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マイマイカブリの捕食


帰宅時、在住市内の河川敷に立ち寄ると、ヒメマイマイカブリの捕食に立ち会う事ができた。

マイマイカブリという生き物は日常においてそうそう出会う事はないはずだが、河川敷を歩く頻度が高くなると本種を含む大型オサムシ類の遭遇頻度が抜群に高まる。
そもそも餌となるカタツムリやミミズ、イモムシの数も多い。

ウスカワマイマイを捕食する
ヒメマイマイカブリ


マイマイカブリの名の通り、カタツムリを被るようにして捕食する典型的なシーンだ。

この光景を見ると、その和名に凄まじいセンスを感じてしまう。
かつては歴史的仮名遣いに則って「マイマイ」を「マヒマヒ」、「マイマイカブリ」を「マヒマヒカブリ」と記していた事が古い文献から窺える。



昨年は自宅ビオトープにて同種の繁殖や捕食シーンを観察する事ができたが、今年も本種に出会えるだろうか。




マヒマヒカブリ文献について

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