キタマイマイカブリ羽化記録
この年はタッパーと湿らせた硅砂を使用した蛹管理をしていましたが、基本的には湿らせたピートモスの方がいいです。
(以下リンク参照。自分がオサムシ、ゴミムシに憧れるきっかけとなったプロのブログです)
ピートモスの利点は蛹室の崩壊が起こりにくい事と、蛹室を掘り返して中の蛹を観察する際にも大きく崩壊しにくい事です。
夏場の蛹は大抵がクーラーを効かせた部屋で管理するのがベストなのですが、その際、仮に乾燥したとしても蛹室の形が保たれるという点も優秀に思えましたね。砂だと少しの振動で崩壊します。
上記記事で紹介されているオオキベリアオゴミムシなんかは完全にカサカサに乾燥した床材の中でも無事に羽化する個体ばかりでした。
それでも多少の水分はあった方がいいと思いますが…というか、羽化後に気付かぬうちに渇水死させてしまうリスクを考えるとやはり水分は必要だと思います。
蒸れで死なせてしまうか、乾燥させてしまうか、の2択を迫られた場合は乾燥をとった方がマシ。という感じでしょうか。
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