですよ。

街の人はこう思ってるんだからあなたもそう思ったほうがいいですよって言ったような気がしてならない。意見は一人ひとり違うのである。

世論を操作されているような気がしてならないし、世の中の人はどうやって自分の意見を作っていくのだろうか。

ということでジャニーズの性加害事件の報道もずっと隠されていたように、メディアにとって「聴衆」というものは二の次で自分たちの都合のいいように隠されているものは世の中に多いのである。

果たして、これから先メディアはどうなっていくのか、隠し通すのか。

日本人の終わったことはなんでも水に流すような、曖昧にして終わり、といったようなことでこれまではなんとかなっていたけれど、今回は外国のもの言う株主の登場でかなり不味くなっている。

フジテレビとしてはなかったことで終わらせてしまおうと言う考えなのであろうが、火のないところに煙は立たないもので、何かしらのことは出てくるんじゃないかと思っているし

テレビ離れはこれから先も加速していくんだろうなぁと思う。
事実を報じてないもの。事実を報じないものがこれまで世間を牛耳ってきたこともよくわからないけれど、確かめようがなかったこともある

今まではそうだったけれども、今はSNSがあるために当事者の声を聞くこともできる、ただSNSには誤った情報も多いため、見分けることができない(この前の斉藤知事の話はまさにそう、結局何が真相だったのか誰にもわからないままになっている、パワハラが捏造だったのかもしれないが、みんなSNSを信じ過ぎる傾向にもあるように思う)

裏にあることをきちんと確認していくこと、テレビの話が全て本当など信じすぎないこと(視聴率が取れればそれでいい主義になっていることもあるため)が必要だなと改めて思ったのでした。

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