夫婦関係を続けるには「違いを楽しむこと」が大切 #勝手に感想文
夫婦関係についての講座・コーチング・コンサルティングに取り組む中で、夫婦の姿って本当に様々だと感じています。noteは書くことも楽しいのですが、読むことで夫婦のリアルを勉強できることも面白いです。様々な実体験が僕の糧になっています。
せっかくなのであればその記事を書いてくださった方への感謝を込めて、その記事を読んで感じたことを記事に書いてみようと思います。
今回の紹介記事
今回は味噌野かおりさんの『「相性」合うとか合わないとか』を取り上げさせていただきます。
記事の内容を要約してみる
この記事では、夫婦が合う・合わないについての気付きや考えについて、(おそらく)奥さまの視点で書かれています。
お互いのバイオリズムや意見が一致する時には相性が良いと感じ、逆に合わなくなってくると「私たちは合わない」と思う節が人間にはある。だけど、パートナーは自分自身でもなければ自分の一部でもないのだから、当たり前のことだしむしろ自分勝手な考えじゃないか。
筆者さんに関しては、子育ての際の教育方針や価値観でバトルをすることが増え、パートナーから「俺たちは合わない」と言われることが増えたそう。でも、合うか合わないかは捉え方次第で、合わないことを認め合うことができれば価値観や可能性が広がるのではないかと考えているそうです。
自分に都合の良い「目に見える条件」でパートナーを選ぶこともできるけど、一方で「合わない」を楽しめる価値観もあるということを述べていらっしゃいました。
記事を読んで感じたこと・考えたこと
「合わない」を楽しめる価値観は夫婦関係においてすごく大事だと思いますし、筆者さんは素敵な価値観を育まれていらっしゃるように感じました。
これまで様々なご夫婦と関わりを持たせていただく中で、良い関係を築かれている方は共通してパートナー=他人という前提で違いを楽しんでいることが多いです。長く過ごすほど一緒にいることが当たり前になってしまいますよね。でも、他人という意識を持つことで、お互いを認め合えたり感謝が生まれたりするのだと感じます。
アドラー心理学では「愛するには勇気が必要で、その勇気があればあらゆる人を愛することができる」と説いており、僕はこの考えを信じている人です。言い換えると愛する覚悟。実際にどんなに合わないと感じたとしても、それを受け入れ乗り越えることが愛する覚悟だと思います。
離婚や夫婦関係の悪化の背景に「価値観の違い」や「相性の相違」が持ち出されますが、おそらく愛する覚悟が足りない・薄らいだことが本当の原因なのではと思ったりしています。パートナーとの違いを楽しめる人生を送っていきたいですね!
おわりに
改めて、noteという場でご自身の体験談を発信してくださる方の存在は本当にありがたいと思います。今後も素敵な記事を見つけたら勝手に感想文を書いていきたいと思います。