妊活中の女性は不安で孤独。パートナーの関わり方がその後を左右する? #勝手に感想文
普段、灯し屋では夫婦のためのコーチングに取り組んでいるのですが、夫婦の姿って本当に様々だと感じています。noteは書くことも楽しいのですが、読むことで夫婦のリアルを勉強できることも面白いです。様々な実体験が僕の糧になっています。
せっかくなのであればその記事を書いてくださった方への感謝を込めて、読んでみて感じたこと・考えたことを記事に書いてみようと思います。
今回の紹介記事
今回はほしのさんの『妊活中、女性はなぜ泣くのか』を取り上げさせていただきます。
記事の内容を要約してみる
この記事では、男性のために「なぜパートナーが妊活中に泣くのか」について現在妊活中の女性の視点でまとめられていらっしゃいます。
筆者さんは妊活の中で、ときに堪えきれずに涙を流す時があるそうです。男性目線では分かりづらい妊活における女性の心境と男性側にしてほしいことについて、2つのケースでご紹介されています。
ひとつは生理のとき。妊活中の生理=妊娠しなかったということであり、女性としては非常に落ち込むタイミング。生理で生じる腹痛なども相まって体調も悪く、男性としてはとにかく女性をゆっくり休ませてあげることが大切とのこと。翌日の夜くらいまで、女性が家事をしなくても良い状態を作れるとベストです。
もうひとつは夜、考え事をしているとき。考えないようにしていた不安と改めて向き合い、過度に不安が増してしまうタイミング。男性にはゆっくり話を聞いて共感してもらえること、そして早めに寝られるようにしてあげることが大切とのことです。寝られなそうなときには散歩に出てみたり、温かい飲み物を作ってあげるとベストです。
記事を読んで感じたこと・考えたこと
僕たち夫婦は妊活をしているわけではないのですが、記事の内容はとても勉強になりました。僕の場合、会社員時代に妊活をされている女性メンバーがおり、この記事の内容を当時から知っておけたらもっとケアができたのに、と思います。
経験をしたことがない者からすると、治療や検査が痛いということも知らず、生理の際に落ち込むということも想像がつきませんでした。女性の生理のことでさえ、ちゃんと理解ができたのは結婚をしてから妻が教えてくれてからでした。なかなか自分では経験ができないことですし、男性としては当事者意識を持ちにくい部分かもしれません。
以前、なかなか子どもができなかった妊活経験者の方にインタビューをしたことがあります。周りができてくると引け目を感じてしまい、誰にも相談ができなかったのが苦しかったとのことでした。そして、そんなときにパートナーの存在がありがたかったとも。
妊活中は女性が不安・孤独になりやすいタイミングだと思うので、パートナーが気持ちや苦しみを理解し、具体的な行動で負担をかけないことがとても大切なのだと感じました。その時期の関わり方で夫への気持ちが愛情にも憎悪にも変わる、分かれ道なのかもしれません。
おわりに
改めて、noteという場でご自身の体験談を発信してくださる方の存在は本当にありがたいと思います。今後も素敵な記事を見つけたら勝手に感想文を書いていきたいと思います。