折れない目標設定の仕方|休職していた時期の焦りと葛藤【メンバーシップ限定記事】
メンバーシップ限定記事は、会員さんのリクエストに応える形で書いていくスタイルにしようと思います。
第1弾となる今回は、「無理のない目標設定と達成」について。
以前、休職・復職者のためのサービスを開発されている方からヒアリングされたときに聞いたのは、うつ病や適応障害などメンタル不調で休職し、復職した方のなんと約半数が2年以内に再発しているということでした。
正直、わたし自身も復職後に「このままだとまた同じことになる」と不安に押しつぶされそうになったことは、一度や二度ではありません。
今のわたし目線だけを書いても、当時のわたしとは考え方や状況が大きく変わっているので、本当に苦しかったときを振り返りながら、ポイントを押さえていきたいと思います。
1.まず、焦らないこと。でも、それが難しい。
休職期間中、わたしはカウンセラーさんと一緒に、復職のために徐々に体を慣らす練習をしていました。
起きる時間と寝る時間を、無理のない範囲で少しずつ健康的な時間にズラしていく。
日中の時間に、少しずつ活動する時間を増やす。
活動内容を少しずつ仕事に近づける。
無理のないように少しずつスモールステップで行うことと、それが続けるために非常に重要であることを学んでいきました。
ですが、正直に言うと、わたしは不安でしょうがなかったです。
本当にこんなことに意味があるのか。このまま復職して役に立てるんだろうか。また同じような状況にならないだろうか。そのとき自分がやっていることに自信が持てませんでした。
今、振り返ると、当時のわたしは何にでもすぐに成果や、実感できる結果を求めていました。あるいは、成果主義に慣れ過ぎて、見えやすい結果がないと落ち着かなくなっていたと言ってもいいかもしれません。
今だからこそ言えることではありますが、もし、当時の自分に言えることがあるとしたら、「植物の世話を思い出して」と伝えたいです。
植物は急には育ちません。だからと言って、ちゃんと毎日気にかけないと、お日様が足りなかったり、水が足りなかったり、気がついたらしおれているかもしれません。
かと言って、肥料を増し増しにして、1日に何回も水をあげても、育つどころか腐ってしまいダメにしてしまうかもしれません。
まず、成果を求めてつい焦ってしまう方に今一度お伝えしたいのは、今やっている種目は短距離走ではなく長距離走の考え方に近いということです。
2.中長期的な目線で見れるようになってきたら
エネルギーのチャージがある程度落ち着いて、中長期的な目線で考えることが少しずつ増えてきたら、いよいよ目標設定に入っていきましょう。
そして、最初にちょっと変なことをいいますが、設定した目標を達成できそうかとか、達成したかどうかは一旦脇に置きましょう。
どういうことか説明しますね。
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