
記事『EVは電力不足の敵か救世主か』について ~「電力需給逼迫警報」発令を受けて
記事より…
『地震一つで、すぐに電力が逼迫してしまう 〜 簡単に考えれば、ネガティブな意見が出てくるはず。電力供給が不安定なのに、電気を大量に消費するEVが増えれば、さらに脆弱性が大きくなるのは自明の理』
『EVが普及すれば、必要な電力は、これまでとは比べものにならないほど大きなものとなるでしょう。その結果、今回のような停電騒ぎは、もっと頻発』
『電力不足になったら、社会の電力網ではなく、自宅にあるEVの電力を使えばいいという考え 〜 EVに余分な電力が溜められてなければなりません。計画的な利用が求められる』
『停車中のEVをまとめて活用しようというアイデア 〜 街中にあるEVを、電力グリッドの管理者がオンラインで管理し、必要に応じて充放電を実施。EVを仮想の発電所として利用しようという技術 〜 「今夜は電力需給が厳しいから、あなたのEVの電気を使わせてね。明日は我慢してね」ということにもなりかねない』
別投稿でも推考したが、要はEV一般化の時代は、「自家用車」の概念自体が変わらざるを得ないような、法的にも用途や使用法等の制限が課されること(→〝文化〟としての「クルマ」の終焉)が懸念されてならない。