【臨床】アライメントを治すだけじゃ治療は足りない
こんにちは!
今週は花粉や黄砂がひどいせいか鼻水・くしゃみだけでなく目の痒みもひどかったです。
いつも季節の変わり目で寒暖差が激しいと特に出やすく、目の痒みとかはなかったんですけど今年は一段とひどい状態なので「やっぱ花粉症なのか?」と疑問を持っているところ…
早く耳鼻科に行け
と嫁に言われたのでタイミングを見計らって行こうと思う今日のこの頃です
今週はアライメントについて
いま新人教育をしていくにあたって私の見学に入ってもらったり、他のスタッフに見学をお願いしたりしてましたが、アライメントについて毎年悩まされることがあります
これは理学療法士2.3年目の私を思い出します。
今考えたらなぜアライメントだけで考えてしまってのだろうかと思いますが、シンプルに考え方の柔軟性がなかった気がします。
その頃の私は先輩から色々教えていただきつつ、自分で必要な評価を考えていく中で痛みの組織への力学的ストレスを中心に考えていました。
その時に〇〇の関節のアライメントがズレていて◇◇に××なストレスがかかってるからそこをアライメントを治すという形で行っていました。
よくあったのが膝の痛みの患者さんで歩く時の荷重応答期から立脚中期にかけてのknee in toe outやトレンデレンブルグなどか見られたら
「あー、異常な動き出てるから治すべきだな」
と思い、そこに介入をしていました。
それでもちろん楽になることもありますが自分の中で
「よっしゃ、動き変わったからいいかな」
と思って
「今痛みはさっきと比べてどうですか?」
と聞いたら
「んー、さっきと変わらないかな。」
あれれれれれれれれ
となってしまう時がありました。
今考えたらそうなってもおかしくないなと思えます。
その組織自体の柔軟性や隣り合った組織との滑走性、痛みの感じやすさ
そして痛みの組織とその動きとの関連性など
力学的ストレスを考えることはもちろん大事ですけど、それと同じくらい組織学的な部分をちゃんと把握した上で、その組織の痛みと動きの関連性を評価・予測することは個人的には大事だなと今になって感じることが多い。
それが一年目からできたら苦労はしないんやろうけど。
まあそれでも今も私自身苦労はしてるからまだまだ知識や治療・考え方の幅を広げていかんといけん。
日々前進あるのみ。
ほんなら〜