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ピーマンのこぼれ種
ビオトープ傍に置いたピーマンの苗は度重なる霜を受けてすっかり枯れていた。
昨年はこの苗のおかげでピーマンを一度も購入する事なく生活ができた事を考えると、随分と世話になったと思う。
霊魂の存在を前提とした供養すら行いたくなるほどに感謝の気持ちが湧いてくる。
12月に見た時は収穫をせず放置した赤い果実が綺麗に残っていたが、それもほとんどが朽ちていた。
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果実を放置した物が
朽ちながらも残っている
プランターの下には春の七草「御形」ことハハコグサのロゼットが生え、そこに数多くのピーマンの種が溢れていた。
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ピーマンは種を乾燥させて保存するのがセオリーだが、今ここにある種も発芽能力を有しているのだろうか。
数十回の氷点下と太陽熱、融解する霜柱の水分に繰り返し晒されて多大なダメージを受けているため発芽はあまり期待はできないが、一応回収して播種を試みるのも一つの経験として面白いかもしれない。
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