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なんすかこれ
ホタルイカが安くなっていたので買った。
菜の花と共にパスタに…と思ったが、そうしたアイデアが具体的に思い立ったのは翌朝だったので、適当に緑要因としてピーマンを足す。
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・水 400ml
・コンソメキューブ 1個
・目を取り除いたホタルイカ 好きなだけ
・ピーマン 1個
全部投入して茹でる…というか煮る。
今回は茹で時間12分のタイプのパスタを使用。
茹で汁を吸わせる(煮詰める)目的だとこれくらいの茹で時間の物を使った方が都合が良いと思っている。
茹で時間が短い麺を使う際は水を減らす。
スープパスタではなく、汁気を無くしたものを食べたいので強火で水分を飛ばす。
規定時間よりも早く汁気が無くなりそうだったら火加減を落としたり、水を足したり等を行う。
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煮詰まった後、冷蔵庫を見て本能のままに「食べたい」と思ったシラスも追加。
仕上げにオリーブオイルを垂らす。
なんすかこれ。
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多分名前の無いパスタ。
基本的にはアドリブでこういう事をして、成功したり失敗したりして、なるべく退屈しないようにする。
味の方は結構良かった。
まだ跳ね上がる余地が残っていると思う。
ピーマンは菜の花の不在を少しだけ埋めてくれる味だった。適度にほろ苦い。
菜の花の代用にしてはカテゴリが違いすぎるピーマンをなんとなく入れたが、菜の花の代用である事を意識しながら味わうと「大人になってからほとんど感じなくなったピーマンのほろ苦さ」に再び触れる事ができた。
苦味を探そうと意識すると、苦味を減らす方向に品種改良された現代のピーマンでもその味に気づける事を知る。
そういえば幼い頃は親から「苦くないよ」と言われて出されたピーマンを食べた際に、味覚や嗅覚をフル活用して自分が嫌だと感じる味をあえて探していた気もする。
ピーマンを嫌い続けるための理由をそこに探していた気もする。
ホタルイカとピーマン、わりとアリだと思う。
なんなら野菜としての甘さは加熱したピーマンの方が上なので、ホタルイカと合わせる際に菜の花よりも良い味になるポテンシャルを秘めているのかもしれない。
しかし菜の花の苦味がどうしても欲しい際の代用という目的には適さない。
今後は両方入れてその可能性を探るという事も検討したい。