院長の小言 vol.17
6月も終わり7月に突入して参りました。
夏ですね!海ですね!
最近、芸能人の水泳大会もめっきりやらなくなってしまいました。
コンプライアンスが厳しい世の中になっちまいましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
香織先生は朝から紫外線対策に余念がありません。
鈴木その子かと思うくらい白くなっております。
あれ?鈴木その子がわかったそこのあなた?
そろそろ美容に力を入れていく年齢かもしれませんね?(笑うセールスマン風)
夏は好きなんですが厄介なのが紫外線。
ちゃんと対策していますか?
10年後のシミを作らないように今からでも間に合う対策をお話します。
そもそも紫外線とは?
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」があることはご存知ですか?
ちなみに「UV-C」はオゾン層に吸収させてしまうので、直接お肌に影響を及ぼす「UV-A」「UV-B」についてご紹介します。
シミの元をつくる「UV-A」
生活紫外線とも呼ばれ、地表に届く紫外線のおよそ9割を占めています。
波長が長く、曇やガラスを透過してしまう為、曇りの日やお家の中でも油断ができません。
また、「UV-A」はお肌の奥の真皮まで到達します。
真皮層はコラーゲンが生成されるところでもあるので、ここが破壊されるとメラニン色素の合成が促され皮膚が段々と黒くなり、シワやたるみができるのも「UV-A」の影響なのです。
肌を赤くさせる「UV-B」
レジャー紫外線と呼ばれ、浴びることでお肌表面に急激な炎症が起きます。
紫外線の1割程度しかない「UV-B」ですが、その破壊力は凄まじく細胞を損傷して火傷のように赤くなったり、メラニン色素が沈着して褐色になり、シミやそばかすをつくる原因にもなります。
シーン別で万全の紫外線対策を!
紫外線対策と言えば日焼け止めを一番に思い浮かべると思います。
しかし、日焼け止めをどのような基準で選んでますか?
SPFやPAなど書かれていますが数値が高い方が効き目がありそうだからの理由で選んでいませんか?
SPFやPAの意味をしっかり理解して、目的やシーンなど自分に合ったタイプのものを選んぶ事で、望んだ効果が得られると思います。
UV-A対策には「PA」の+数
長い波長で、時間をかけて肌にダメージを蓄積させ、光老化の原因となる「UV-A」
「UV-A」の防止効果の度合いが「PA」で表示され、PA+〜PA++++の4段階があり、+が多いほどその防止効果が高くなります。
UV-B対策には「SPF」の数値
肌の赤みや炎症を起こし、黒化に繋がりやすくなるのが「UV-B」
「UV-B」を防ぐ効果を示す数値として「SPF」があります。
「SPF」は1〜50+の数値で表示され、値が大きいほど防止効果が高いとされています。
日焼け止めを選ぶ時は、日常生活であれば「PA+」「SPF10〜20」のものを、
屋外での軽いスポーツやレジャーであれば「PA++」「SPF20〜30」のものを、
炎天下でのマリンスポーツやレジャーなどは「PA ++以上」「SPF 30以上」のものを基準に選ぶ事をオススメします。
ここだけの話。
香織先生は「紫外線!紫外線!!」
と騒いでるわりに「キャンプインストラクター」の資格を持っている矛盾。
今度来院した際にはツッコんでください!
よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?